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Pretenderの備忘録

フランスへのオマージュ 第一夜

2005-05-09 23:51:47 | 音楽 Classic
JTアートホール室内楽シリーズも10年目に入り、第263回。
実は初めて。チケットがすぐに売り切れで、今回は発売日にPCで頑張って取った。ホールは小さいがなかなかのホール。予断だが、JTの本社ビルは、レストランも結構充実。僕の好きなすしチェーンや植村の迎賓館、たリーズ等々。

今日は、オーボエのモーリス・ブルグを迎え、フルートに佐久間由美子、クラリネットに高橋知己他にファゴット、ホルン、ピアノの構成。木管室内楽の世界。最初が、ラヴェルのクープランの墓。木管プラスホルンなんだけど、こんな風に聞こえるのかと感心。フランセの木管四重奏曲、リゲティの6つのバガテルと続き、休息をはさんでタファネルの木管五重奏曲、アーノルドのディヴェルティメントOp37、そしてぷーランクの六重奏曲。アンコールもフランセの食前酒という意味の曲。クープランの墓以外は初めて聴く曲ばかり。弦がない構成というのもとても新鮮。クラリネットの音ってこんなに響くのだと感心。僕自身はフルートを少しやるのですが、フルートは響く楽器だと自分では思っていたけど、フルートの音なんてほとんど聞こえない状況。
木管用の室内楽というのは非常に、激しい感じの曲ばかりというのも驚きでした。ゆったりとまどろむ弦の室内楽とは別世界でした。


コメント
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