よっちゃん農場のドタバタ日記

「よっちゃん農場」の日常。
 ~いち農家から小さなブランド作りの奮闘記~~

食の現実。

2012年05月18日 | 自営業


久しぶりのホテル泊。たまにはいいっす

そして本当に久しぶりにカミさんのお買い物に付き合い、
あっちの店にフラリ、こっちの店にフラリと見物してきました。
天気は悪かったけれど、仕事頭半分でのんびりと。


そして,通りすがりにKALDIを発見したので早速偵察(?)に。

初心を忘れず、テンションをリセットしてお客さん気分で入店。
入った瞬間、漂ってくるコーヒーの心地いいかおりに気分上々になり、奥のほうへ。。
(う~ん、やっぱりいい。こんな店に"よっちゃんなんばん"並べられたらなぁ~)
というあの頃の野望を思い出しながら調味料コーナーまで辿り着き物色。。



すると…お~~!!!!発見っ!!!!

とニンマリ 

なんどもなんども往復してみたり、
棚の前面ギリギリに前だししてみたり、
他のお客さんが来るとちゃんと目に止まってくれるかなぁと、明子ネエちゃんのように端っこからジーっと見てみたり。。

堪能して参りました

ちょっとずつでもいいから、売れてくれるとうれしいなーと思っています。

県内県外限らず、置いてもらっているお店のほとんどが、
私からすると「えれーオシャレだなぁ!」というところが多いのです。
だからね、なんというのか、
一生懸命やってんのは自信持って間違いないんだけれど、
その、置いてもらってる店の空気感というのと生産者のこっち側とギャップがある感じがして

(いいのかなー)

と、こっはずかしい感じがしたり、

(やったぜ!うれしーなー)

と、悦に入ってみたり。

ドキドキです。
これも楽しみのひとつなんですけれども。。




夕方、コラボパンを作ってくれている三本木・青い虹に井上さんを尋ねました。



いっつも開店前に商品を受け取っていくので、ちゃんとパンが並ぶところを見たかった。
どれもうまそ~で(うまいんですけれど実際)、最近お気に入りのシナモンロール、チョコクロ、フォカッチャを購入。

そしてコラボの打合せ、というか色々。

来週の朝市ネットには新しいのを出します
ヒントはコレ↓↓↓


お楽しみに~~!

井上さん腕はもちろんなんですが、
好奇心も旺盛で次々アイデアが溢れてくるので話していると面白いのです。



んでもって色々話していると、原発の話題に。

原発の事故の影響でもっとも深刻なのは「食」だと思う。
人が生きるための衣・食・住で一番大事なもの。

その食べるものを作り出す「現場」が、特に今年に入ってからどれほど影響を受け、
どれほど混乱しているか。。。

テレビを見ると再稼働に関しての節電だぁ、規制だぁのと報じてるけれど、
しょせんはテレビの中だなぁと感じる。現実感がないなーと。



電気が不足するのは不便だけど人は死なない。食うもんが無かった死ぬよ。


そういう事のような気がする。



震災の事もそうだけれど、
3・11があって「人が生きるということ」を私も含めて根っこから考えるキッカケがあったのは確か。かなりの人が考えているはず。

…なのに…  と思っちゃう。

ニュースとかを見ていても、一見連続性があるように見えるけれど、
日をおうごとに、現地の現実や状況と、報じられるものがモノのみごとに噛み合わず、
いつかみた日体大の「集団行動」のようにぶつかりそうで、ぶつからない感じ。

経済の中心が東京にあるのはわかる。

が、

「人が生きる」という事の根本はどこにあるのか、そこをもうちょっとね、という気がしてならない。