goo blog サービス終了のお知らせ 

新・遊歩道

日常の中で気づいたこと、感じたこと、心を打ったこと、旅の記録などを写真入りで書く日記です。

今村翔吾『塞王の楯』・・・穴太衆

2023年07月07日 | 本・新聞小説
Dr.Kさんのブログで、今村翔吾『塞王の楯』の紹介を拝見しました。「穴太衆」が出てくるらしい……。これを「あのうしゅう」と読むことを知って以来、なぜか気になっていました。Dr.Kさんの説明もよかったし、直ぐアマゾンでポチりました。

550ページほどのずしりとしたハードカバー。ベッドで読むには重たすぎるのですが、これが文庫本になるには数年待たないと……。待てませんでした。

読了しないうちにアップしたのは、序章からぐいぐい引き込まれたし、登場人物欄に戦国武将がずらり、筑後柳河藩の立花宗茂の名前も出ていたからです。
読みごたえがありそうと嬉しくなり、ワクワク感から遂にアップしてしまいました。

今村翔吾さんの直木賞受賞作というのも初めて知りました。
時間をかけてじっくり楽しみます。






コメント

両子山の「鬼の背割り」

2023年07月04日 | くらし
ちょうど昼食時に放送される『日本百低山』は、私でも登れそう…と思わせてくれる、そんな親しみを感じさせてくれる山歩き番組です。
過日、大分の両子山の場面で「鬼の背割」りが出てきました。人工的な割れ方が強烈な印象でした。写真はネットからお借りしました。

岩の隙間で、鬼が岩に両手を当てて、背中に力を入れて隙間を押し広げた……そんな説明がありました。この間を歩くのです。
自然のなかの不自然さ……、なるほど修験僧の道らしい神秘さに興味をそそられます。
タモリさんだったら躍り上がりそうだなぁ。

いつも焼く「バナナケーキ」とは違うレシピを見つけました。薄力粉でなく強力粉を使った「バナナブレッド」は、栗原はるみさんのレシピです。
ブレッドといってもイースト菌でなくベーキングパウダーを使います。

180度で15分焼いたところで、背中にナイフを入れます。
「あっ、背割りだぁー!」きれいな表面なのに深くナイフを入れるのです。「背割り」という言葉は私独自のもので、ナイフを入れると説明されています。😅
「背割り」のあとでまた25分焼きます。

今までは「背割り」をしなくても自然に割れていましたが、割れ方を美しくするための「背割り」のようです。

強力粉を使う分だけ、重たい食感です。「米粉」で作る方に軍配が上がりそう………。



コメント

ズッキーニのちょっと変わったレシピ

2023年07月03日 | 食・レシピ
シチューに入れたり、ベーコンと炒めたり・・・と代わり映えのしないズッキーニ。
新聞レシピですが、ズッキーニをピーラーでスライスした炒め物が出ていました。簡単な割には名前が「ズッキーニのリボンペペロンチーノ」。
もともと帯状の形状が好きなので、鍋物に入れる大根やニンジンをリボン状にスライスしていました。

ズッキーニを半分に切りスライス。オリーブオイルを中火で温めて、ズッキーニ、ニンニク、赤とうがらし、塩少々を入れ約2分炒めます。器に盛りブラックペパーをふります。

帯状だから柔らかく、それなのに歯応えは残っています。塩分も少ないしいいレシピです。



コメント

中世からの黒い服の流行をたどって・・・

2023年07月02日 | 美術館&博物館
新聞で10cmほどのこの石像を見たときにはっと胸をつかれました。これほどの悲しみを表現した絵や彫刻を見たことがありません。顔の表情は見えないのに体全体、いや服装に、深い悲しみが漂っているのです。

この「フィリップ・ポーの墓所」は制作が15世紀半ば、ルーブル美術館所蔵だそうですが、見た記憶はありません。美術館巡りのチェックリストに入れる知識も情報も持ち合わせていませんでした。今となってはとても残念です。

そうそう、これは日経文化欄『黒のモード』シリーズの中の1枚で、現在進行中です。
第1回の「善良公フィリップの肖像」は、漆黒の喪服が美しいブルゴーニュ家の君主の絵でした。

服飾史家・徳井淑子さんが『表情に乏しく見える黒だが、実はヨーロッパの歴史を饒舌に語る色だ。野暮と洗練、清貧と贅沢ーー。両極端のイメージを持つ黒い服の流行を中世から20世紀までたどる』というコンセプトで10枚の写真で解説されます。
黒の衣装の起源を服飾史、風俗史、宗教感の観点から解説されてとても興味深いシリーズになっています。

私の脳裏に残っているレンブラント、マネ、ホイッスラーの絵画は、どれも真っ黒の衣装とレースの白を強調したものです。今、その謎が解けていく最中でワクワクしながら読んでいます。



コメント

魚の日

2023年07月01日 | 食・レシピ
どうしても肉料理が続く・・・、私の弱点です。

スーパーの買い物でお昼用に焼き鯖を買ってきました。後片付けが簡単 > 美味しさ・・・の図式です。
焼き鯖にレモン汁をたっぷりかけると「既製品」のレッテルも吹っ飛んで美味しくなります。

「うるおい野菜」という名のレタス。これを食べたら他のレタスが霞んでしまいます。
パプリカとピーマンと玉ねぎを寒こうじに漬け込んで置けば、その汁がドレッシングになって、マイルドな生野菜です。

いろいろ試しましたが、この寒こうじ漬けが一番口に合います。
夕食は少し手を入れて「サーモンのパイ包み」です。このために生クリームのパックを開けると予定が狂うので、牛乳で代用しました。頑張った魚の日でした。




コメント