萬文習作帖

山の青年医師の物語+警視庁山岳救助隊員ミステリー(陽はまた昇る宮田と湯原その後)ほか小説×写真×文学閑話

第45話 朧月act.3―side story「陽はまた昇る」

2012-06-09 23:56:58 | 陽はまた昇るside story
月朧 廻らす因果、秘される由縁



第45話 朧月act.3―side story「陽はまた昇る」

遭難事故も無いままに、業務は定時で終われた。
青梅署に戻り携行品を保管に預けて、登山ウェアに着替えると英二は申請書を書きだした。
書き終えた頃ちょうど部屋の扉が開かれて、雪白の顔が書面を覗き込んだ。

「もう出られる?…あれ、外泊申請書だね?って、なんでウェア着て…」

言い掛けたテノールが「意外だ」を含んで言葉を途切れさせる。
これから国村の実家で一緒に捜し物をする予定だから、確かに登山ウェアは意外だろう。
すこし驚いた細い目に笑いかけて、英二は未記入の申請書用紙を手渡した。

「はい、国村も書いてよ。訓練は全部、一緒にするんだろ、」
「それはそうだけど、ね…」

用紙を受け取り、すこし途惑ったよう見つめてくれる。
けれどお構いなしに英二はデスクを立って、代わりに国村を座らせた。

「捜し物が終わったら出よう。だから、遅くなるかもしれないけどさ。でも、行きたいだろ?」

持っていたペンを渡して笑いかけると、国村は1つ瞬いた。
そして底抜けに明るい目は嬉しそうに笑ってくれた。

「うん、だね、」

テノールの声が明るい。
愉しげに笑いながら国村も手早く申請書を書き上げて、立ち上がった。

「すぐ準備するね、これ、一緒に出しといてくれる?」
「うん、いいよ。出したら廊下にいるから、」

受け取りながら一緒に部屋を出て、扉に施錠する。
そして英二は担当窓口で2通の申請書を提出した。

「夜間訓練で雲取山1泊だね、いつも熱心だな。気をつけて行っておいで、連絡用に無線も携行してくださいね」

快く笑って、いつもどおり許可を出してくれた。
これで今夜を、雲取山頂に見つめることが出来る。

―…ウチの両親の四十九日もさ、こうして田中のじいさんと焚火したんだ。今日みたいに、この避難小屋に泊まってね…
 お前の両親は奥多摩のクライマーだ、だから奥多摩の最高峰から送ってやろう…
 それで俺を連れて登ってさ、この場所から送火してくれたんだ…山ヤの本望に、乾杯

田中の四十九日を送った夜に教えてくれたこと。
この話をしてくれた国村は、両親と田中への想いに安らぎ、そして思い切り泣いた。
だから今夜は国村を雲取山頂に連れて行ってやりたい、そう思って急に予定を決めた。

『ふざけるな!』

砕け散るカサブランカの花に、透明なテノールが叫んだ。
あの瞬間に見ていた涙の消えた泣顔は、あまりに辛く哀しかった。
あのあと山桜の下で涙ながし泣いて笑ってくれた、それでも涙も哀しみも詰まったままの笑顔は傷んでいた。

どうか今夜、心ごと泣いて、それから笑ってほしい。

そんな願いと佇んだ廊下の窓辺、ゆっくり夜が街を染めていく。
この急な予定を周太にメールして、そのまま奥多摩交番にいるはずの後藤副隊長へと通話を繋いだ。

「後藤だよ、どうしたんだい、宮田?」
「おつかれさまです、ちょっと急なんですけど夜間訓練で雲取山に登ります。国村も一緒です、」
「お、そうか。だったら例の件も、ついでに担当してくれるかい?」

公務に「ついで」って、良いのかな?
真面目な疑問に首傾げこみながら、英二は電話の向こうに微笑んだ。

「はい、そのつもりでご連絡しました。ご指示頂けますか、」

後藤からの指示に頷いて、短い通話を終えると英二は携帯をしまった。
ふと眺めた窓の外、街に燈火に灯りだす。この時間で夜迎える陽長に、季節の変遷が思われた。
もうすぐ初任科総合が始まる、そして本配属の夏が来る。迎える季節と廻る時に英二は、そっと覚悟に微笑んだ。

― かならず、間に合ってみせる。全てに

想いと薄暮に沈む廊下の向こう、ぱたんと扉の開いてしまる音が立った。
聞き覚えのある音にあげた視線の向うから、白いシャツ姿に登山ザック背負った笑顔が歩いてくる。
歩いてくる底抜けに明るい眼差しに、ふっと心ゆるんで英二は微笑んだ。

このパートナーが自分の隣に居てくれる。
誰より大らかで囚われない心と卓越した身体能力、そして怜悧で冷静沈着の豪胆。
この優れた男が自分と共に、この危険にも立ってくれる。

だからきっと、自分は全てに間に合うことが出来るだろう。
あの紺青色の日記に記された、哀しみの連鎖と50年の束縛から、きっと愛するひとを救うことが出来る。
そんな確信と共に、モノトーンの長身が温かな笑顔で英二の隣に立った。

「お待たせ、行こっかね?」

軽やかに笑ったテノールは、透けるほど明るい。
山っ子が聴かせる声の明るさに、なぜか希望が見えるようで英二は微笑んだ。
この今立っている現実、そこにひそむ残酷な記憶にすら希望は見いだせる。そんな気がした。



国村の屋敷は、静かだった。
四駆を停めて降りた庭は、夜気に花の香がけぶるよう靡いていく。
まだ国村の祖母は経営する農家レストランから戻っていない、祖父も寄合で留守にしている。
この静寂の時間を利用して国村は、蔵の1つを開錠し閂を外した。

「おやじの本ね、家に入りきらない分は、ここに全部あるんだ、」

話しながら白い手がLEDランプを点けてくれる。
やわらなか明りに照らされた蔵の内部は、ひんやりと籠る空気が思ったより澄んでいる。
分厚い土蔵の壁、漆喰の白、分厚い感触の床。初めて佇む空間に英二は微笑んだ。

「俺、蔵の中って初めてはいるよ、」
「あれ、これもお初だったんだね?そりゃ光栄だな、」

からりテノールで笑いながら、奥の書棚を軽く雑巾で拭きあげてくれる。
天井近くまで大きくとられた頑丈な棚は、びっしりと書籍が並んでいく。
凄い量だな?そんな感想に見上げた英二に国村は笑いかけた。

「これとさ、あとこの木箱に入ってるんだよね。俺もまだ、全部は読み切れていないんだ、」
「凄い量だな、お父さん勉強家なんだな?」

素直な賞賛に笑いかけながら英二は書棚を覗きこんだ。
このなかでフランス語の背表紙を探していく、けれど量の多さに軽い溜息がこぼれてしまう。
けれど国村は、大きな木箱を雑巾で拭きあげ蓋を開くと言ってくれた。

「たぶんね、あるならコッチだと思うんだ。あとは書棚の最上段。この2カ所が俺のお手付き無しエリアだから、」
「え、じゃあ、他は全部読んだってことか?」

すこし驚いて英二は友人の顔を見た。
見つめた先で底抜けに明るい目は、なんでも無いよう英二を見て微笑んだ。

「うん、11年あったら、読めちゃうよね、」

国村の父が母と共に亡くなって、11年。
その時間を国村は父の蔵書たちと過ごしてきた、そう言っている。
この古いフランス文学書たちが父子の絆を繋いできた。そう思うとこの書籍たちを無礙には出来やしない。
そんな想いに英二は、大切に木箱の本を手に取った。

「この1冊ずつが、お父さんと国村の記憶を繋いでくれるんだな、」

床に広げた新聞紙へと、丁重に背表紙確かめた本を並べていく。
そんな英二の手つきと言葉に、底抜けに明るい目は笑ってくれた。

「うん、だね?…ありがと、宮田、」

今夜、この木箱を開こうと国村が想ったことは「今夜」の意味と無関係ではない。
この想いの隣に片膝ついて、英二は木箱の本を1冊ずつ眺めていった。

か、かん、か、かん、…

古い時計が時を刻む。
置かれたアンティークの時計は、見当違いの時間を示しながらも時刻音は絶やさない。
時の音とLED灯の淡いオレンジが照らす空間に、ふたり並んで1冊の本を探し求めた。

布張のハードカーバー、文庫本、新書、皮張表装。
大きな古い木箱には数多くの書籍が眠り、いま新聞紙の上に起こされていく。
けれど目当ての本にはまだ辿り着けない、それでも焦らず手に取りながらテノールが口を開いた。

「おまえさ、今朝、泣いていたよね?」

今朝、午前4時。英二は紺青色の日記帳を前に泣いた。
どうしてそれを国村は知っているのだろう?尋ねたい想いのまま英二は素直に微笑んだ。

「うん、泣いた。よく知ってるな、」
「あ、…ん、」

きまり悪げにテノールが詰まる。
すこし顔あげて笑いかけると、かすかに桜いろさす顔が観念したよう微笑んだ。

「白状しちゃうとね。ほんとは今朝、おまえのとこ行ったんだ。でも、いけない気がして、扉の前でUターンした、」

午前4時、夜明け前の時間だった。
その時間だから思うことへと、英二は問いかけた。

「ごめん、気を遣わせたな。なんか用だった?」
「ううん、用って訳じゃないけど…、」

テノールは途切れて、沈黙に古時計の音がただ響きだす。

かん、か、… かん、か、か、

蔵に籠る古い時の記憶に、時刻音が鳴っていく。
この静謐のなか白い手は古い本をとり、透明な目を表題に走らせ古新聞へ並べていく。
ゆるやかな沈黙に英二は、自分の愚問に気付いて困り顔に笑った。

「ごめん、変な訊き方したな、俺。でもさ、入ってきてくれても良かったよ?遠慮させたなら、ごめんな、」

英二の言葉に透明な目が、こちらの顔を眺めて首傾げこむ。
すぐ理解した、そんな明るい笑顔が咲いて国村は言ってくれた。

「泣いてるとこ、OKなんだ?そんな無防備を曝してイイわけ?」
「うん、別にいいよ?」

さらっと頷いて英二は、素直に答えた。

「生涯をアンザイレンザイル繋ぐんだろ?だったら泣顔だって、お互いさま見ることになるだろうし。
それにもう国村には俺、見せちゃってるから別に構わない。それよりさ、今朝、ひとりにさせたな。ごめん、」

午前4時、夜明け前の最も昏い時刻。
きっと国村は「今日」の意味に目覚め、そして温もり求めて扉の前に立った。
けれど英二の気配を察したままに扉開けず、自室へと戻ってしまったのだろう。
そのとき寂しい想いをさせた、こんな無意識の残酷に溜息吐いた隣から、透明なテノールは笑ってくれた。

「今夜、雲取に誘ってくれたからね?だから気にしないでよ、」

今夜の雲取山行は、色んな意味で良かったかもしれない。
そんな想いと手を動かすなかで、木箱の底から取りだした一冊に目が止められた。

『 La chronique de la maison 』

「…あった、」

ふるい紺青の布張表紙に、安堵の吐息がこぼれてしまう。
捜した一冊が無事に見つかった、その喜び見つめる手のなかを国村も覗きこんだ。

「Susumu Yuhara…『 La chronique de la maison 』これが、周太のじいさんの、記念本だね、」


 …今年、父が還暦を迎える。
  その祝いとして大学から、父の書下ろしで記念書籍が出版されることになった。
  それを父は、小説で書くと言いだしている。父にしては意外な発想で面白い、だから大学側も乗り気らしい。
  いつもフランス文学の「研究」一辺倒の父だから、上梓されたら話題になるだろう。
  小説の内容を訊いてみたら「ある『家』をめぐる歴史を書いてみるよ、ちょっとミステリーでね」そう言って笑っている。
  堅物の父に小説、それもミステリーなど書くことが出来るのだろうか?
  けれど、全文をフランス語表記にするあたりは、とても父らしいなと思う。

 
大学2年生の春を迎えた頃、馨はこんな日記を綴った。
そして2年生後期の冬休み明け、この日記に続く記憶を書き残している。


 …父の還暦記念の書籍が、無事に出版された。
  驚いたことに父は、本当に小説を書きあげた。それもミステリーがらみの。
  大学の購買を覗いてみたら、まだ初日なのに半数は売れてしまったと言われた。
  あの湯原博士がミステリー小説を書いたのかと、やはり話題性が高かったらしい。
  さっき父から贈られたから自分でも読んでみたら、意外と面白かったので驚いてしまった。
  全てフランス語で表題もフランス語、そんな辺りは父らしいけれどストーリーと内容は意外性に充ちている。
  『 La chronique de la maison 』ある家をめぐるミステリーの年代記、多くの伏線が事実の様に思わせて惹きこまれた。
  父には意外な才能があったらしい。

  
この日記に書かれた晉が遺したという「記録」を、英二と国村は捜していた。
けれど大学の記念出版なだけに発行数も限られ市場に出回らず、大学や公立の図書館でも貴重書扱いで貸出不可になっている。
当然の様に購入は困難、それでも「家の謎」を解く鍵として手に入れたかった。
そして今、仏文科に在籍していた国村の父が遺した蔵書から、この1冊を発見できた。

「ほんとに、あって良かったよ。助かる、ありがとな、」

素直な感謝に英二は、隣の笑顔へと笑いかけた。
そんな英二に細い目は温かに笑んで、からりと言ってくれた。

「俺だって知りたいし、周太を護りたいからね。でも周太のじいさん、あの字で『ススム』って珍しいよな?」
「うん。湯原の家ってさ、漢字一字で3文字の訓読み、最後の子音はu音にするらしい。曾おじいさんも『あつむ』なんだよ、」

このことは日記帳の記述に馨がふれている。
英文学者を目指していた馨も、仏文学者だった晉も、文学者らしく言語には敏感だった。
それで自分たちの家の命名にも見解を述べてある。そんな話に国村は首傾げて英二に尋ねた。

「でも周太は2文字だよね?」

この疑問は当然だろうな?
軽く頷いて英二はパートナーへと、疑問を答えた。

「そうなんだ、本当は周太も『周』一文字で『あまね』だったらしい。でも、出生届を出す直前にお父さんが変えたんだ、」
「なるほどね。きっと『太』の字に、意味を籠めたかったんだろな…『あまね』だと最後はe音か、これも意味がありそうだね、」

馨が『太』とe音へ籠めた息子への想い。
それはもう答えが解かるような気がする、この推測に英二は微笑んだ。

「どちらもね、越えてほしかったんだと思う。eはuの向こう側だし、『太』の字は大きいって意味らしいから、」

あの家を縛りつける連鎖と記憶、これを越える力を息子に与えたい。
そんな祈りが『周太』と『あまね』2つの名前に切なく温かい。
この温もりを同じよう見つめたザイルパートナーは、きれいに笑って言ってくれた。

「うん、そっか…おやじさんの愛情が、解かるね、」
「だろ?」

頷いて答えながら丁寧にページを開いて見る。
開かれたまだ白あざやかなページは思ったとおり、フランス語で綴られていた。
この中身では頼らせて貰うしかないだろう、ちいさくため息吐きながら英二はザイルパートナーの顔を見た。

「すまない、国村。これの解読だけど、」
「うん、俺がやるよ、」

さらり笑って白い手は紺青色の一冊を携えてくれる。
底抜けに明るい目は英二を見、笑ってくれた。

「フランス語なら俺、わりと読めるから大丈夫だね、」

言いながら白い手は、最初の1頁を開いた。
そこに記された一文に透明な目がそそがれ、ため息にテノールが呟いた。

「…やっぱり、この本は『記録』みたいだね、」

透明な視線が英二を見、白いページをこちらに向けてくれる。
この1頁目の一文を、白い指が示した。

『Pour une infraction et punition, expiation』

「罪と罰、贖罪の為に。そう書いてある。この本は贖罪のために書かれた、ってことだね、」

罪と罰、贖罪の為に。

この一文に籠めた晉の想いと意図、起きてしまった惨劇の記憶と悔恨。
これらの全てが、この一冊には記されていると確信されてしまう。
これらは全てを知っておく必要がある。

けれど、これらを直接読んで知ることは、きっと精神的負担が大きい。
いつも英二が紺青色の日記帳から負ってしまう、哀しみと痛みの傷と同じように心軋むだろう。
それを自分は、この無垢な山っ子に背負わせてしまう。そんな罪悪感に英二は口を開いた。

「国村、この本はね…きっと、読むのは辛いだろうって思う、今の現実を知った後だと…なのに、」
「構わないね、」

透明なテノールが遮ってくれた。
そして底抜けに明るい目が英二を見つめて、温かに笑んだ。

「あの日記帳読んだ後ってね、おまえ辛そうな顔の時があってさ。見ているだけって、俺は嫌だったんだ。
だから、これがフランス語だったのはね、俺にとっちゃ好都合なんだよ。おまえと周太のサポートを、俺だけが出来る。嬉しいね、」

どうしていつも、こんなに優しい?

この山っ子の無垢で無欲な優しさが温かい、そして切ない。
この温もりの水源が離苦から生まれたと知っている今は、尚更に切なく愛おしい。
やっぱりこの「唯ひとり」をも愛している、いま深められる自覚に英二は微笑んだ。

「ありがとう、頼りにさせてもらうな、」

底抜けに明るい目が嬉しそうに笑ってくれる。
笑って透明なテノールが、からり軽やかに言ってくれた。

「うん、コッチは俺に任せな。おまえはラテン語の解読、よろしくね、」

ラテン語で綴られた周太の父、馨の日記帳。
あのページに今朝がた見つめたばかりの哀しみが、心ふれて傷んでくる。
傷みのまま英二は、素直に口を開いた。

「なあ、国村?俺が今朝、泣いていたのはね…その日記のことだよ。だから、それを読む前に話しておきたいんだ、」

今朝、読んでしまった。
あの家を50年間めぐらされる「惨劇の記憶」を知ってしまった。
あのページに綴られていた「31年前と50年前の惨劇と秘匿」この真相への告白が傷ましい。
この痛み胸に抱きながら英二は、底抜けに明るい目へと読んでしまった事実を告白をした。

「拳銃なんだ、いつも。50年前も31年前も14年前と同じだ、全員が『拳銃』で死んでいる。これが、あの家を縛る連鎖の真相だ、」

―…おまえは、拳銃を舐めてる

警察学校で周太が投げかけた言葉が、今、残酷な現実とリンクする。
あの家を哀しみの連鎖に縛り上げる、その最初を目覚めさせた『拳銃』の幻聲と共に。




(to be continude)

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