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Pretenderの備忘録

五月大歌舞伎 昼の部

2007-05-06 20:52:04 | 歌舞伎
新橋演舞場 2階左列11番

左側って初めてで、花道が全然見えないんですね。だからモニターがあるんだと納得。右と比べて全然、見え方が差がありすぎで、これは右が2等なら左は3等だと思う。同じ値段というのがあまりに納得感なさ過ぎ。

鳴神
染五郎。最後の荒事という形相になってからは型で勝負みたいなところがあるからまあまあ。だけど、その前振りは、存在感が軽過ぎ。まだ若いから仕方ないが。高麗屋ではあるけど、和事じゃないかなと。芝雀の雲の絶間姫、個人的には微妙。茶目っ気がある人か、美しさで押す人かでないとなかなか難しそうに思う。孝太郎とかしんどいだろうね。

鬼平犯科帳 大川の隠居
TVも含め二世吉右衛門のための役ですが。脚本家と演出家が歌舞伎としてどう面白く見せるかということにどの程度真摯に向かい合ったかということに尽きるのではないか。歌舞伎としてでなく、普通に演舞場にかける芝居とどう違うかについて、どう説明がつくのだろう?

釣女
狂言からきた楽しいくつろぎのひと時。初代が太郎冠者として芸にしていたものを、17世勘三郎に倣い吉右衛門が醜女を演じる。サービスみたいなもの。



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こどもの日

2007-05-05 23:39:19 | 日記
こどもの日に嫌なものを見た。京王線21時34分発、2号車の3号車よりの優先席。親子4人がふんぞり返って座っている。子供はDSをやっていて、親がそれを覗き込んでいる。その前に、老人が数名立っている。言おうかなと思ったが、「逆切れするタイプ」と止められた。あの子達は、優先席でさえ、平気で座って、老人に席を譲ることもできないのだろう。当然、普通の席ではそんなこと想像もつかないのではないか。明らかに親に責任がある。子供は被害者で、またそれが再生産されていくのだろう。この社会の将来は暗い。
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銀座 中華 香港飲茶

2007-05-05 23:35:05 | グルメ
先月末から中華が多い。今月、まだまだ続く。


柿安の飲茶ビュッフェ


ビュッフェ
飲茶の数は少ないが、そこそこのビュッフェでした。価格も一人3000円しない。酒を飲むと別料金ですが、子供連れが多かったのは肯けます。喫煙席はなくすべきでしょう。特別美味しいわけでもないけど、まずくないし、まあまあで値段を考えたらお手ごろ。

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「熱狂の日」音楽祭 2007 5/5

2007-05-05 23:25:54 | 音楽 Classic
19:00 B7 マラルメ

工藤重典(フルート)
ニコラ・バルデル(クラリネット)
安江佐和子(ハルモニウム、シロフォン、チェレスタ)
クレール・デゼール(ピアノ)
エマニュエル・シュトロッセ(ピアノ)
渡辺玲子(ヴァイオリン)
ネマニャ・ラドゥロヴィチ(ヴァイオリン)
店村眞積(ヴィオラ)
アンリ・ドマルケット(チェロ)
黒木岩寿(コントラバス)

サン=サーンス:ベートーヴェンの主題による変奏曲(2台ピアノ)
サン=サーンス:動物の謝肉祭

とにかく、演奏者が楽しんでやっているのが伝わってくる、この音楽祭のイメージにふさわしい楽しい時間でした。


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「熱狂の日」音楽祭 2007 5/4

2007-05-04 23:12:59 | 音楽 Classic
10:00 ホールD7 イプセン

工藤重典(フルート)
吉野直子(ハープ)
ミゲル・ダ・シルヴァ(ヴィオラ)

ニールセン:霧が晴れてゆく
ビゼー:間奏曲(歌劇「カルメン」より抜粋)
フォーレ:フルートとハープのための幻想曲
サン=サーンス:フルートとハープのための幻想曲
ラヴェル:ハバネラ形式の小品
ドビュッシー:フルート、ヴィオラとハープのためのソナタ

美しい演奏でした。朝というよりも夜という雰囲気ではありますが。途中で入ってくる人も多かったり、演奏中にかかっても話し続ける人がいたり、聴衆のマナーに難。難があるのはほぼ全員女性でした。男性聴衆も半分近くいたはずなのに。放送されている「開演中ショッピングバッグ等の開閉はご遠慮ください」って、該当するのは、まあ30代以上の女性のことですよね、経験からすると。

19:00 ホールB7 マラルメ

工藤重典(フルート)
吉野直子(ハープ)
トウキョウ・モーツァルトプレーヤーズ
沼尻竜典(指揮)

武満徹:海へ?
ドビュッシー:神聖な踊りと世俗の踊り
ラヴェル:組曲「クープランの墓」

静かなひと時を過ごすことができました。沼尻さん、いまひとつ乗らない感じでしたが、最後はそこそこだったかな。

21:15 ホールA ドストエフスキー

庄司紗矢香(ヴァイオリン)
ボリス・ベレゾフスキー(ピアノ)
ウラル・フィルハーモニー管弦楽団
ドミトリー・リス(指揮)

チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲
チャイコフスキー:ピアノ協奏曲 第一番

5000人の大ホールということで、庄司さんは鳴らすことに必死になっている感じがして、ホールの音が良くないこともあり、凄い演奏という感じは正直しなかった。ベレゾフスキーは、力強いけどさりげなさを強調するような感じでした。ホールが、1500くらいのCだったらなあと改めて思います。





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