実写映画でもマンガでも、有名な作品にはそれぞれのキャラクターに、「きめ台詞(フレーズ、口癖)」がある。あげていけばきりがない。
マンガや先行するアニメ作品の実写化の場合、演者がキャラクターにどれほどはまるかは、その「きめ台詞」のとりあつかいが、作品の行く末を左右する。僕はそう思っている。うまくいかないと、キャラクターになり損ねるだけではなく、コスプレ映画になってしまうことだってある。
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先月「GODZILLA」を見に行った。上映前、「ルパン三世」の特報がスクリーンに流れた。この作品、メインキャストは、、、
ルパン三世:小栗旬
次元大介:玉山鉄二
石川五ェ門:綾野剛
峰不二子:黒木メイサ
銭形警部:浅野忠信
である。(敬称略)
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『あらららら...
『また、つまらぬものを切ってしまった。
『ごめんねぇ、ルパぁン
『ルパーン
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誰のセリフかは、書くまでもないだろう。この四つはかなりよくはまっている。
次元は玉山さんの歩き方が、いい感じである。
小栗さんは、あんなにやせていたかなと思うくらい。笑顔が印象的なルパンである。
この作品、前評判はかなり低いのだが、布袋寅泰さんの音楽と併せて、思ったよりもいいかもしれない。なお、銭形警部は今回も「埼玉県警」に縁があるようだ。