「華氏911」を見てきました。ムーア監督の突撃取材がドキュメンタリーをよりリアルなものにしていると思います。
大統領とビンラディン一族とのビジネス上の関係を検証したり、テロへの警戒心や恐怖感を国民に誇張しているという見方など、テレビでは見られないところがありました。イラク戦争の部分では、母として人間として涙せざるを得ませんでした。
画面の展開が速いので、ドラマでの会話と違い、ドキュメンタリーの字幕を読むのに気が抜けませんでした。やはり賞をとるだけの映画だと思いました。「それは自由が燃える温度」のアメリカが作り得た映画だと思いました。