古美術品の遅生さんのブログ、今、漆塗りの豪華な器が日替わりでアップされています。
ある日のブログ。蒔絵が美しい漆の皿と漆のコーヒーカップ、心くすぐられる写真でしたが、そこに乗せられた「台湾カステラ」が強烈に印象に残りました。それが姉上様の手作りだとか。
カステラは買うものだと思っていましたが、家で作れるんだ・・・。早速作ってみよう!
ある日のブログ。蒔絵が美しい漆の皿と漆のコーヒーカップ、心くすぐられる写真でしたが、そこに乗せられた「台湾カステラ」が強烈に印象に残りました。それが姉上様の手作りだとか。
カステラは買うものだと思っていましたが、家で作れるんだ・・・。早速作ってみよう!
本来の豆乳がなかったので牛乳を使ったレシピで作りました。
卵6個は卵白と卵黄の分けておきます。温めたサラダ油にふるった薄力粉をホイッパーで混ぜ、温めた牛乳、次に卵黄を加えてよく混ぜます。ここまでは順調に!
ところが、卵白をハンドミキサーにかけ始めて間もなく、ガシャと音がして回転が止まってしまいました。モーターの音はしても回転せず、ハンドミキサーを使うのはギブアップ。数十年使っているから劣化です。
あとはホイッパーで泡立てるほかはありません。手が疲れて夫に頼みましたが、手つきが泡立てるのでなくただ混ぜているだけでこれでは無理。依頼却下!
ある程度泡立ちましたが、続ければ肩を痛めそう。ついに角がたたない卵白を使うことにしました。まぁ、どんな風に焼きあがっても食材からしておいしいだろうと・・・・。
150°で1時間焼きます。時々オーブンを覗いては「YouTubeの写真と同じように焼けてる!」と嬉しくなりました。
出来上がりは・・・
なんと横から見たら2層に分かれています。泡立ち切れなかった部分が底に沈殿したようです。でもカステラのいい匂いが!
2層を別々に分けると、上はカステラ、下は竿もの。これはこれで2種類の味をおいしくいただきました。
ハンドミキサーを買い直してもう一度納得のいく「台湾カステラ」を作ります。
冷蔵庫にひと月前に作った栗の渋皮煮がまだたくさん残っています。以前は何キロも作っていましたが、だんだん食べたい意欲が薄れてきました。来年は作らないかも。