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10月は毎日ロザリオを ― 教皇が呼びかける

2018年10月02日 | カトリックとは
アヴェ・マリア・インマクラータ!

愛する兄弟姉妹の皆様、

 10月はロザリオの聖なる月です。毎日ロザリオを唱えましょう。ファチマの聖母は、私たちに毎日ロザリオを唱えるようにお願いされました。教皇フランシスコも毎日ロザリオを唱えることを呼び掛けています。

 バチカンが9月29日、発表した声明によりますと、教皇フランシスコは全世界のカトリック信者に向けて、10月の「ロザリオの月」の間、毎日「ロザリオの祈り」を唱えるよう呼びかけています

 教皇はカトリック信者に、「神の民としての交わりと悔い改めのうちに一致して、私たちを神から引き離し、仲たがいさせようと絶えず試みている悪魔からの保護」を願い、「神の聖なる母と聖ミカエル大天使に祈る」よう促しています。
 教皇は「ロザリオの祈り」の最後に、古来の聖母への祈り「Sub tuum praesidium」【(スブ・トゥウム・プレシディウム)】

“Sub tuum praesidium confugimus Sancta Dei Genitrix. Nostras deprecationes ne despicias in necessitatibus, sed a periculis cunctis libera nos semper, Virgo Gloriosa et Benedicta”.

と、

悪との闘いでの保護と助けを願って「大天使聖ミカエルに向(むこ)う祈り」

“Sancte Michael Archangele, defende nos in proelio; contra nequitiam et insidias diaboli esto praesidium. Imperet illi Deus, supplices deprecamur: tuque, Princeps militiae caelestis, Satanam aliosque spiritus malignos, qui ad perditionem animarum pervagantur in mundo, divina virtute, in infernum detrude. Amen”.

を唱えるよう勧めています。

 教皇はマリアに教会の保護を願って祈ると同時に、「教会がその罪と過ち、現在と過去に犯した虐待をより深く意識し、悪がはびこらないように、ためらいなく闘う決意を固める」ことも願っています。

カトリック中央協議会編の『公教会祈祷文』(絶版)などに掲載の邦訳の「聖母への祈り」と「大天使聖ミカエルに向う祈り」は以下の通りです。


聖母への祈り(終業の祈り)

天主の聖母のご保護によりすがり奉る。
いと尊く祝せられ給う童貞、
必要なる時に呼ばわるを軽んじ給わず、
かえってすべての危うきより、
常にわれらを救い給え。アーメン。

大天使聖ミカエルに向う祈り

大天使聖ミカエル、戦いにおいてわれらを守り、
悪魔の凶悪なるはかりごとに勝たしめたまえ。
天主の彼に命を下したまわんことを伏して願いたてまつる。
ああ、天軍の総帥、霊魂を損なわんとて、
この世を徘徊するサタンおよびその他の悪魔を、
天主のおん力によりて地獄に閉じこめたまえ。アーメン。


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