新・遊歩道

日常の中で気づいたこと、感じたこと、心を打ったこと、旅の記録などを写真入りで書く日記です。

2019 福岡アジア文化賞授賞式

2019年09月11日 | 福岡アジア文化賞
第30回目を迎えたアジア文化賞の授賞式が国際会議場で行われました。




アジアの多様な文化の保存と創造に顕著な業績を挙げた人を顕彰する授賞です。これによりアジアの人々が幅広く交流することを目的としています。
◎大賞(賞金500万円) ランドルフ・ダビッド 社会学者/フィリピン
◎学術研究賞(賞金300万円) レオナルド・ブリュッセイ、歴史学者/オランダ
◎芸術・文化賞(賞金300万円) 佐藤信、劇作家・演出家/日本


今回の入場は厳しいチェックがありました。
送られてきた入場券には名前と座席が打ち込んであり、写真つき証明書持参、エックス線検査、バッグの中身検査、と空港の検査並みで、折り畳み傘さえ預けるようになっていました。

例年秋篠宮両殿下のご臨席を仰いでいましたが、今年は秋篠宮皇嗣殿下になられて、セキュリティが強化されたと思われます。

2部で、伊藤かりんさんによるサンドアートの、優雅でセンスあふれる祝賀パフォーマンス。佐藤信氏演出・結城孫三郎氏による、あやつり人形芝居「夕顔」「獅子舞」。繊細な動きと生身のような感情表現に人形であることを忘れるほどでした。
知らなかったものを初めて目にして、美しさと新鮮さに感動しました。
日本の新しい文化と伝統を目の当たりにした思いです。この機会がなかったら知らないで終わっていた気がします。

この授賞式に先立ち、『発展するアジアと文化の共存』をテーマに、歴代受賞者5人によるシンポジウムが行われました。
司会者は道傳愛子氏。滑らかな英語で進行とまとめが上手くてさすが。NHK国際放送局シニアディレクターの肩書きは確固たりと感じ入りました。
後日、受賞者三人それぞれの市民フォーラムが行われ、今度は入場券のみで参加できます。

シンポジウムと授賞式の合間に国際会議場の中のカジュアルレストランへ。チケットを自販機で買います。

手焼きではないところが気になりますが、美味しかった!


話題のプリンですが、容器がほしくて注文しました。




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