ステージおきたま

無農薬百姓33年
舞台作り続けて22年
がむしゃら走り6年
コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

ついつい、ジムトレ!

2017-02-18 09:27:21 | トレーニング

 冬場はもっぱらジムでのトレーニング。たまに暖かい日差しに恵まれても、つい足が向くのはジム「ゆるっと」。そろそろ大会に向けた準備もせにゃぁ、って思いはあれど、外に飛び出す踏ん切りがつかない。お日様出てても風強かったり、走る途中で汗かいたり、日陰にゃ雪道残ってたり、うーん、快適環境で心置きなく走れるジムランには敵わない。

 走り方も、スピードを自在に選べるし、坂道とかも傾斜、距離とも思いのままに設定できる。走った後の筋トレも悪くない。腹筋、背筋、上腕、懸垂、終われば血圧計って、すぐ風呂に直行、これも大きな魅力だ。ZUMBAのレッスンにもはまってしまって時には週2回のレッスン、ジムの魅力はますます上昇気味だ。

 ジム走りの弱点は、飽きる!この一言に尽きる。ぐるぐる回るゴムベースの上をひたすら走る。周囲の景色は止まったまま。変化するのは目の前のデジタル数値のみ。普通は走行時間と距離を表示させて走るのだが、遅々として進まぬことにうんざりして、消費カロリーに変えてみたり、ペース表示にしてみたりするんだが、そんなもんで気を紛らわせられるもんかい。後は、もう、もう、この退屈を難行苦行として耐えるのみだ。

 マシーン1台ごとに据え付けられたテレビを見ながら走るって手もあるが、これ、ダメなんだよねぇ。会話のリズムとかが、ランのリズムに合わない。狂わせられる。だから、音楽聞きながらてのも、試してみたが、やっぱり無理。こうなると、目の前をテレビのモニター画面に遮られ、目隠しされて走るようなもんで、辛さは倍増する。

 せめて端っこの1台でもいいから、モニター外してくれないか、って頼んだのが1年ほど前。そのときは、にべもなく、ダメ!の一言だったが、ここにきてどんな風が吹いたのか、東側の1台だけモニターを取り外してくれた。

 そうだろ、そうこなくっちゃ!みんながみんなテレビ見ながら、走ったり歩いたりしてるわけじゃないんだから。ほらほら、目の前にゃ雪に覆われた別世界が広がってる。カメラの性能悪くて遠くの山々は映っていないが、長井の西根とかその後ろの山並みなんかも見えるんだ。美しいじゃないか、気持ちいいじゃないか。せっかく用意してくれたこのモニターフリーマシーン、使用頻度が低いからやっぱりテレビモニター付けるか、なんてならないように、空いているときには、極力こちらをご贔屓にして、希望者多いんだよって、アピールを続けている。

 それにしても、デジタル画面って不思議な映り方するもんだねえ。画面右下の数値、これスピードなんだけど、4って見えるのウソだから。実際は10.4、ペース表示だと5分45秒/キロ。上の走行距離表示なんて、0!そんなぁ、本当は4.4キロだからね。そう、ここで、この日はマシーンランは終了。すぐにZUMBAに加わって、45分間。引き続きガーミンの室内ランで計ったら、両方合わせて9.9キロのランニングになっていた。

 ジムの楽しみ方ますます増えて、こりゃ外走りがさらに辛くなりそうだ。ヤバイ!

 

 

 

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漬物たちの今

2017-02-17 10:00:29 | 暮らし

 時折のドカッと寒波もなんのその、日差し、澄み渡って春の兆し。冬もここまでくれば、あと一息の辛抱だ。降り積もられた暮らしをしっかり支えてくれた我が家の漬物たち、どうやらお役御免の時が近づきつつある。

 2度目の白菜キムチは残り数株、これでお別れ、と思うと、もったいなくて食べられない。これまた2度目の赤カブ漬け、お酢の威力だな、未だ味歯ごたえともに、己の持ち味を主張している。だっぷり漬け込んだ山形青菜、このところの暖かさもなんのその、酢っかくなることもなく、日々食卓を彩ってくれている。ありがとう、漬物たちよ。

 毎日いただく青菜漬けなんだが、ちょっと頭が痛いのが葉先の部分だ。栄養価の高さから言ったら、茎の部分よりはるかに上、そりゃわかってる。でも、持て余してんだよなぁ、これが。なんせ量が多い。さらに、漬け込み前に干し過ぎて、やけに筋っぽい上に、しっかりつゆも吸っていて塩分多そう。皿に取り出すと、3日も4日も我がもの顔で居座ってしまう。どうしたって、歯ごたえぱりぱりの茎を食べてしまうからね。

 仕方なく、葉先部分は切り取って、ごめんなさいで捨てていたのだが、こりゃあまりに酷い仕打ちだって気が咎めた。そこで、松前漬けにしたらどうだろう?切り昆布と細切りするめがセットになった松前漬けの元、これに細かく刻んだ青菜漬けの葉先部分を一緒に混ぜ込む。一緒に入ってる松前漬け調味料なんて使わないぜ。基本は青菜の漬け汁、それに味醂と酒と醤油をちょっと足して味を調える。これなら、漬物じゃなくなって、常備菜の一品になる。昆布とするめと漬け過ぎ青菜、保存性も十分だ。もし、大きすぎたら、小分けにして冷凍しておいてもいい。よしっ、これで一件落着!

 うーん、なんか彩りが食欲をそそらんなぁ。あっ、いかん、ニンジン刻んでいれるの忘れてた。て、ことで、まだまだたっぷり残ってる保存ニンジン、これを刻んで混ぜて、完成だ。

 どうだい?美味そうだろ。これで厄介者の葉先も救い出せた。食卓に一つ味わいも添えられた。なんかとっても善きことをした気分だなぁ。 

 

 

 

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新作テーマは、妄想の効用!?

2017-02-16 09:44:24 | 演劇

 人間だれしも嘘をつく。その場逃れの苦し紛れだったり、たわいもない座興だったり、時には用意周到狙いを定めての策術だったり。トランプさんなんか、嘘で大統領になった。メディアや敵対勢力を嘘つきと罵り、自らの政策も嘘でがっちり補強して、一気に今の地位に駆け上がった。嘘で固めちゃいけない場所が嘘のコンクリートでこってり塗り固められ、その土台の上で多くの人たちが白黒構わず喚きちらし、こぶしを振り上げている。嫌な世の中になったもんだ。

 とは言え、僕も名だたる嘘つきだ。台本という嘘八百を吐き散らしている。今回もまた、新しい嘘をつく。そのテーマは、妄想!頭や心に根付いてしまった嘘っぱちを題材に取り上げる。

 現実にしっかり足を踏んまえて生きろ!ってよく言われる。たしかに、現実世界を無視して暮らしなんて成り立たない。なにかを成し遂げたけりゃ、否応なく現実と組み合わにゃならない。でも、いつもいつも世の実際、己が真実と向き合っているってのも、辛いことにゃ違いない。いや、誰だって、多かれ少なかれ、嘘や妄想の一つや二つ抱え込んでいるもんじゃないか。オタクって連中なんか、妄想世界に浸り込んで生き辛き世を漕ぎ渡っているわけだが、それは彼らだけの特技・特権ってわけじゃない。妄想が人を支える、妄想こそがお役立ち、そんな人間の心の裏側を覗いてみようってのが、次なる新作の狙いどころだ。

 妄想にもいろいろあって、オタクの幻想みたいな確信犯的なものから、当人はまったく妄想と気づいていない精神障害の領域のものまで、様々ある。統合失調症のように疑心暗鬼に苛まれ体調の不調まで引き起こすものもあれば、妄想症と言って、虚妄の物語をひたすら信じてはいるがそれ以外の局面ではまったく常人と変わらないなんて人もいる。

 どうやって人は嘘を紡ぎそれを大切に育てるのだろう。そこんところが、台本のキモの一つになるわけで、これは、もしかしたら、頭脳の中に嘘を信じる働きがあるからじゃないか?と考え始めていたら、お見事ドンピシャ、こんな本に出合った。

 脳の認知機能ってやつは、複雑な外界からの刺激を受けると、なんとかつじつまの合うように、認識してしまうって事実を脳科学の様々な新実験の成果を踏まえて教えてくれる。例えば、腹話術。実際に話をしているのは横にいる腹話術師だが、見る者は人形がしゃべっていると理解してしまう。だから、この芸の面白さが成り立つ。人形の口の開閉という視覚刺激と術師の声という聴覚刺激が同期してしまう、これが脳のつじつま合わせだ。他にも、壁の裏側にある手と内側に置いたゴム製の疑似手に同じ刺激を加え続けると、なんとそのゴムの手を実際の手だ認知してしまう、なんて衝撃の実験もある。

 要するにこうだ。簡単に認識できない複雑な外界刺激に遭遇すると、脳はなんとか真っ当な答えを求めて、嘘を築き上げて、つじつまをう合わせてしまうってことなのだ。ということは、現実が受け入れがたい状況にあった時、人は嘘・妄想の中に逃げ込むってこともありってことなんじゃないか。

 で、この本のもう一つの主張。そんな不合理な脳のつじつま合わせ機能、実は、とても役に立つ働きだってこと。そう、嘘が有用だってこと。そう、ここが今回書こうとしている台本の中心テーマなんだよ。

 さて、強力な理論的助っ人も得られたし、いよいよ、書き始めるとするか。タイトルは・・・・・

 

 

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筋肉女子に激しく共感!

2017-02-15 10:13:07 | トレーニング

 筋肉女子っているんだってねえ、初めて聞いた。ジムで筋トレに励んだり、スポーツでとことん筋肉仕上げたりして、ムキムキの体作るのを無上の喜びにしてる女性たちだって。NHKのシブ5時の特集で知った。

 女性の筋肉美コンテスト優勝者、サーフィン愛好家、アマチュアキックボクサー、過激な筋トレで驚異のダイエットを成し遂げた女性、4人をスタジオに招いて、なぜ鍛えるのか?なぜ筋肉か?筋肉の効用は?男はどう見るか?なんてことを彼女たちの並々ならぬ鍛錬風景や巷のインタビューなんかを織り込みつつ、紹介してくれた。

 いやぁぁ、みんないい体してる!って言うか、いい筋肉してる!筋肉って美しいなぁって改めて思った。その魅力に取りつかれるのに、男も女もないよ。

 ただ、違いは、見つめる世の中の目だ。男なら、逞しさは憧れの的だけど、女の場合、理想系とは真逆、的外れもいいところだから。可愛いとか、やさしいとか、たおやかだとか、優美だって既成の価値観に、女のムキムキは含まれちゃいない。街の男子たちも、「カッコイイ。でも、彼女とか結婚相手にはちょっと・・・」って反応がすべてだった。出演者4人のうち3人は独身者だったし。筋骨隆々の肉体美と、世間並みの女の幸せは両立しにくいってことなんだなぁ。

 それでも、彼女たち、男たちにちやほやされるなんて気にも留めてない。世間の後ろ指だって、勝手にほざけってもんだ。堂々と潔く、筋トレに励んでいる。

 それじゃ何なの?体を鍛える喜びは?

 「鍛えれば増加する筋肉!」

 「成長していく自分を実感できる!」

 「自分をコントロールできてる喜び!」

 「自分に打ち勝つ満足感!」

 わかるなぁ!すっごくわかる。筋トレジジイ、何度でも頷くよ。走り続けて腿の周囲が太くなっていくのが、目に見えてわかる。肩幅も広がり、胸筋が盛り上がる、その感動!すげー、この歳でも筋力は付いていくんだって驚き、喜び。腹筋が、ちょっぴりだけど、割れて行く満足感。自分の体に愛おしさを感じるようになる。ナルシスって言えば、その通り。自分を、自分を成り立たせている肉体を愛せないことの方がよっぽど寂しいじゃないか。

 性格だとか、才能だとか、知力だとか、これも努力で少しは伸ばせるだろう。でも、その可動域は極めて小さい。ところが、筋肉だけは、持ち主の頑張りにどこまでも応えてくれるんだ。

 筋トレは嘘つかない!筋肉は、平等だ!

 さらに言ってたなぁ、彼女たち。

 「体を鍛えたことで、仕事にも生活にも自信が生まれた!」

 「自己管理ができるようになった!」

 そういうことだよ。体はその人のベースだもの、それがしっかりと力に溢れたものになっていけば、心の持ちようだって変わってくるんだ。ぷにょぷにょの体じゃ、好きな女にアタックする勇気は萎える。テーブルぶちまける筋力あれば、DV男に蹂躙されることはない。

 運動が健康に欠かせないってのは、もう常識になった。次なる課題は、筋肉は精神を鍛える!筋トレは意識革命だ!ってことだな。

 さっ、ジム行って、走って、腹筋やっって、バーベル上げて、懸垂して来よ!

 

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シニア演劇学校6期生募集開始だぁぁぁ!

2017-02-14 09:33:36 | シニア演劇

 今年もやりますぞ、シニア演劇学校。いよいよ、折り返し点を過ぎて、6回目。うん?折り返し?てことは10回目指してるってこと?それ、無謀!そろそろ希望者、底ついてきてるって。

 そうだよな、よくここまで続いたもんだ。3期生の3人、なんて消滅の危機にさらされたこともあったけど、その後また立ち直って、常に6,7人の受講生を集めて乗り切ってきた。1期1年、再履修なし完全入れ替え制、毎年真っ新な人たち集めて開校なわけだから、シニアの演劇熱ってなかなかのもんだってことだ。

 簡単に前言翻しちまうけど、潜在的な希望者はまだまだ数多くいると思う。退職してまだまだ元気、これからさらに一花咲かせたいって人たち、常にトコロテンで押し出されてくるわけだし、演劇てのは、ハードルの高さがかえって征服欲をそそるんじゃないか。

 も一つ期待は、これまで5年間の実績だ。シニア公演に触れた人、けっこうな数になってるはずだ。11月の本公演、年々観客が増えて、昨年なんかついに400人を超えたからね。知名度も確実に上がってるって見ていいんじゃないの?まったくの初心者が2時間近い作品とかミュージカルとか仕上げてしまうんだから、評判はかなり浸透しつつあるって思うんだけど。

 でも、世の人の視界って意外と狭いから、そう、井の中の蛙ってやつ、へぇー、そんなのあったんだぁ!って人たちまだまだ多いと思う。だいたい、川西町民でもプラザに入ったことないって人がけっこういるくらいだから。どうやったら、そういう人たちに情報を届けられるか、そこが大きな課題だ。マスメディアが関心持ってくれるといいんだけど、あの世界って、1度取り上げると、2度目はないからなぁ。

 私なんかにできるだろうか?なんて悩みは一切無用。85歳の人まで、見事初舞台を飾ったんだし、メンバーの記憶力に合わせて?セリフ量も当て書きするから、大丈夫!それと、上のポスター、真ん中の写真をみてくれ。前列の8人が5期生、その後ろに立つのはすべてバックアップメンバー。菜の花座や演劇学校OB,OGがしっかり支える。ついでに、僕の書くものも、いつも面白い、本当かい?1年間、後悔はさせない自信はある。

 て、ことで、やろうよ演劇!シニア6期生、ただ今募集中!

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