Credidimus Caritati 私たちは天主の愛を信じた

2024年から贖いの業の2000周年(33 - 2033)のノベナの年(2024-2033)が始まります

聖パウロ「私たちはどうやって注意深く歩んでいるか、人生を歩んでいるかをよく見てみよう。愚か者ではなく、知恵ある者として時を贖え。」

2020年11月11日 | お説教・霊的講話
2020年10月18日(主日)聖霊降臨後第20主日のミサ

聖ピオ十世会司祭 トマス小野田神父 説教(大阪)


聖父と聖子と聖霊との御名によりて、アーメン。

愛する兄妹姉妹の皆さん、

今日、聖パウロは言います、「私たちはどうやって注意深く歩んでいるか、人生を歩んでいるかをよく見てみよう。愚か者ではなく、知恵ある者として、時を良く使え。時を贖え。そして天主の御旨が何であるかを、よく理解せよ」と、私たちに願っています。

「天主の御旨」とは何でしょうか?「時を良く使う」とはどういう事でしょうか?

それは、「私たちが、この今ある、与えられた時を、天国の為に有効に使う」という事です。

天主の御旨は、「私たちが聖なる者になる。聖人になる。大聖人になる」という事です。

そしてつまり私たちは、「天の永遠の宴会に、婚姻の、聖子と人間の本性の結合したこの婚姻の宴会に、私たちも諸聖人と共に連なって、そして永遠に天主を讃美して、感謝する」という、これこそが天主の御旨です。

その為には一体、どうしたら良いでしょうか?

私たちは「イエズス・キリスト」に行かなければなりません。ちょうど今日の福音の王官のように。

彼は王に仕えるものでしたけれども、私たちも、王の王であるイエズス・キリストに仕える者として、王の元に、イエズス・キリストの元に行かなければなりません。イエズス・キリストしか、私たちが天に行く道がないからです。

「私を通らなければ、誰も聖父の元に行く事はできない。」
「私は門である。命である。道である。復活である。真理である。」

ですから私たちは、イエズス・キリスト様の元に行ってお願いします、「主よ、私の霊魂が今、死なんばかりとしています。どうか助けて下さい。」

イエズス様は仰います、「行け、聖徳に進め。そうすればお前の霊魂は生きる。天国に生きる。愛に生きる。」

そして私たちは天の、天国の諸聖人と共に、永遠の命を受ける事でしょう。

来週の主日は、王たるキリストの大祝日、私たちはこの王の元に、王に仕える為に、私たちの忠誠を誓いに行きましょう。

そして再来週は諸聖人の大祝日、諸聖人と共に、私たちが聖なる者となるように、その御取次ぎを乞い願いましょう。

聖父と聖子と聖霊との御名によりて、アーメン。





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