テレビ、やたら党首討論ばやり。
いいことだけどね、山本太郎が呼ばれてるし、ぎりっと突っ込んでるし。
で、太郎の"経済オンチ"って発言が、あちこち軋みを立ててツイッターXのトレンドにまでなってる。
石破にしろ、野田にしろ、こうレッテル張られたら、カチンとくるよな。政治家として曲がりなりにもいっぱしの経済観は持ってるって自負してるだろうから。
で、太郎に反論しているんたが、
不景気にも減税しないって感覚は"経済オンチ"そのものなんだが、それ以上に二人の現実不感症の方が問題だって思うな。
石破、「安定財源として消費税は大切だ」って、今かよ!?野田「消費税の減税、廃止は金持ちほど恩恵を受ける」って、はぁ??少ない収入で消費税掻っ攫われる人たちのことわかってる!?
あんたらどこ見てんの?って話しだ。
当然、太郎は厳しく反論してる。
「あなたたち貴族は住んでる世界が違うんだ、見えてる現実が異なっているんだ」ってね。
そう、結局、ここなんだよ。
石破も野田も、所謂”大局的見地”ってもんから見下ろして意見表明しているんだ。俺たち大物政治家、日本の未来を背負ってるからね、って思い込みだ。
たしかにな、将来を見通して政治するってのは大事なことだ、が、今を無視して明日はないだろうが。
それも、五公五民と悲鳴が上がる生活の厳しさ、6人に一人が貧困って、じり貧国家の現実を放ったらかしにして、先々は、って話しにゃならんだろう。
石破や野田が現実を語れないのは、そういう現場を見ていないからなんだ。能登の被災地視察、お代官様の巡回、周りを囲むのは媚びへつらいの家臣たち。それに対して太郎は、炊き出しやら泥の掻き出し、膝を交えて彼が聞きだすのは、被災者の呻き。
立とうとしている足もとがまるで違うのさ。
そして、彼らは下を向かない。彼らが向けた顔の先には、将来なんかじゃなくて、財界や富裕層それになびく高位中間層の姿が見えているんだ。
それは自分たちの身分の安泰を保証するものだからな。
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