新・遊歩道

日常の中で気づいたこと、感じたこと、心を打ったこと、旅の記録などを写真入りで書く日記です。

大腸精密検査

2017年12月10日 | 健康・病気

市の健康診断の大腸検査の結果、精密検査を受けるようにと通知がありました。2回の検便で1回目のみが陽性。何となく陽性の原因が思い当たるだけにそれほど心配はしませんでしたが、父が90歳の時に大腸がんという家族歴があるので受けることにしました。
15年ほど前にも一度再検査の辛~い体験があるので少し苦になりますが・・・。検査前日には大腸検査食を指定されました。

 
「検査前日の食事」は指定のレトルト食品。朝食、昼食、おやつ、夕食です。水・お茶・イオン水は好きなだけ。


 
朝食の和風がゆ鮭入り300g、すまし汁。ご飯の量が多いのでお腹はすきません。


 
お昼の豆腐バーグ200g、お粥200g、味噌汁。お茶は好みで。


 
おやつは、水分で腹持ちを考慮したのか水ぶくれになりそう。
レモンジュース200ml、パイナップルジュース200ml、ビスコ。粉末をお湯か水に溶かすものですが予想外のおいしさでした。


 
夕食はコーンポタージュ220gのみ。これがまた美味!ホテルレストランの味がして感激です。たったこれだけの夕食でも満足でした。
一日分全部で1125Kcal。1620円。美味しかったし、恐れていた空腹感に悩まされることはありませんでした。
このあと緩下剤の薬5mlを飲んで終わりです。21時以降は食事禁止。

さて、検査当日です。もちろん朝食抜きで9時に来院。すぐに腸管洗浄液(ニフプラス)2リットルが目の前にでーんと置かれ、2時間かけて飲むように指示されました。
塩っぱくてかなり飲みにくいのです。気が遠くなりそうですが、気を取り直して、何も考えないように、無感情に、事務的に、強制的に飲むようにします。これで「成功」しなかったら「浣腸」と書かれていましたから必死です。2時間半かけて無色の水様状態になってやっと完了しました。

お昼休みのあと1時45分検査室に入り着替えと説明と肩に痛み止めの注射。ベッドに横向きで、2時から大腸カメラの検査開始。腸内に空気を入れながら内視鏡が進んでいくのが感じられますが、痛かったのは1度だけで1分間にも満たなかったと思います。
検査自体は30分ほどで終わり、その場で映像を見ながらの説明がありました。異常はないどころか、つややかな腸管内にふともつ鍋が頭をよぎり、不遜な自分を恥じました。

痛み止めでふらつきが出やすいということで、念のために30分ほど休息室で横になりました。昼休みを挟んでの一日がかりの検査になりました。
白い天井を見ながら、何を食べようか、どこで食べようか・・・。やっぱり胃腸に優しいものをと、病院の食堂で遅い昼食をとりました。シンプルな卵うどんのおいしかったこと!
昨日からの抑制された食生活にはショートケーキと紅茶は必需。これでやっと胃と心が落ち着きました。

この3日前に、胃カメラの検診もしていました。鼻からのカメラの挿入は決して楽なものではありませんが、これも異常なし。検診の二大イベントをクリアしました。自分の体を内側から見続けた2日間でした。今週末には私の検診の総合判断の面接があります。あと一息・・・。

夫の方も血液検査の数値も、胃カメラも、検便の大腸検査も異常なしでした。

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