初孫の初節句のために大分に行きました。新家族3人でのスタートは大丈夫かしら・・・と、母親は娘と自分の若いころを重ね合わせて、いつになっても気が休まりません。
1泊の予定でしたが、JRの帰りの指定席がとれず、仕方がないから別府にある会社の保養所でもう1泊して、連休の混雑を避けることにしました。
この保養所は評判が高かっただけに、一度は行きたいと思っていたところです。
スペイン風の外観はお洒落で、エントランスから見えるパティオの噴水と回廊はアルハンブラ宮殿を彷彿とさせました。インテリアや調度品もスペイン風で、ロビーに入った途端にその雰囲気が気にいりました。
大浴場のほか、温水プールもキッズプールもアスレチックルームもあり、さすが保養所です。
さらに感激だったのは夕食の献立。新鮮な海の物山の物を使って次から次に出てくる15品の料理は、料理長の技とプライドがにじみ出ていました。
「お献立」の天然ヒラメ、車エビ、なごり河豚、地ダコ、安心院(アジム)米、わらび、筍・・などの文字が心をくすぐります。献立表を持ち帰りその余韻を楽しむことにしました。そういえばネットの口コミにもここの料理は豪華版とありました。
安心院のワインを飲みながら、ここの料理を食べるためにリピーターになることをすぐに確信!保養所だから驚くほど料金は安いのです。ついつい費用対効果を思い浮かべて満足満足!
明治初期の別府市内の温泉場の案内図「豊後国速見郡温泉場乃図」やグレゴリオ聖歌の譜面などめずらしい物も展示されています。
別府の湯につかりながら、JRの指定席が取れなかったことがこんな素敵なチャンスにつながったことに感謝です!