萬文習作帖

山の青年医師の物語+警視庁山岳救助隊員ミステリー(陽はまた昇る宮田と湯原その後)ほか小説×写真×文学閑話

第74話 芒硝act.1―another,side story「陽はまた昇る」

2014-03-04 23:50:24 | 陽はまた昇るanother,side story
The cataracts blow their trumpets from the steep 季の流下



第74話 芒硝act.1―another,side story「陽はまた昇る」

窓、眼下はるか黄金ゆれて風がゆく。

もう秋、異動して1ヶ月過ぎてしまった。
その時間以上に遠くなった、そんな想い微笑んで周太は踵返した。

「伊達さん、資料こちらで良いですか?」
「はい、そこに置いて下さい、」

応えてくれる貌はいつもの謹直、それでも前のようには遠くない。
この先輩と近くなったことは嬉しくて、けれど、近くなるごと俤ひとつ遠くなる。

―英二、今日は何してるのかな…もう訊けない、ね、

今日は何していた?

その問いかけは今もう出来ない。
こんなこと何げない会話の一つだろう、けれど自分は訊かれても答えられない。
この場所に居る限り話ひとつ自由も奪われる、こんな現実を互いに解かっている電話は声だけ交わす。

大したことは話せない、それでも声だけでも聴けるなら?

「湯原、」

呼ばれて振り向いた先、精悍な眼差しが自分を映す。
いま自分がどこにいるのか引き戻された、そのままに微笑んだ。

「データ、いま送ります、」

多分この用件だろう?
そう推定から自席に戻ってキーボード叩く。
編集終えたばかりのデータ送信してすぐ隣の席から頷いてくれた。

「ありがとう、」

短い返答、けれど1カ月前より温度が解かる。
この理解はデスクワークでも訓練でも馴染んできた、そんな自覚に緊張が昇る。

―現場で意思疎通が出来なかったら、死ぬかもしれないんだ、

通称SAT、警視庁特殊急襲部隊の主務はハイジャックやテロ事件、または立籠り事件の鎮圧。
相手も武装していることが前提の現場たち、そこでのパートナーとの意思疎通は沈黙が要求される時もある。
その沈黙の疎通にデスクワークから慣れておく方が良い、そんな考えが業務時間内の伊達の寡黙にある理由だろうか。

―口数ほんとに少ないけど、でも外では話してくれるから、ね?

この1ヶ月ずっと、伊達は食事を誘ってくれる。
昼食は職場の延長だから当たり前かもしれない、けれど定時上がりの日は夕食も共にする。
ここに配属されて3日目の夕刻、あれから習慣になったまま1ヵ月を経た今日も同じ刻限、冷静な声が言った。

「湯原、データ確認が終わり次第あがる、」

ほら、仕事あがりの予定を言ってくれる。
こんな言い方は業務連絡と変わらない、けれど伊達の場合は違う。
そんな違いも解かるようになったまま周太は素直に微笑んだ。

「はい、僕も手許の分は終わらせます、」
「ん、」

短い返答してくれる制服姿は姿勢から端正で横顔は謹厳に佇む。
キーボード打つリズムまで規則正しく澱みない、その手許、ふっと心留められた。

―あ、傷痕…かな?

左手の袖口、赤く一閃かすかに浮んで見える。
あんな傷痕があったろうか?そんな思案を片隅に画面と向かった。

―お父さんのデータ、やっぱり僕には当たらない、

過去データ編纂、それが訓練以外の通常業務でいる。
いわゆる事例研究、現場対応の事例データから事件と解決のパターン分析をしていく。
それは近時から過去、SAT前身の特殊部隊や銃器対策レンジャーの事例まで対象、だから自分も探しにきた。

―お父さんが関わった事件を探したら理由が解かると思ったのに、そのために僕はここに来たのに、

父が殉職した、その理由と事情と想いを知りたい。
そのために父が警察官として務めた部署を探して、ここに該当しそうだと見つけた。
そこは警察組織でも死の危険度は高いのだと知って、それでも父のことを知りたくて今ここに居る。

それなのに1ヶ月、父の名前も関係した事件も見えないままデスクワークも訓練も過ぎてゆく。

―息子だなんて解り過ぎてるから隠されてるんだ、それが逆に教えてくれてる…ね、

身上書には父の息子である事は当然書かれている。
父が殉職した事実も記してある、それを見ただけでも自分が誰なのか解かるだろう。
けれど父がSATに所属していたのなら人事ファイルから履歴削除されているはず、だから今の状態が逆に証す。

―特定の当番シフトだけ回ってこないのはお父さんの資料だからだよね、回さない為には正確に知らないと解らないから、

この1ヶ月に担当した資料は法則性がある。

ここに配属されて1ヶ月間、編纂した過去データには父が在籍したろう年度もあった。
その年度が充てられた時は当番シフトをチェックして確認してある、けれど特定のシフトが担当を外れてしまう。
こんなふうに、父が在籍しただろう期間の年度は「規則的欠落」でしか充てられない、だから隠匿を疑わざるを得ない。

―僕に知られたら困るから隠しているのかもしれない、でも、ここにあるはずって事だけでも確認する方法はあるけど、

人事ファイルを閲覧する、そこに父の経歴書類が無かったら「別ファイル」に移動させられたことになる。
この別ファイル保管場所として考えられる候補一番はここ、SATを管轄する警備部内のどこかに在るのだろう。
電子データと紙資料と両方あるかもしれない、どちらにしても上司は知っているからこそ「規則的欠落」がある。

上司は知っているなら「閲覧している」ことになる、それなら父のデータファイルは存在する。

―きっとあるんだ、閲覧権限が無ければ見られないけど…でも人事ファイルだけでも確認できたら、

父がここに在籍していた、その事実確認だけでもしたい。
人事ファイルの削除だけでも確認できるなら?そう思うけれど方法が見つからない。

―誰か頼める人がいれば良いんだけど、閲覧権限があるひと…あ、

ひとり、確実に閲覧権限を持つ知人がいる。

けれど頼んでいいのか解らない、巻き込んで良いのかすら迷う。
そんな思案と手もと動かして仕事を終えてポケットの携帯電話が振動した。

「…あ、」

すぐ取りだして見た発信人名に用件がもう解かる。
これは急いだ方が良いだろう、その判断に隣席へ告げた。

「すみません、電話のため5分離席します、」
「ん、」

短い肯定に席を立ち廊下へ出る。
すぐ非常階段に着いて通話を繋ぐと闊達な声が笑ってくれた。

「おつかれ周太、演習の事だけど今って大丈夫か?」
「ん、3分なら大丈夫…昨夜のメールの件だよね?先生と賢弥のデータがってこと、」

答えながら急いで良かった用件だったと安堵する。
もう今日には纏めたい話だろう?そんな予想通りに友達は笑った。

「その件だよ、ちょっと直接聞きたくて電話したんだ。仕事このくらいで上がりかと思ったんだけど、平気?」
「ん、平気…でね、昨夜のメールでも書いたけど、送ってくれたデータは賢弥の意見が正解だと思う、」

微笑んで答えながら今していた思案まとまりだす。
この電話の用件は他にも有効かもしれない?そう気がつくまま考えだす。

―演習に行く時なら会いに行っても不自然じゃないよね、雅人先生の病院ついでなら僕ひとりだし、

大学の用で奥多摩に行く、そのとき喘息の診察も受けることになっている。
こうして大学がらみにすれば通院の事実も隠しやすい、そう思って演習の参加を決めた。

けれど「隠す」は別件にも有効だろう?






(to be continued)

【引用詩文:William Wordsworth「Intimations of Immortality from Recollections of Early Childhood」】

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雑談寓話:或るフィクション×ノンフィクション@御曹司譚23

2014-03-04 12:48:04 | 雑談寓話
こんにちわ、寒いけど青空が気持ちいいです。
でも写真の青空は先月2月の森ですけどね、笑

昨日、一昨日よりバナーのカウントが減ってたんですけど、
それでも雑談にもバナー押して頂いた方いらっしゃるようなので、続き載せます、笑



雑談寓話:或るフィクション×ノンフィクション@御曹司譚23

金曜夜、なんかしら呑みながら御曹司クンとの会話スタートしたんだけど。
初っ端から、

「どうして田中さん、おまえには最初からソンナに話したがったんだ?」

なんて発言がきてさ、
そんだけ田中さん(仮名・女)が気になるクセに坊ちゃんへの感情ゼロでは無いんだけど、
だからこそ少し話すのも良いかなって自分も正直に言えるとこだけ言ってみた、

「同じ経験してるって解ったからだよ?で、田中ちゃん泣いちゃったから治まるまで一緒にいただけ、笑」

共通の経験が共感になって、親しくなることは誰にでもあると想う。
この共感が嬉しくて田中ちゃんは自分の前で泣いたんだけどさ、それを御曹司クンは訊いてきた。

「なあ、その同じ経験ってさー…なに?」
「なんだと思う?笑」

質問に質問で返して笑った向こう、御曹司クンは考えこみ始めた。
ワインだったかビールだったか呑みながら考えこんでさ、
それが真剣な貌だったからつい弄ってみた、笑

「おまえスゴイ真面目顔になってるけど、仕事もソンくらい真面目にヤッてる?笑」
「っ、なんだよ失礼だなーやってるよ拗ってか考え中だからホットイテ拗」
「じゃあ今日はこのまま放置でイイ?笑」
「や、ちがう違うってば放置すんなバカ解答まってってば焦」

ホント今日なんとか解答がほしい、
そんな貌でお願いしてくるから待ってあげることにした、笑
で、つい考えちゃったんだよね、

―コイツ貌も悪くないし金持ち御曹司だし、でも満たされたコトって少ないんだろな?

実家は経営者、きょうだいは医師、彼本人もソレなり名門大学出身で資格者で跡取り息子。
身長は高いってほどじゃないけど人当たり良い+ジャニーズっぽい顔でさ、
わりとモテるらしくて合コンは必ずメアド交換してた。

それだけ聴いたら幸せになれそうなモンだけど、
彼の口から「幸せだー笑」ってまだ一度も訊いたこと無かったんだよね。
その原因は前から話してくれる通りお祖母さんに育てられてしまったこと、要するに、

両親から育児放棄された親の愛情を信じられない、

ことなんだけどさ、
そんな彼の家庭生活はドンナだろって思って訊いてみた。

「おまえん家、家族そろって家でも食事してんだろ?」
「あ?あー…そりゃするけど、?」

なんの質問だろな?って顔で答えてくれながら、でもなんだか嬉しそうだった。
たぶん訊いてほしいことあるんだろなって想ったからそのまま訊いてみた。

「家族で家ゴハンするんならさ、お母さんが料理してくれたりもあるんだろ?」
「あ、まあすることもあるけどさーたぶん、おふくろの味ってヤツとは違うと思う、」

考えながら少し笑って答えてくれた、
でも、その言葉から寂しげでさ、どういう意味?って眼だけで訊いたら御曹司クン話しだした。

「レストランみたいな料理ばっかりなんだよな、ウチの母の料理って。でも作ってくれる時はマシな方だと思う、家政婦さんの料理がほとんどでさ、
祖母が生きてる時は祖母が料理したりしてくれたけど、祖母だって元は資格者だからさー…いわゆる家庭料理ってカンジのとは多分違うんだろーと思う、」

毎日がレストランみたいな料理、なんて幸せだろうか?

なんてことつい想ったよ、
自分の母は栄養士+教員免許もっててガッコで教えてたことあるんだけどね、
なにより「食事は大事」と母は言うんだけどその「大事」とは違う方向性の家だなって思った。
で、母の言ってたことを訊いてみた。

「家族で会話を楽しみながら食べることが一番ごちそうだってウチの母は言うんだけどさ、そういうご馳走はある?」
「会話かー…」

言われて考えこんで、御曹司クンは教えてくれた。

「話したりはするよ、両親ともワイン好きでワインセラーから好きなの選んでさ、好きな音楽ながしながら話して食ってるけど、」

教えてくれる言葉になるほどなって納得できる気がした、
いわゆる家庭料理やオフクロの味と較べたらトンデモナイ食卓なんだろう?
そんな食卓でも楽しいなら幸せだと思う、けれど御曹司クンにとっても違うんだろうからそのまんま訊いてみた、

「ワインセラーがあって、クラシックかナンカ聴きながらディナーってカンジ?」
「うん、そんなカンジ、おふくろの味ってカンジじゃないだろ?」

答えてくれる顔は困ったみたいな寂しいような、途惑ってるみたいだった。
その貌が言いたいこと解かるなって思ったまま言ってみた、

「毎日レストランディナーってカンジなの、おまえは楽しくないから残業して遅く帰るか誰か呑みに誘うかして、家で食事しないようにしてるワケ?」

レストランみたいな食事+ワイン+クラシック、そういうの似合う家でダイニングなんだろうけど、
ワインセラーなんか個人宅であるくらいだからソレなりの銘柄+値段のワイン、
いわゆる贅沢ってヤツしてる家庭なんだろなって食事風景から見えた。

でも御曹司クンはそこで毎日食事したいと思っていない、だから幼馴染の彼と同棲したこともある。
そんな本音を御曹司クンは笑った、

「あたり、ホントおまえってよく解かるよな?笑」
「こんだけ話ずっと聴いてたら解かるだろ、笑」

ほんと色々と話してもらってきたなって思った、
で、御曹司クンが「はっ」とした貌で言ってきた、笑

「そういえば俺ばっかり俺のコト話させられてるよな?」
「うん?自分も学生時代の話とかしてんじゃん、笑」
「でも友達の話だったろ、おまえ自身のことじゃねえし、」

それで自分は全く問題ないけどね、
なんて思いながら笑ったら御曹司クン更に言ってきた、

「ホントおまえのコトなんも話してくれてないじゃん、あ、なんか今ちょっとショックかも??」

まあ「ショック」なのも仕方ないだろなって思った、笑

人間が親しくなるにはお互いの等身大を知ることって不可欠だけど、
その等身大情報を自分についてはホトンド出していなかったんだよね、笑
だから今夜はたぶん、そろそろナンカ話せってなるだろなーとは思ってたんだけど。
それでも前に、唯1コだけど自分の事ちゃんと話してるのになって思ってさ、言ってやった。

「自分の事も話したよ、1コだけど一番ポイントになることだって想ってるけど、忘れてくれちゃったんだ?ふうん、笑」

言った先、御曹司クンが真剣に考えこみ始めた、笑

第14回 昔書いたブログも読んで欲しいブログトーナメント

とりあえずココで一旦切りますけど続きあります、
おもしろかったらコメントorバナー押すなど頂けたら嬉しいです、
で、気が向いたら続篇載せます、笑

第74話「芒硝1」久しぶりの周太サイドですが加筆まだ倍以上します。
それ終わったら短編連載のなにかorAesculapiusの続き予定です。
ソッチも面白かったらバナーorコメントお願いします、笑

取り急ぎ、



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Short Scene Talk ふたり暮し前 弥生桃花 -Night Before Aesculapius

2014-03-04 01:25:08 | short scene talk
二人生活-2ヶ月@birthplace
雅樹27歳、光一12歳の3月@御山



Short Scene Talk ふたり暮し前 弥生桃花 -Night Before Aesculapius

「ほらっ、雅樹さん、やっぱココの桃は咲いてるねっ、綺麗だねっ(御機嫌笑顔)(ここは毎年早いね)」
「ほんとに綺麗だね、毎年ここは早いね(萌笑顔)(桃の花もだけど光一ほんと綺麗になったな中学生になるからかな萌)」
「ね、なんでココだけ毎年早く咲くのかね?まだアッチは雪あるのにさ、ここだけ不思議だね?(ほんと山は不思議だらけだね?)」
「ここは南斜面だけど、特別に陽のあたる時間も長くて地形から風も少ないんだ。その所為で季節がすこし早いんだと思うよ?(光一の好奇心は楽しいな頭の良い子で好奇心あるなら何でも夢かなえられるんだろうな)」
「それって雅樹さん、このあいだ教えてくれた日照時間と温度ってコトだね?面白いねっ(御機嫌笑顔)(雅樹さん物知りカッコいい)」
「そうだね(笑顔)光一、どの枝を伐ったらいいかな?(光一は花木の面倒見も巧いから)」
「ん、コレとアレとアレだね、(この枝なら木を傷めないね)」
「ありがとう、これで良いかな?(桃の花の下に光一って似合うな可愛い綺麗だ萌)」
「ん、ソレお願いします(御機嫌笑顔)ね、桃の花も雅樹さん似合うね、うんと別嬪だよ?(ほんと別嬪綺麗だね眼福だねっ)」
「え、照(僕の考えばれちゃってるのかな照×萌っていうか光一)そんなこと言われると僕、照れるよ?(照笑顔)」
「うんっ、照れたトコも別嬪イイね、可愛い雅樹さん(御機嫌笑顔)(ホント雅樹さんって純情照れ屋で可愛いねっ)」
「あ、照(そういう光一の方がべっぴん綺麗だよ照なんて恥ずかしくて言い難いけど)」
「雅樹さん、俺が花持ってくねっ(御機嫌笑顔)」
「ありがとう、枝で手を切らないようにね?(ご機嫌だな光一この笑顔ほんと可愛い萌)」
「うんっ、ちゃんと持ってくね、雅樹さんが摘んでくれた花だからねっ(極上笑顔)(雅樹さんの花だもん大事にするねっ)」
「うん、照(ああこの笑顔ほんと可愛い桃の花と映えるな綺麗だなホント可愛いどうしよう照萌)」
「ね、雅樹さん?春の苑 紅にほふ桃の花、って歌知ってる?(オヤジに教わったんだけどね)」
「下照る道に 出でたつ少女?(笑顔)(兄さんから教わったことある歌だな)」
「ん、それなんだけどね、この歌の意味って雅樹さん…ね?(艶笑顔)」
「え、照(どうしよう光一なんだか艶っぽい綺麗どきどきしてきたあの歌ってそういう意味なのかな照萌×悶々)」



Aesculapiusより年末譚、いま連載中6月の時間軸-3ヵ月のワンシーン。
雅樹27歳&光一12歳小学校6年生の三月@御山、光一の無邪気と雅樹の照×悶々です、笑

Eventually Comes True「May.2012 act.10清香」加筆まで終わっています、読み直し校正またしますが。
それが終わったらAesculapiusかside storyの続き掲載予定です、

深夜に取り急ぎ、笑




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