よっちゃん農場のドタバタ日記

「よっちゃん農場」の日常。
 ~いち農家から小さなブランド作りの奮闘記~~

完敗。

2012年04月25日 | Weblog


地域の生産者も「組織」でしっかりとモノを考えてかないと、
先へは進めない事を思い知らせられた夜。

決定的に完敗でした。
手も足も出ない。
悔しさを通り越し、スゲーと思いました。
学ぶ事が多い。ホントに多かった夜。

が、組織にはない武器を持っているのはこちら。
負けは素直に認め、力をつけよう一歩づつ。



やっぱ悔しくて眠れねー。






感謝。

2012年04月24日 | 自営業


久しぶりにあったかい。けれど、心地良いとはいかない曇天な一日。


昨年に続き、親父は張り切って菊の栽培を。
別件で普及センターYさんが来訪したのだけれど、
親父もYさんも熱心になり、要件よりも菊談義になってしまった。。良いことです。




昼飯、オヤジの奢りで卸先の一つ「酒まんじゅう」花山さんとこで。
昨夜、急に
「明日みんなで蕎麦食いさ行くべ!」
と、号令が掛かったのでした。何よりうれしいお誘いだった。





私が田舎に戻り、今の「商売で食う農家」をやる!
と言った時、親父はきっと「おー跡を継いでくれるのか!」
ときっとうれしかったはずです。

が、商売ってそんなに甘くはないですよね。。。

それこそ"食える、生活出来るレベル"になったのなんてここ数年です。
私は、私なりに
「兼業は嫌だ。最初っからうまく行くんなら苦労しない!」
と我を通し続け、
家族が総出で、親戚に押し付けられた借金をなんとかすべく一生懸命な毎日なのに、光明が見えず、という期間が続きました。

そして若くしての母親の突然の死。

これはとんでもない衝撃で、ショックでした。

当時は「母親が居なくなった」のと、「稼ぎ手が一人減った」で随分落ち込みました。

それをキッカケに親父と一致団結、とはモチロンいかず、
私夜居酒屋でアルバイトをしながら空回りを続け、キッカケを探しつづけ、
頂く話ぜんぶ、出まくるしかなかった。
そこから少しずつ、少しずつ何かが見えてきたのでした。

当時は、親父にも随分責められ、私も今考えれば申し訳なく情けないほどに親父を責めていました。

今考えたって折り合うわけがないんです。どっちも真剣だからこそ。考え方が違うんだもん!
でも、親子としても、反則スレスレの関係でした。



そして今があります。

カミさんが来て、商売云々という前に、家族としてのありようを大事に思ってくれて
「そこが基礎なんじゃないのか?」
と根っこから言い続けてくれた。くどいほどに。
カミさんも家族で波乱万丈だった人だからこそ、わかるのだと思います。
彼女もホントに余計な苦労をかけたと思うし、感謝に尽くせません。


今、親父は第二の人生でようやく仕事に「楽しみ」を加えることが出来ました。

親父が楽しみとともに稼いだお金で食わしてくれた「蕎麦」、格別でした。噛み締めて食べました。



あとは孫の顔を!
と、誰よりも俺ら自身がツーレツに思ってるんだけど、こればっかりは授かりもの。



平和が何より。




共有する場、に参加出来るのか?

2012年04月23日 | 自営業

数日前に散髪に行きました。
その際、店員さんが
「あれ、首の後ろに"イボ"ありますねー。
 これ、多分脂肪の塊です。絞っちゃいますか!?」
に、
「んじゃ絞っちゃって!」
が悪かった。。。

すぐに殺菌クリームを塗ってたんだけれども、
日増しに腫れ、痛くなってきたので病院に。

「バイキン入って化膿してますね。」
の診断。
首なので怖いのもあるのですが、なんだか頭を中心にボーっとしてます。
戦ってますねー、わがボディ!





ここしばらく頭から離れなかった難問。
数日前にも会議をしたけれど、明確な答えが見つからない。
が、
間違いなく今、こちら側での手法によって場が活性化し、
みんなの自発性、やる気、意欲が溢れだしているのは事実。

いよいよ、それを形にするという段階にもう少し。というところ。

こっからは外部との協議になる。
が、まずはそれぞの立場を置いといて、場に集まって話す。
これが出来ないと先へは進めない。

「やれない理由を見つけるのではなく、出来る方法を探すこと」

とは、立場の違う向こう側が口にしている言葉だが、鵜呑みにすると痛い目に合う。
それが実践されているのならこんなに苦しむことはないはずなのだから。

私も一翼を担い、理解してくれた後輩も一生懸命になり、
それが伝播していい方向に向かいつつあるのだが、
このままでは私と同じ轍を踏んでしまいそう。

一番大事な、参加者の「心意気」をないがしろにされ、
役を担った人間が板挟みに合い苦しむ事になる。


そうはさせたくない。させない。


もう少し頭をヒネろう。



抽象的な文面でごめんなさい。



ささやかな、お祝い。

2012年04月22日 | お友達


今年は天候に今ひとつ恵まれない春。

肌寒い中再び今日は佐藤農場。


ちょうど一年ほど前に、ここ佐藤農場で海の手山の手ネットワークが動き出しました。
鳴子温泉に避難中だった沿岸部の人たちにとって、
少しでも気持ちの癒しになってくれれば、という気持ちと、

何か手助けを含め
「自分らに出来ることは?」
と考え続けていた中、
こっちサイドばかりで考えてもわからん!
ざっくばらんに話す場を作っちゃおう!
という気持ちもありました。


中で、三陸タカちゃん一家は沿岸に戻らず、ここ大崎市に残りました。
そして、息子さんがこの度御縁が生まれ、結婚することになり、
お花見を兼ねて、来れる人、仲間内でお祝いしようよと佐藤農場、宗一さんが企画しました。





お祝いといえば"もちつき"に限ります。

一年前の、前を向こう!という気持ちそのままに、新郎Hくんに力強くついてもらいました。

そして、バーベキューをしながらお祝い。
円満夫婦になってほしいですね。

途中、お花見に来ていた一般の方も混じってみんなで唄い、祝福もしました。






お幸せに~~!





伝える方法、を探す。

2012年04月21日 | 自営業



昨夜、有志による会議をやりました。

内部では確実に「積み重ね」が実感出来て、形になりつつある。
けれども、
それを外部に伝える、というのはまた別モノで、難しい。
そこには、背景を含めてお互いに「理解しよう」というスタンスが必要で、
それが無いと一方通行で終わってしまう残念な結果になってしまう。
内部では通せた理屈も立場も感性も違う相手にどー伝えるか、わかってもらうか。。。

東北村のように感覚的に「ピコンッ!」と合うのは稀ですね、ほんと。

そんな事を頭に置きながら過ごした一日。

打ち合わせで近所の佐藤農場を訪れると、少し遅れ気味だった梅の花もようやく満開に近づいて。






鼻を刺激する梅臭が何ともいえず心地よく、
もう少し気温が高かったら昼寝したいくらい。

まー、お見事です!大農場!



一方プチ農場の我が家でも、負けずに。



裏山の片付けをしていると、
一面に広がる天然の「スミレ」が咲き誇っておりました!

まだまだスケ寒い日が続きますが、春ですね~!