ステージおきたま

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コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

息子からの誕生日プレゼント、アマゾンギフト券。さて、何に使うかな?

2022-11-25 15:43:34 | 暮らし
父親の誕生日を覚えてるって、なんと大した息子じゃないか!自慢じゃないが、俺なんて両親どっちの誕生日も覚えちゃいないぜ。いや、覚えたことさえ、ないっ!
天から誕生日ってもんに重きを置いちゃいないんだ。生々流転、諸行無常って言うか、今だけを生きる人間なんで、昔のことは考えない、すぐに忘れる。
そんな浮世の義理は脱ぎ捨てっぱなしの親なのに、父の日と誕生日のプレゼントを欠かさない息子の律義さ。いつもながら、こういうのって遺伝じゃないな、親の手から離れたところで良く育ったもんだ、って他人事のように感心する。
親なんて、もっと粗雑に扱っていいんたぜ、使える時はこき使ゃぁいいんだから、って言ってやりたい気もするが、貰えるものは確かに有難い。普段手が出にくいモノを買うのには丁度いい。いつの間にか、購入希望品をリストアップして待っていたり、って、行かんなぁ。物欲礼賛、心待ち、みたいで惨めったらしいことこの上ない。
なんて、言いながら、今年もすでに欲しいモノリストは出来上がっているのさ。
ノートパソコン、それも持ち運び容易な画面小さめのモバイルパソコンってやつ。この夏、あまりの暑さにモスで台本書きしようと、ずっと放置したままのHPのノートパソコン抱えて出かけたんだが、バッテリーは完全消耗、まったく使い物にならなかった。これはしたり!とバッテリー買い替えなくっちゃ、で交換してみたのだが、動くにゃ動く、が、遅ぇぇぇぇ!モニターと黙ってお見合いしてる暇はないんだぜ。しかも、何故かメールソフト開けねえし。ダメだこりゃ。結局、酒田のマラソンのお供にも使えなかった。
出先でパソコン使うなんて、来年の夏までそうは有りそうもないんだが、なんか気になりだすと自然と目が行く物欲の浅ましさ!これに付け入るWeb広告の凄まじさ!
ちょっと待て!そんな、10数万も出せるわきゃないんだぜ、年金ジジイに。って一人不貞腐れて怒りの突っ込み入れてたら、そうと気づいた?ポップアップ広告、中古パソコンをやたらと勧め始めたんだ。
ええーっ、うそぉ!半額以下、どころか7割、8割引きって、そんなの欠陥品に決まってんじゃねえか。届いた端から動かない、とまではいかなくとも、保証が切れた途端にダウンとか、おんぼろの傷だらけとか、まっ、持ってけ泥棒!の香具師の口上売りみたいなもんに違いないさ。冷やかしでお遊びするゆとりはないんだって、こちとら。
ええい、うるさい広告だぜぇ、って無視していたんだが、やたらいろんな会社が宣伝送りつけて来やがる。こうも熱心にすり寄って来られると、どれ、どんなもんか見てみるか?あるいは掘り出しものに出くわすかもしれん、ってあちこちのサイトを覗き見するようになってた。
で、わかったのさ!なんと、アマゾンなんて、この中古パソコンの一大展示場になってたんだ。パソコンで検索すると新品より中古品がだだっと掲示されるんだ。って、ことは、この中古パソコンってけっこう需要も大きくて、隠れファンが少なからずいるってことなんじゃないか。
これは、ちょぃとマジに探してみてもいいかも知れない。多彩な機能なんていらない。持ち出しに便利で、物書けて、ネットに繋がりゃいいんだ。大容量のハードディスクも不要、ゲームできるような素早さも要らない。
問題は信頼性だよな。同じ機種の同程度の装備でも値段はピンキリと言わないが、けっこう幅がある。扱う中古再生販売業者もずいぶんあるようなんだぜ。
まず、機種を決めようか。
12.1インチのモバイル、評判良くて見てくれ良くて、性能もまずまず。だったら、これだろ。パナソニックLet's note CF-SZ6!
うん、悪くない。ジジイが持つにゃちょっと気障ったらしいが、外で書き物するんだ、少しぐらい気取ったっていいだろ、って中古だしなぁ。
さて、これと決めたら、どこから買う?ここからが大いに戸惑うところだ。中古品業者の信頼性をどう見極めるか?
と、この先はまた次回!悪いねぇ、昔の紙芝居、今時のネトフリドラマみたいに引っ張っちまって!

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越冬野菜の収穫だぁぁ!

2022-11-24 10:53:13 | 畑仕事
いくら暖かいからって、そろそろ越冬野菜たち畑から上げてやらないとね。雪はまだ先みたいだけど、雪囲いもあるしなぁ。これ以上大きくなりそうもない野菜は収穫して保存しよう。
大根、こりゃすべて抜いちまっていいな。小カブは残り少ないからそのまんま畑に置いて、その都度引き抜いて使うことにして、大カブと赤カブは漬物中心なので、すべて収穫だ。
キャベツは2度に分けて種まきしたうち、早い方はもういいだろう。10日遅らせた雪中甘藍はまだまだ元気はつらつ!生育途上、雪が降るまで待ってもいいだろう。一緒に種まきしたカリフラワーも取れるのは2つかな?これも葉っぱは霜にもめげず頑張ってるから、やっぱり後でだ。
じゃんじゃか収穫してキャリーに積んだらこんなにどっさり!
ただ、このまんま保存するわけにゃいかない。大根、カブは洗って茎、葉を切り落す。キャベツも虫食いがけっこうあるので、その糞とかを洗い流す必要がある。
うぅっ、寒い!なんだよ、晴れるって言うから今日水仕事することにしたのに。お日さん時々顔出すだけだぜ。そうか、風の強さと向きはチェックしなかったな。西南からの風、冬の季節風の強いこと!うーん、これはしたり!
今さら中断なんてしたくない。まだ新鮮なうちに土を落としてしまわないとな。畑の井戸で1本1本、1個1個、丁寧に洗っては茎葉を切り落す。
いやぁ、なかなか終わらないぜぇ。
作り過ぎても無駄になるだけだからと、畑の半畝にしたりしたんだが、まさかこれほどあるとはなぁ。でも、これから4月まで5カ月近く、この野菜たちで生き延びて行くんだから、多いに越したことはないか。知り合いに送る分もあるしな。
おっと、昼まで掛かっちまったぜ。小屋に運んで、大根、カブは米袋に入れて保存、キャベツは新聞紙に包むんだが、もう、いいや、今日はここまで。キャリーごと小屋に突っ込んで、越冬野菜収穫の1回目は終了だ。
残ったニンジン、2回目キャベツとブロッコリーはいつだ?天気予報見ながら作業時を見極めるとしよう。
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今年は生り年?柿も銀杏も

2022-11-23 15:58:36 | 果樹
果樹って不思議だよなぁ。生り年てのがあるんだぜ。
去年はまったく実を着けなかった柿と銀杏、今年は盛大にプレゼント届けてくれた。

毎日、鵜の目鷹の目拾っておかないと、危なくって歩けやしない。さっぱりだった去年と大違いだ。まるまると太ってて、これだと銀杏も大粒で食べ応えあるぞ。中には双子も少なくないんだが、これも生り年故なのか?
不思議なのは、我が家の樹ばかり隔年着果するわけじゃないってことだ。柿は去年どの家もどの樹も貧弱な実着きだったんだ。ここら辺の柿みんなで示し合わせて着果ストライキでもしたのかい?
それが今年はどの樹もたわわな実り!自然の神秘ってやつだなぁぁ。
そう言えば、今年は柿の変形果がどこでも見られたんだが、これはどうやら花咲く時期の異常高温に原因がありそうだ。って、ことは、こっちは人間様の行いのせい、罪深いぜ温暖化。
去年の柿不作は、拙い剪定技術のせいだと悔やんでいたんだが、そうでもなかったってことだ。と、すると、来年はまた収穫皆無?いやいや、それは勘弁してくれよ。少なくってもいいから、楽しみ与えて欲しいもんだぜ。
生り年の反対は裏年って言うんだって聞いたことがある。実を着かせ過ぎて、翌年の花芽が十分育たないからなのかも知れない。そうか、少ない花芽を大切に、やたら切ったりせずに、軽めに剪定だな。

もっと下ろしてしまいたい枝はたくさんあるんだうずうず。でも、我慢、我慢!ここまでで止めにしておこう。手前側横に張った枝は、日当たり良くて実が着きそうだから、しっかり支柱を立てて、雪に負けないように応援した。
だから、頼むぜ来年も!
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時には外から見ることも!『フェイクVsフェイク』

2022-11-22 15:05:51 | 菜の花座
菜の花座公演『フェイクVsフェイク』、公演を2本の作品で組むってのも新しい試みじゃあるよな。フェイクニュースの裏と表、1時間の中編で描いて繋げた。
悪評?「菜の花座の芝居って長い!」を払拭する効果はあったと思う。Netflixとかテレビドラマ、50分から1時間で次回に続く、だろ、見る側の集中力、忍耐力には1時間もので前半、後半てのは理に適っているんだよ。
なんて、勝手にほざいておくさ。
演出を二人の団員にお任せした、てのも初の試みだ。

台本書く前から、2人をセレクトして、それぞれの得意としそうな設定とキャスティングを考えてから書き始めたんだ。ここら辺の気配りは、座長ならではだぜ、なぁんて、またまた自惚れだ。
視力、体力、気力の衰えで、夜な夜な稽古に通うのが億劫になってたってことが偽らざる理由だが、名目としちゃ、新しい演出家が育って欲しい、真新しい舞台作りをして欲しい、体制変革のソフトランディングをって意図もあった。
うん、時には他人に任せてみるもんだなぁ!
ええーっ、そんな演出する?とか、それ、可能性あるあるだよ、なんて、俺じゃとても思いつかないシーンが幾つかあった。
電信柱を登場人物が押して出て来るとか、

場転をブルーのホリライトでシルエット見せながら行うとか。カルト教祖の衣装がチマチョゴリ風なんて、「あっと驚く為五郎」(これ教祖のセリフ)だったな。

台本に囚われず、役者たちを自由に動かしていたのも良かった。



でも、一番効果的だったのは、役者たちと自由に意見出し合いながら作っていけたってことみたいだな。明るく楽しく稽古が出来たってすごく喜んでいた。座長様の演出では、すべて指示待ちの北朝鮮金正恩体制になっちまってたからな。大いに反省しなちゃ。とは言うものの、セリフの言い回しや間の取り方なんかは、理屈じゃないからね、そこんとこあと0.2秒早く!なんて理由聞かれたって説明できるものじゃないもの。次回からは、こちらで指定する前に役者に考えさせるってやり方も取り入れていかないと、いかんなぁ。
後をしっかり引き継いでくれる演出家が二人も育ったってことも大きな成果だが、一度身を引いて任せきりにしてみて、よしっ、今度は俺が!って意欲がムラムラと湧き上がってきたのも想定外の効果だった!
打ち上げじゃ、次回6月公演は、誰がなんと言おうと、俺が演出するぞ、覚悟せい!って宣言した。
とかく意欲がすり減って行く後期高齢者を奮い立たせてくれたってのは大いに感謝だぜ。
もっとも、役者たち、また上からガミガミ押し付けられるのか、やれやれってうんざり気分だろうけどな。
なんのなんの、そんなこたぁ、お構いなしだぜ。君ら、まだまだ足りない部分がたんとあるんだからな。来年はビシバシ行くぜ!


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舞台はまずまず、客席は?

2022-11-21 12:08:12 | 菜の花座
菜の花座公演『フェイクVsフェイク』無事?終了。ミスもあったけど、まっ、2か月の稽古期間の割には、よくあそこまで仕上げた。台本遅延で迷惑かけた立場としては、感謝しかない。

役者たちは二つの作品、どちらも熱演だった。この舞台で大きく成長した役者も少なくなかった。
ただ、客席が寂しかったのか、ちょっと・・・
これまでの半分程度の入りだったんだったなぁ、これも台本遅れのせい?ここに来てコロナが勢い盛り返して来たてのも大きいかな?
客席が閑散としていると、お客さんたちの気持ちも盛り上がらない。中に笑いや拍手で応援してくる人もいて、その声援が励みにはなったけど、もっと、ホール全体が熱く盛り上がるよう努力しないとね。
も一つ盛り上がらない理由は、作品のテーマのせいだったかもなぁ。フェイクとかSNSとかって、高齢者の多い菜の花座の観客には、ピンと来なかったかもしれない。高齢者のケアハウスに場所を設定したとしてもだ。

年齢が高い、ってことばかりじゃなく、地方の年寄りの興味関心の向かう方向が違ってるってこともあるんじゃないかと感じた。田舎はまだまだお茶のみの世界だからなぁ!スマホやSNSで社会と繋がりたい、なんて主人公の願いは、どこの話し?何のこと?って脳内を痕跡残さずスルーしたことだろう。
後半の『捏造不倫』にしても山場は、ツイッターの連投と”いいね”の連打でフェイクニュースを拡散してバズらせるってシーンだ。これなんか、高齢者でなくても、地方在住者には縁遠い世界なんだと思う。

書く側の独りよがり?うん、そう見なされても仕方ないかもしれない。こちらの問題意識と観客の見たい世界とが乖離してしまってるってことだ。
まっ、今に始まったことじゃない。地域の人たちの好む話を舞台に乗せるって気配りはほとんどしてこなかった、俺の場合。高校演劇でも、高校生の生の声とか等身大とかってまるで興味なかった。
疫病で見捨てられる年寄り、とか、クローン人間の肉体代替利用の問題とか、3.11以降海上を彷徨う霊魂の寄る辺なさとか。限界集落にとどまる老婆と座敷童の交流とか・・・あっ、なんか、ちょっと時代を先取りしてたんじゃないか?
地元の観客なんて無視して書いてる、ってわけじゃない。縁遠いテーマをできるだけ身近に引き寄せて面白く描くって努力はしてきたつもりだ。が、結局力量不足ってことなんだろう。
第1話『年寄りに告ぐ』なんて、ずいぶんサービス?して家族に見捨てられる老人とか、新興宗教「金豚運」の教祖、

これ統一教会の壺とマザームーンのパロディになっていた気がするんだけど、とか、ギャンブル狂の男とか、年寄りの世話にうんざりしている介護士のねぇちゃんとか、分かり易いキャラクターを散りばめたんだけどなぁ。
今さら、地域の課題を探して書く、なんてことするつもりはない。これからもこっちの関心のあるテーマを書き続けるさ。ただ、その少し遠くにある話題を、いかにお客さんの心と頭脳に突きさすか?ここの配慮と手立ては、もっと、もっと、練りに練って仕込んで行かなきゃならんだろうな。
そう、そこが不足の部分なんだからな。
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