亀井聖矢さんがロン=ティボー国際音楽コンクールで第1位受賞のニュースが流れたせいかチケットは完売。凱旋ツアーリサイタル12ヵ所の3回目がアクロス福岡公演です。
全席同じ料金ですが、先行予約でベストの席が3ヶ月前に取れていました。さしづめ特Aの席に当たります。鍵盤も指もはっきり見えて幸運でした。
チケットは完売で3階席までびっしり。亀井さんが演奏の間のトークで、県外から来た人を尋ねたら、結構な人が手を上げていました。
2年以上かけて改装されましたが、天井の変化しか気がつきませんでした。1867席。
チケットは完売で3階席までびっしり。亀井さんが演奏の間のトークで、県外から来た人を尋ねたら、結構な人が手を上げていました。
プログラムの構成が『内面的で静謐で美しい音楽と技巧的で華やかで勢いに満ちた音楽』という欲張りな内容でした。
☆1部はショパン:マズルカ、幻想曲、アンダンテスピアナートと華麗なる大ポロネーズ。
☆2部はラヴェル:ラ・ヴァルス、亡き王女のためのパヴァーヌ、ストラビヴィンスキー:ペトルーシュカからの3楽章。
どれも超技巧を要する曲で、1曲が終わる度にすごい拍手でした。
ラ・ヴァルスはグリッサンドが多く華やかですが、勢いもあります。弾き終わったときに「おーっ」という称賛のため息でざわつきました。エネルギーを使い果たしたのではと気になるほどでしたが、若い体力はその後も管弦楽の様な多彩な表現を駆使して圧倒しました。
スタンディング・オベイションのアンコール曲「ラ・カンパネラ」が奏でられたとたんに拍手が!これはNGですが、聴衆の期待と喜びの表現。亀井さんもニッコリ。
2曲目はバラキエフ「イスラメイ」も。これは私が予想と期待していた曲でした。
ふと目に入ったリサイタルの広告、見逃さなかったのはラッキーでした。
2年以上かけて改装されましたが、天井の変化しか気がつきませんでした。1867席。