Running On Empty

Pretenderの備忘録

マーラー9番 フィラデルフィア管

2005-05-23 23:35:35 | 音楽 Classic
文句なしに素晴らしい演奏だった。
金管も木管も3日間の中でもっとも安定していたと思う。安心して聴いていられた。
9番は、ライブで聴いたのは、シノポリ=NYフィル、小澤=サイトウキネン、バレンボイム=シカゴ、井上=新日本、インバル=ウィーン交響、沼尻なんてところだろうか。今後は夏に、飯森、年明けにチョンミョンフン、があった。行くかどうかはまだわからないが。今まで一番良かったのはCDにもなったサイトウキネンの緊張感だが、今日は特に第四楽章のフィラデルフィアサウンドのメローな響がとてもよかった。
今日の座席はP。空席は1階、2階に多かった。オケの後ろ。どの楽器がなっているかが視覚的にわかりやすい。フィラデルフィアに住んでいた頃、キンメルセンターで、10ドルの当日チケットでほぼ全プログラムに行った。運が良いとSの最高の席だったり、オケの後ろもあり、1シーズンで、1階、2階、3階、横、後ろとほぼ制覇したのが懐かしい。
今回の来日、15年前にボストンで生で聴いて以来、あまり好きになれない(今でもルックス的には生理的にダメ)エッシェンバッハだったが、今回、見直した。キレイにしっかりとしたサウンドを作っていると思う。
5月の僕のマーラーチクルスは終わった。次は9月かな。大植さんの3番、大野さんの5番、メータの6番がある。まだ大植さんしかチケット買ってないけど。
TVは入ってませんでしたが、録音してたので、FMでやるかも。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

阿修羅城の瞳

2005-05-23 14:38:55 | 映画
なんというか、不思議な劇画を見せられたというか。アクションシーンやCGもあり、それが江戸時代で、歌舞伎も出てきて。よくわからないちぐはぐ感というのでしょうか。

役者さんは、染五郎、宮沢りえ、樋口可南子、渡部篤郎等々、充実しています。

染五郎は、歌舞伎を観ていてうまいと思ったことはあまりなく。こういう役でもワルやワイルドに徹せないし、育ちの良さというかひ弱さが出ちゃう色男。でもまだ色男ってほどじゃない。宮沢りえは綺麗になりましたね。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする