子供の頃、そら豆は皮も硬くて、安価でおいしくない嫌いな食べ物でした。それがいつの頃からか、そら豆がむしろ高級品化し、素材の味の分かる年齢にも達して、その味を楽しむようになりました。
これはそら豆とグリンピースとさやいんげんとトマトを煮込んでオーブンで焼いたもの。見た目ほどこってり感がなくて、和食のメニューにも違和感はありませんでした。
ゆでて皮をとったそら豆、グリンピースは適当に。玉葱1個とにんにくを弱火でじっくり炒め、ピーマン、さやいんげん、ベーコンを加えて炒め、次にトマト缶1缶を入れて混ぜながら味を馴染ませ、そら豆とグリンピースも入れる。13~15分煮込みます。味付けは塩コショウ。あったらミックスハーブなど加えると一味違います。
次に耐熱皿に移し、くぼみをつけて、人数分の卵を割り入れ、230度のオーブンで半熟になるくらいに焼きます。大体8~10分ぐらいかな。
ブリの塩焼き、ニラのゴマだれ和え、大根おろしにはひじきとじゃこのトッピング、大豆と黒米の入ったご飯。友達にいただいた高菜の漬物が、最後に味をびしっと引き締めました。