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Pretenderの備忘録

神楽坂 和食 笹貴

2005-05-27 23:31:44 | グルメ
神楽坂、毘沙門天付近の裏道にある小料理屋。バーも近くでやっているようだ。
新鮮な海の幸なんかを食べさせてくれる。
今日は、毛がにをゆでたのをそのまま。それから、たこ。ウニ。ホタルイカ。トリ貝。蕨の煮びたし。揚げ餃子。さくらんぼのシソ漬け。その他。もう食べられないくらい。どれも手が込んだ料理ではないが、素材の新鮮さを大切にしている。美味しい。私は先輩のおごりだったのでいくらかわからないが、べらぼうではないと思う。おばあちゃんがやっている素朴な店。高額納税者1位氏も常連と聞いた。

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西麻布 和食 いなにわ

2005-05-24 23:25:47 | グルメ
隠れ家的なレストランのはしり。稲庭うどんが宮内庁ご用達か何か。テーブル、カウンター、座敷とある。
あなごの刺身、どぜうのから揚げ、ブタシャブ、稲庭うどんなんかを食べた。どれも、美味しい。深夜もやっているようだ。

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マーラー9番 フィラデルフィア管

2005-05-23 23:35:35 | 音楽 Classic
文句なしに素晴らしい演奏だった。
金管も木管も3日間の中でもっとも安定していたと思う。安心して聴いていられた。
9番は、ライブで聴いたのは、シノポリ=NYフィル、小澤=サイトウキネン、バレンボイム=シカゴ、井上=新日本、インバル=ウィーン交響、沼尻なんてところだろうか。今後は夏に、飯森、年明けにチョンミョンフン、があった。行くかどうかはまだわからないが。今まで一番良かったのはCDにもなったサイトウキネンの緊張感だが、今日は特に第四楽章のフィラデルフィアサウンドのメローな響がとてもよかった。
今日の座席はP。空席は1階、2階に多かった。オケの後ろ。どの楽器がなっているかが視覚的にわかりやすい。フィラデルフィアに住んでいた頃、キンメルセンターで、10ドルの当日チケットでほぼ全プログラムに行った。運が良いとSの最高の席だったり、オケの後ろもあり、1シーズンで、1階、2階、3階、横、後ろとほぼ制覇したのが懐かしい。
今回の来日、15年前にボストンで生で聴いて以来、あまり好きになれない(今でもルックス的には生理的にダメ)エッシェンバッハだったが、今回、見直した。キレイにしっかりとしたサウンドを作っていると思う。
5月の僕のマーラーチクルスは終わった。次は9月かな。大植さんの3番、大野さんの5番、メータの6番がある。まだ大植さんしかチケット買ってないけど。
TVは入ってませんでしたが、録音してたので、FMでやるかも。

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阿修羅城の瞳

2005-05-23 14:38:55 | 映画
なんというか、不思議な劇画を見せられたというか。アクションシーンやCGもあり、それが江戸時代で、歌舞伎も出てきて。よくわからないちぐはぐ感というのでしょうか。

役者さんは、染五郎、宮沢りえ、樋口可南子、渡部篤郎等々、充実しています。

染五郎は、歌舞伎を観ていてうまいと思ったことはあまりなく。こういう役でもワルやワイルドに徹せないし、育ちの良さというかひ弱さが出ちゃう色男。でもまだ色男ってほどじゃない。宮沢りえは綺麗になりましたね。

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マーラー5番他 フィラデルフィア管

2005-05-22 21:36:37 | 音楽 Classic
ベートーベン ピアノ協奏曲4番
ピアノ ラン・ラン

今日の座席はステージに向かって左横。ステージに完全にかかっており、指揮者の顔が良く見える。ランランの背中から、ピアノの手の動きが実際、あるいはピアノに移る像で見ることができる。余談だが、客席も良く見える。一階の人の顔も8割くらいわかる。UBS主催ということで、バンカーの顔もちらほら。2階はかなり空席が。女性の比率は普段と同じくらいで、YoYoMaの女性人気を思う。
ランランは米国で二回、ライブで聴いている。彼が20になるかならないかの頃だ。一度はフィラデルフィアでのリサイタル。ベートーベンやシューマンだった。彼は、カーチスに留学しているため、フィラデルフィアでの人気が高い。僕は行かなかったが、フィラデルフィアオーケストラのボールなんかにも呼ばれて弾いたりしている。もう一度は、シカゴで、バレンボイム指揮で、ベートーベンだった。このときは、ポリーニを聴くために、わざわざシカゴまで出かけて、ポリーニが腰痛でキャンセルでランランで、がっかりした。ポリーニは、シカゴ、NY、フィラデルフィアすべてチケットを押さえたが、全部キャンセル!!正直、好きでなかった。とにかく、大向こうの受けを狙った大げさな動きをする、それが嫌だった。シカゴでは真っ青なチャイナドレスで登場し、度肝を抜かれた。
今日のランラン。まず、雰囲気が変わってビックリ、短髪の坊やが長髪になり、黒のベルベットジャケットというシックないでたち。以前ほど大げさなアクションはない。自分が弾いていないときは、指揮みたい動きをしているが、笑。演奏は丁寧に弾いていて、オケの重厚なサウンドが支えていた。当然、課題も残った。大げさなアクションの名残で、結構無駄な動きが多い。やたらにスタッカートで弾く。強弱はつけるが、まだまだ表現としてどうかという感じ。ストレートが速いピッチャーで、ゆるいカーブしか他に球種がないみたいな。僕自身は、過去よりもずっと良くなっていると思うし、成長したと思う。嫌いではなくなったし、今後も注目していくかな。CDを買いたいと思うかは現時点では微妙。キーシンのように30過ぎて、テクニックだけで勝負するのでなく、本当に表現力とか目を見張るばかりになった例もあるし。

マーラー5番

全般として素晴らしい演奏だった。エッシェンバッハが目指している音楽性がよく出ていたと思う。誤解を恐れずに言うならば、今、小澤がウィーンフィルで5番を振ったら、コンセプトはかなり近いのではないかという気がする。もちろん、違いはあるだろうが。

第一楽章のトランペットの入りは、最高に近いできだったと思う。荘厳でよかった。僕の席はステージにかかってるので、聞こえ方は微妙だと思うが(コントラバスはステージ向かって左に配置。第一バイオリンの横にチェロ、ハープは右で通常とも異なる)、第一楽章途中の金管がちょっと不安定な場面があったものの、全般的に良かった。第二楽章は出だしの木管が少々不安定で心配したが、弦はフィラデルフィアサウンドの面目躍如ということで、滑らかなサウンドだった。第三楽章もややホルンに不安が残る箇所があったものの、全般として良いできだった。第四楽章は、エッシェンバッハの耽美主義の聞かせどころで、高音の緊張感ある弦さばきという点では、やはりベルリンやシカゴだが、十分素晴らしい出来だった。第五楽章が一番、今のフィラデルフィアオーケストラの音というところか。バランスよく、美しく、力強く纏め上げていた。
エッシェンバッハの指揮を前から見ていて、一つ、振りすぎという感はある。まったく、オケを走らせることはしない。シノポリに通じる丁寧さではあるが、楽譜に対して忠実ということを超えて、オケに対してはどうなのだろうとふと思った。ただ、ムーティー、サバリッシュと、このオケはマーラーをレパートリーとしてこなかったという事情もあるのかもしれない。

NHKでそのうちやると思います。

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