Credidimus Caritati 私たちは天主の愛を信じた

2024年から贖いの業の2000周年(33 - 2033)のノベナの年(2024-2033)が始まります

Sermon on La Salette and the love of God|Sermon au sujet de La Salette et le Commandement de charité

2021年09月18日 | お説教・霊的講話

アヴェ・マリア・インマクラータ!

愛する兄弟姉妹の皆様、2021年9月19日は聖霊降臨後第十七主日です。

「テレワーク」方式ではありますが、皆様にYouTubeで「聖霊降臨後第十七主日の説教」の動画をご紹介いたします。

ドモルネ神父様による、英語、フランス語のお説教です。

この動画が気に入ったら、お友達にもご紹介くださいね。

天主様の祝福が豊にありますように!

トマス小野田圭志神父


三位一体の真似をして、私たちの命と、永遠の命と、聖徳と、私たちの愛する人々全てを、ヨゼフ様の手に委ねる

2021年09月18日 | お説教・霊的講話
アヴェ・マリア・インマクラータ!

愛する兄弟姉妹の皆様、明日の東京のミサは入谷ホールです。

2021年3月21日(主日)御受難の主日のミサ
聖ピオ十世会司祭 トマス小野田神父 説教(東京)

聖父と聖子と聖霊との御名によりて、アーメン。

先ほど会長が仰って下さったように、このミサの直後に、司祭の退堂の前に、アジア管区と、私たち聖ピオ十世会日本と、常駐の司祭、信徒の皆様、私たちの活動を、日本の全てのミッションを、聖ヨゼフに奉献致します。これは聖ヨゼフの祝日に修道院で行ないましたけれども、もう一度皆さんと一緒に行ないたいと思っております。どうぞ心を合わせてお祈り下さい。

今日は、聖ヨゼフ様に私たちを奉献しようとしますが、なぜ奉献するのでしょうか?なぜそんなに大切な事なのでしょうか?

なぜかというと、私たちは三位一体の真似をしようと思うからです。三位一体は、人類の永遠の命の救いの為に、贖いの為に、最も必要な最大の宝を、聖ヨゼフに委ねました。イエズス様天主の御言葉と、マリア様です。

皆さんがもしも、莫大な何億というお金があって、宝物を持っていて、秘密の暗証番号があって、その銀行の通帳があって、それを誰かに預けなければならない時には、本当に信頼のおける、絶対に裏切らない、高貴な人にだけ、それを委ねる事ができます。

三位一体は、その人を見つけました。それが聖ヨゼフです。ヨゼフ様は、それだけの信頼のおけるに値する、最も立派な聖なる方だったからです。

私たちは、その三位一体の真似をしようと思っています。私たちの最も大切な命と、永遠の命と、救いと、聖徳と、そして私たちの愛する人々全てを、ヨゼフ様の手に委ねようと思っています。これから世界がどのように変わっていくか、激動の時代を迎えつつある中で、聖ヨゼフに信頼して、これを委ねたいと思っています。

どうぞ皆さんもなさって下さい。ヨゼフ様は必ず私たちを守って、私たちの為に特別の力を見せてくれます。

では、私たちは聖ヨゼフ様にお祈りをして、委ねるだけで良いのでしょうか?私たちはそれで終わりなのでしょうか?

いえ、私たちは更に、ヨゼフ様の聖徳を真似る事に致しましょう。「聖ヨゼフに対する信心をすればするほど、私たちの聖徳がますます高められる」と、霊的著者は言っています。どうしたら良いかというと、聖ヨゼフがやった4つの事を行ないましょう。

まず第1に、ヨゼフ様に倣って、特に「聖霊の息吹に、聖霊のインスピレーションに常に従うように。罪の機会を避けて、そして私たちが為すべき善を喜んで、聖霊の導きに従ってする」という事です。

第2に、ヨゼフ様に倣って、「私たちの祈りと日常の仕事をいつも一致させる」という事です。聖ヨゼフにとって仕事は祈りであり、そして全ては祈りの内に行なわれていました。

第3には、ヨゼフ様に倣って、「マリア様に対して特別の愛と敬意を払う」という事です。
ヨゼフ様がマリア様のその童貞性、またその母性を見て、どれほどそれを素晴らしいと感嘆して、それに倣おうとした事でしょうか。その慎ましさに倣おうとした事でしょうか。マリア様と一緒に生活すればするほど、その美徳を見て、ヨゼフ様もそれに倣ったに違いありません。

第4に最後に、聖ヨゼフに倣って、「イエズス様とのその親しい関係に入る」という事です。特に聖ヨゼフは、イエズス様の御謙遜、イエズス様の犠牲の心、従順について、それを目の当たりにして、感嘆したに違いありません。そしてヨゼフ様自身も、イエズス様に真似たに違いありません。

私たちもヨゼフ様のように致しましょう。今日、どうぞこの奉献をなさって、そして皆さんの全てを聖ヨゼフにお委ね下さい。




三位一体の天主聖父は、最も大切な聖子を聖ヨゼフ様に任せました。

2021年09月18日 | お説教・霊的講話
アヴェ・マリア・インマクラータ!

愛する兄弟姉妹の皆様、明日の東京のミサは入谷ホールです。

2021年3月19日(金)童貞聖マリアの浄配、証聖者聖ヨゼフの大祝日のミサ

聖ピオ十世会司祭 トマス小野田神父 説教(修道院にて)

聖父と聖子と聖霊との御名によりて、アーメン。

このミサの直後に、ヨゼフ様の御影(ごえい)を祝別して、そしてこの修道院と、そして私たちのミッションと、皆さんを全て、ヨゼフ様に奉献いたします。その後で聖ヨゼフ様の聖歌を歌いましょう。最後にミサの後の祈りを御捧げ下さい。

なぜ、その奉献をするのでしょうか?それは、ヨゼフ様に対して聖三位一体がした事を、私たちが真似たいと思うからです。

三位一体の天主聖父は、最も大切な聖子を聖ヨゼフ様に任せました。イエズス様の命を守るのは聖ヨゼフ様でした。

聖子イエズス様も、御自分を全くヨゼフ様に委ねました。そして私生活の間は、全てヨゼフ様の言う通りに、従順に従いました。天主がヨゼフ様に全く委ねました。

天主聖霊も、マリア様を、浄配であるマリア様を聖ヨゼフに委ねました。

聖子イエズス・キリストに倣おうとするキリスト教信者は、やはりイエズス様がなさったように真似なければなりません。

マリア様に捧げられたこの修道院の修道院長は、実はマリア様の汚れなき御心ですが、マリア様は是非、この修道院と、私たち日本のミッションと、皆さんを、聖ヨゼフの元に委ねたいと思っておられます。ご自分を全て委ねたのですから、ご自分のものを全て、聖ヨゼフに委ねたいと思っておられます。

ですから、今日その事をはっきりと表明して、聖ヨゼフにぜひ私たちを守って下さるように懇願します。

特に現代はヘロデのように、イエズス様への信仰、天主に対する信仰、自然の秩序さえも壊してしまうことが流行っています。全てをキャンセルする、キャンセル・カルチャーです。聖伝のミサはもちろん、自然の秩序、結婚制度、過去の歴史、全てを無いものにしようとしています。このような時代にこそ、ヨゼフ様に私たちを守って下さるように、お祈り致しましょう。

聖父と聖子と聖霊との御名によりて、アーメン。




--このブログを聖マリアの汚れなき御心に捧げます--

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