家から離れた畑6畝ほど、カボチャ取って、里芋掘って、大豆も引っこ抜いて、残ったのは小豆!えっ、いつもと違う。遅いよ、熟すのが。
これまでだと、大豆を抜く前から、莢を手摘みしてたんだ。株によって、進み具合がずいぶん異なってたから、何度かに分けて収穫した。
今年は、大豆が終わっても、まだ青さが残ってて、11月に入ってやっとこさ刈り取った。この遅さ、枝葉の繁り方も見るからに徒長気味、栽培方法を間違えたかなぁ?種まきが早過ぎたとか、堆肥が多かったとか。
でも、豊作ってわけにゃいかんけど、そこそこ莢も着いてるし、実の入りも悪くない。弾けて落ちる小豆の粒も少ないしなぁ。どうしたんだろ?
キャリーに枝がらみ積みこんで家に戻ったら、神さんから貴重なヒントあり。今年は種に粒の大きなものを選んだったって。なぁんだ、去年までは2種類混植してたのが、今年はほぼ1種類に限定されてたんだ。それで!
実りも遅いし、脱粒も少ないし、莢も揃ってるんだ。納得だぜ。これなら一時に一気に抜き取れる。手取りでしこしこなんて縄文農業?することもない。粒自体も大きいんなら、なおさらのこと願ってもないさ。
そうかぁ、テレビで見た北海道の小豆収穫、これが秘密を解く鍵だった。コンバインで一気に刈り取ってて、えーっ、実りに時間差ないの?って不思議に感じたんだが、そういう品種だったんだ。
それならいいんだよ。来年はこの小豆が種になるわけだし、生育の遅れに不安感じる必要もない。
収穫後、晴れ間を見てはキャリーを日差しの当たる場所に出して乾燥作業を続けている。
だいぶ乾いてきてはいるが、莢がしっかりしているので弾けたりしていない。
さて、どうやって脱穀するか?
大きなもみ殻用ネット袋に詰めて踏みつければ、莢から外れて出て来るんじゃないか。それを唐箕に掛けて、か?
今日も秋晴れ。強い日差しにいよいよ乾燥も進む。明日あたり脱穀作業に入ってもいいかもなぁ。