57歳の時3冊の入門書でパソコンをスタートさせ、その1年後にOCNのブログ人でブログを開始しました。
'14年にGooblogへの引っ越しはあったものの、通算ブログ歴は8月で20年目に入りました。紙に書く方式なら継続はしていなかったと思います。
今はブログ編集はスマホを使っていますが、文章を書きながら切ったり貼りつけたりの工作の面白さがあります。「おもちゃ」感覚の楽しみも。
思えば、60歳の門をたたく頃に始めたパソコン、司馬遼太郎、塩野七生の本に出会ったことが私には「3大巡り会い」でした。パソコンはブログへと派生し、両作家の本は長時間かかるから読みがいがあります。老後の生活を充足し楽しませてくれていることにとても感謝しています。
司馬さんの書籍は4巻5巻は普通ですが、歯切れのいい文章なのでリズムに乗って読めます。書店で目にする大作はほとんど読みました。歴史小説なのでその重みをズシリと受けとめています。
文庫本「ローマ人の物語」全43巻。
塩野さんは年に一冊のペースで15年かけて書かれ単行本は15巻出ています。文庫本版では43冊にもなり、もう一度読み返す気にはなれませんが、とにかく途中でやめる気はしないほど夢中になって読んだ記憶があります。
塩野さんは年に一冊のペースで15年かけて書かれ単行本は15巻出ています。文庫本版では43冊にもなり、もう一度読み返す気にはなれませんが、とにかく途中でやめる気はしないほど夢中になって読んだ記憶があります。
塩野さんがイタリア語の原書を読みこなして作品を書かれたことに心を動かされました。
日本人なのに古文書さえ読めていない……と古文書のサークルに足を踏み入れたのも塩野さんがきっかけでした。