ものの値段が、かなりの速度で下がっているのではないか。
JUSCOは、「がんばろう日本!とことん価格」、ヨーカ堂も、「現金下取りセール第2弾」等を開催している(いた)。ものの値段が下がるのはたいへんうれしいのだが、何かちょっと下がり方が異様ではないだろうか。大手スーパーが安売り&消費喚起をしてくれるのは、消費者として歓迎するべきことだ。ありがたい。でも、それも程度と限度があると思う。ものの値段があまりに急激に下がるのは、学校でも勉強したが、手放しで喜んでばかりはいられない事象である。
先週の三連休、いつもとは違う場所に買い物に出かけた。ガソリンがなくなりそうだったので給油した。埼玉アポロ(株)のGSでは、1L95円だった。
…ガソリンの価格下落はかなりすごい。
繰り返しになるが、ものの値段があまり急激に下がる(上がる)のは、経済活動上やはり好ましくはないだろう。現在、とてつもないデフレが来つつあることを実感している。
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新学期になり、県教委から、「就職者の内定取り消しについて」という内容の調査がきた。該当の有無にかかわらず回答せよというものだった。幸いなことに、勤務校では内定取り消しはない。もともと就職希望者が少なく、少ない求人の中からではあるが企業を選び就職内定をいただいている。ただ、このような経済状況が続くと、内定取り消しどころではなく、年末・年度末を乗り切れず、就職内定先が会社ごと破綻する可能性を考えなければならないようにも感じる。
かなり不気味な、ものの値下がり傾向である。