太田弦さん指揮のニューイヤーコンサートを、妹の熱望で一緒に聴くことできました。
新春だけにステージにも演奏者にも工夫が見えました。
女性演奏者は、いつもの黒っぽい服とは違って裾が床に着く色とりどりのドレスが華やか。太田さんの人柄も相まって、観客との距離感がぐんと縮まりました。
歌姫・小川栞奈さんのソプラノをシュトラウスの間に挟んだプログラムも素晴らしかった!
無意識に口ずさむメロディが、レハールの「金と銀」の中のフレーズだということも初めて知りました。
今回は打楽器の活躍場面が多く、新しい年のスタートにメリハリがつきました。
プログラムも終了後も、観客はアンコールは当然「ラデツキー行進曲」と暗黙の期待。
指揮者は棒は振らずに、観客の方を向き手の振り方で手拍子の強弱を示唆。
ウィーンのコンサートでもこの手拍子を経験しましたが、今回の方がずっと気持ちが入り込めました!
会場の全員も行進曲の初めから終わりまで演奏に加われて、今までにない高揚感のうちに終了して大満足でした。
楽しい楽しいニューイヤーコンサートでした。