Credidimus Caritati 私たちは天主の愛を信じた

2024年から贖いの業の2000周年(33 - 2033)のノベナの年(2024-2033)が始まります

イエズス・キリストは、私たちに御聖体、御血、御母、全てを与えたにも関わらず「もしかしたら人々は愛を信じないかもしれない」と恐れたかのようです

2021年04月12日 | 聖伝のミサの予定

2021年3月28日(主日)枝の主日のミサ
聖ピオ十世会司祭 トマス小野田神父お知らせ

聖父と聖子と聖霊との御名によりて、アーメン。

今日は枝の主日で、お知らせがあります。

1つは、来たる聖木曜日・聖金曜日・聖土曜日と、夕方に典礼があります。
また聖金曜日、聖土曜日には、朝課もあります、朝の9時からです。

ロザリオの十字軍も、聖木曜日までとなっています。「ミサが私たちにとって自由に与る事ができますように。多くの召命が与えられますように」という意向で、ロザリオの十字軍をしていますけれども、一旦聖木曜日で、この集計を取ります。今まで私に報告して下さった方も、最初からのぜひ記録を教えて下さい。これを本部に報告致します。ロザリオの十字軍の報告をお願い致します、聖木曜日までです。

第2は、聖金曜日は、大斎小斎の日です。寛大に御捧げ致しましょう。

特に聖金曜日は、4月の初金曜日です。イエズス様は、「十字架の上に私が高く上げられたら、私は全て、私の元に引き寄せる、呼び寄せる」と仰いました。

まさに十字架の上で、イエズス様は私たちを呼び寄せておられます。特に御死去の時に、私たちに全てを与えて後に、イエズス様はそれでも足りなかったと思われたかのようです。私たちに全てを与えて、御聖体を与えて、御血を与えて、御母を与えて、秘跡を制定して、そして全てを与えたにも関わらず、「もしかしたら人々は、イエズス様の愛を信じないかもしれない」と恐れて、イエズス様は、どれほど私たちを愛しておられるか、という事を見せようと思いました。

そこで、御自分の聖心を、私たちの方に開いて、全ての御血と水を、私たちに流されました。これでもか、という愛を、私たちに見せて下さろうとしました。聖金曜日です。イエズスの聖心、初金曜日にも当たっています。

昔、かつてエルサレムの人たちが、イエズス様の愛を信じなかった時に、「私はどれほど、雌鳥が、雛を羽の下に抱えるように、抱きかかえようとした事か」と言いましたけれども、イエズス様は、「羽」ではなくて、私たち雛を、御自分の「心」の中に、心臓の最も奥深くに入れて、保護して下さろうと思われました。

ですから、このイエズス様の聖心の愛を信じて、これに信頼して、この中に深く入りましょう。そして私たちは、もしも十字架を受けたなら、イエズス様からの愛として、イエズス様の愛を信じつつ、イエズス様と共に、これを御捧げ致しましょう。

マリア様がいつも私たちを、イエズス様の聖心の中に守って下さいますように。

良い聖週間をお迎え下さい。

聖父と聖子と聖霊との御名によりて、アーメン。



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