Credidimus Caritati 私たちは天主の愛を信じた

2024年から贖いの業の2000周年(33 - 2033)のノベナの年(2024-2033)が始まります

聖フランシスコ・ザビエルが求めていたのは、霊魂たちを救う、そのためにイエズス様の愛を伝える、御聖体の信心を伝える、マリア様の愛を伝えることだった

2023年03月03日 | お説教・霊的講話

2022年12月3日初土、修道院、説教

聖父と聖子と聖霊の御名によりて、アーメン。

愛する兄妹姉妹の皆様、まず総長様と事務総長の来日の時に、皆様の寛大な歓迎と援助とサポートを頂きました。…、侍者の方々、また聖歌隊の方、影でサポートしてくださった皆様に心から感謝致します。…、この訪問の時に皆さんから受けた歓迎を非常に感謝していて、この日本のミッションを支えてくださっている皆様にどのように御礼をしたよいかわからない、言葉では足りない、と仰っていました。
日本から、日本人の司祭が、また日本人のシスターがたくさん出るように、シスターはすでにもういらっしゃるのでもっとたくさんの、特に司祭が日本から出ますように、お祈りいたしましょう。

きっと必ず多くの司祭が生まれるだろう、そして日本のカトリック聖伝は発展するだろう、と仰ってくださいました。ですから皆さんには感謝の言葉をお伝えするのをお許しください。

今日は、聖フランシス・ザビエルの祝日です。日本に初めて福音を、イエズス様の御聖体を、そしてマリア様を伝えに、はるばる日本に来てくださった最初の宣教師の祝日です。日本に来た最初の宣教師は偉大な大聖人でした。

聖フランシスコ・ザビエルが日本に来て思ったのは、日本人が非常に知的に、天主について真理について探し求めているということです。そしてこの民族こそイエズス様を受け入れることができる人々だと思っていました。

聖フランシスコ・ザビエルが求めていたのは、霊魂たちを救う、そのためにイエズス様の愛を伝える、御聖体の信心を伝える、そしてマリア様の愛を伝えるということでした。日本に最初に来た時に持ってきたものは、御聖体とマリア様でした。マリア様の御影が特に鹿児島の島津のお殿様のお母さんの心を開いて、宣教の自由を受けることができました、マリア様が開いてくださいました。

聖フランシスコ・ザビエルが教えたのは「御聖体は賛美せられさせ給え」という合言葉でした。そしてこれは、殉教者の殉教の時の最後の祈りとなって、またカトリックの人たちが苦しい迫害を堪え忍ぶ合言葉となりました。是非この聖フランシスコ・ザビエルの御聖体とマリア様に対する愛が私たちに伝わって、そして私たちもこれをもっとも大切に伝えていくことができますように、お祈りいたしましょう。

今日この御ミサ、聖フランシスコ・ザビエルが捧げたミサと全く同じミサですし、またこのミサの直後に御聖体降福式もあります。そしてマリア様の汚れなき御心に対する信心も行います。まさに聖フランシスコ・ザビエルの祝日にふさわしい、しかも今年は列聖四〇〇周年ですから、ふさわしい一日を過ごすようにお祈りいたしましょう。

聖父と聖子と聖霊との御名によりて、アーメン。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。