収穫は畑に軽トラ乗り込んで、じゃんじゃか引っこ抜いて来た。干すのはトラクターのロータリーの上とトラックの荷台。このアイディア、いいなぁ、上手く行った。雨降りでもまったく心配なしだったもの。
10日も経って乾燥も十分!ほらほら、脱穀しなくちゃよ。
うーん、踏ん切りつかんなぁ。いつもだと、これは神さんの領域なんだ。なまじっか手を出すと機嫌が悪い。まっ、気のすむようにやって、でお任せしてきた。
が、今年は神さん膝故障!どうにか歩けるようにはなったが、まだまだ足を引きずってる。一人でやるとなると、うーん、2日仕事かなぁ。って、いつまで先延ばしするんだよ。
よしっ、今日は晴天、風もなし。明日もまあまあの天候、となりゃ思い切って取っかかるぜ。
まず、脱穀スペースを準備するのがけっこう大変。機械に弾かれた豆が四方八方飛び跳ねるから、どでかいブルーシートを広げてその上に脱穀機を設置し、シートの縁を持ち上げて周囲に壁を築く。飛び出した豆はそこに当たってシート内に落ちるって工夫だ。
ここまで用意周到整えたところで、神さん登場、手伝うと言う。大丈夫かよ?また、再発悪化して歩行不能、なんてならないだろな?
こちらの心配を軽くいなして、自分の動きやすい仕事だけするってことになった。大豆脱穀は自分の仕事だ!って縄張り意識、いや、責任感が強いのだろう、まっ、助かるには相違ないんだが。
お陰で、こちらは扱き方に専念、次々と大豆の枝を扱き部分に差し込んじゃ豆を落として、枝を捨てる作業に集中ではきた。
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差し込んだ大豆の枝は、機械の中で回転する鉄爪に叩かれて、殻から落とされ、篩に掛けられる。葉っぱや殻は前に吹き飛ばされ、
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豆は下の排出口から流れ出て来る、って、言うほどスムーズに行きゃしない。大量の豆殻も一緒に出て来るので、すぐに詰まる。掻きだす仕事が必要になり、その部分も神さんが担当してくれた。
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やっぱり二人で取り組むと効率的だ。仕事の仕方についちゃ、あれこれと自分流を押し付けてきてうるさいが、まっ、豊富な経験を尊重して、言われるままに従い、午前中に黄大豆を終え、午後も2時間程度で茶豆、青豆、黒豆の3種類を脱穀し終えた。
機械通しの後、粗いもの、目の細かいものと2度篩って、米袋に詰めて、終了だ。まだ、殻のかすとかたくさん混じっているので、唐箕に掛ける必要があるが、それは冬場でもできる仕事。
取りあえず、ここで大豆の仕事はあらかた完了ってことだ。まさか、1日で終われるなんてな。
今年の農作業も終わった!って、大きく一息つける、これが大豆の脱穀作業ってもんなんだぜ。