「奥八女を訪ねて」というバスツアーに参加した夫が、帰りに持ち帰ったのが、道端で売っていたとい手作りの栗饅頭と草もち!
老舗のおしゃれな和菓子もいいのですが、その地のおばさん達が経験を生かして作ったこの手のお餅や饅頭は、利益を度外視したとてもおいしいものが多いのです。
ご多分にもれず、中の栗は100%丸ごと栗。粗く潰してあり、その歯ごたえも自然に計算されたように気取ってなくて、「お~ぉっ!」と感嘆詞が出てきました。外側は上新粉を蒸して搗いたもののようで、真似して作れそうです。
我が家でもやっと渋皮煮を作りました。ここ数年、栗2キロの鬼皮剥きは夫の仕事になりました。涼しい風が吹き始めてやっと作ろうかな・・・という気が起こり、季節の仕事に取りかかったというわけです。
上にある黄色い飴は、ゴーヤの砂糖漬けを作った時に鍋底に残った汁を成形したもの。ゴーヤ飴???です。あまーい中にかすかな苦み、なかなかいけます。
ゴーヤの砂糖漬けといえば、コメントしていただいたtoposさんのアドバイスで、最後にきな粉をまぶしました。これはなかなかのヒット商品です。苦みも薄れ「♪~止められない、止まらない~♪」になります。
八女といえば、八女茶と筑紫磐井ぐらいかなと思っていたら、なんと宮内庁管轄の御墓所があったのです。
歴史に押し流された南朝方の懐良親王の甥・良成親王が、天嶮要害の地である矢部の大杣に在所されたということです。親王はこの地で再興の願いもむなしく15歳で亡くなられ、ここにそのお墓があるということです。九州南朝文書の「五条家文書」17巻、「八幡大菩薩旗」一幅が残されているそうです。