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「ある王が自分の世継ぎの王子の為に婚宴の大宴会を開いた」という今日福音の例え話は、実は、実際の話です

2020年11月07日 | お説教・霊的講話
2020年10月11日(主日)聖霊降臨後第19主日のミサ

聖ピオ十世会司祭 トマス小野田神父(大阪)

聖父と聖子と聖霊との御名によりて、アーメン。

愛する兄弟の皆さん、
「ある王様が、自分の世継ぎの王子の為に、婚宴の大宴会を開いた」と、今日福音の比喩が例え話がありますが、実はこれは、実際の話です。

天主聖父が、聖子の婚宴に、私たちを招いています。

その聖子の婚宴というのは、「天主の本性と人間の本性が、天主の御言葉のペルソナにおいて一致した」という神秘的な婚宴、一致の大宴会です。

そして主日のミサは、私たちの、この婚宴の式のリハーサルです。

ちょうどマリア様が御託身の時に、「仰せの通りに、私になりますように」と言って、そのお言葉を発したその瞬間、御胎内の清らかな婚宴の寝室で、天主の御言葉のペルソナにおいて、人間の本性と天主の本性が一つに合体した、その神秘、それと似た事が今日、御聖体拝領の時に起こります。

私たちを愛する、そして私たちが愛する花婿であるイエズス・キリストを、どうぞ御聖体で受けて下さい。

マリア様に、この良い御聖体拝領ができる御恵みを乞い求めましょう。そして天国の永遠の至福の宴会に連なる御恵みを、乞い求めましょう。

聖父と聖子と聖霊との御名によりて、アーメン。





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