歌舞伎座 1階 東8 2番
一、祝初春式三番叟(いわうはるしきさんばそう)
翁 富十郎
千歳 松 緑
千歳 菊之助
後見 松 江
後見 錦之助
三番叟 梅 玉
二、平家女護島
俊寛(しゅんかん)
俊寛僧都 幸四郎
海女千鳥 芝 雀
丹波少将成経 染五郎
平判官康頼 歌 六
瀬尾太郎兼康 彦三郎
丹左衛門尉基康 梅 玉
三、花街模様薊色縫
十六夜清心(いざよいせいしん)
清心 菊五郎
十六夜 時 蔵
恋塚求女 梅 枝
船頭三次 歌 昇
俳諧師白蓮実は大寺正兵衛 吉右衛門
四、鷺娘(さぎむすめ)
鷺の精 玉三郎
歌舞伎座さよなら公演の幕開け、ここから16ヶ月。
一、格式ある踊りということでしょうが、観ていてあまりぴんと来ない。能から取り入れて、歌舞伎らしさがないとなかなかということではないか。
二、正月からこの演目を選ぶよなあと。最後、叫び続けず、石のように固まるのはまあ良かったか。キャスティングもこなれてきたともいえるし、新鮮さがないとも言える。
三、時蔵、いい役者だとは思うんですが、ちょっと、かわいさも必要ということになるときつい面がある。これはやはり通しで観たいですが、今の歌舞伎座ではもう無理そうですね。
四、観るのは三度目。ちょっと抑え気味にしている感じがしたのは気のせい?あるいはまだ先が長いから?