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Pretenderの備忘録

宝生会 月並能

2009-10-11 21:11:17 | 能・狂言、文楽
宝生能楽堂 正面る側13番

小督
 シテ 高橋亘

伊文字
 大蔵彌太郎 大蔵基誠 大蔵吉次郎

龍田
 シテ 小林与志郎

絃上
 シテ 田崎隆三
 師長 佐野登
 姥  大友順
 龍神 小林晋也
 ワキ 野口敦弘
 間  大蔵教義

龍田の途中から入った。龍田は、意外と面白かった。特に自分の稽古のつもりでみていると勉強になった。
絃上は、場面転換や見せ場が多く、楽しめる。
しかし、入りは半分程度か。。。
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京乱噂鉤爪

2009-10-09 23:18:07 | 歌舞伎
国立劇場大劇場 1階14列30番

市川染五郎=原案
岩豪友樹子=脚本
九代琴松=演出
国立劇場文芸課=補綴

京乱噂鉤爪(きょうをみだすうわさのかぎづめ)二幕十二場

― 人間豹の最期 ―
   
市川染五郎宙乗り相勤め申し候 
              国立劇場美術係=美術          

第一幕 プロローグ 伏見近辺
    第一場   烏丸通り・きはものや
    第二場   三条・鴨川堤
    第三場   化野・鏑木隠宅
    第四場   一条戻橋
    第五場   今出川・鴨川堤
    第六場   羅城門

第二幕 第一場   四条河原町
    第二場   化野の原
    第三場   鏑木隠宅
    第四場   如意ヶ嶽の山中
    エピローグ 大文字を望む高台

(出  演)
松 本 幸四郎
中 村 翫 雀
市 川 高麗蔵
松 本 錦 吾
澤 村 鐵之助
中 村 歌 江
中 村 松 江
市 川 染五郎
中 村 梅 玉 ほか

昨年の乱歩の続編を、原作なしで、染五郎の原案を作品化。
大体において、続編が前編を上回る出来であるケースはまれで、本作もそう。
話が、奇想天外なのは歌舞伎として許されるけど、変に哲学的な思索とか、せりふにも出てくる説教みたいなのはどうか。
場面展開が多すぎ。
早替わりはなく、影武者使い。
染五郎の宙乗りと書いてあるので、宙乗りは本人なんだろうけど、メークが化け物だし、暗いしでよくわからなかった。劇場を斜めに宙乗りで、距離もあるし、何回も、体操選手のように中で前転、後転を繰り返し、本当に染かと思った。
幸四郎のせりふが聞き取りにくい。
役者は前回よりも出ているのだが、何か締まらない。
正直、あまり面白くなかった。
コメント (2)
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オテロ

2009-10-06 23:17:11 | 音楽 Opera
新国立劇場 オペラパレス 3階1列18番

演出 マリオ・マルトーネ

指揮 リッカルド・フリッツァ (第1,2幕 体調不良による降板)
    石坂宏 (第3,4幕)

管弦楽 東京フィルハーモニー交響楽団

オテロ ステファン・グールド
デズデーモナ タマール・イヴェーリ (ノルマ・ファンティーニの代役)
イアーゴ ルチオ・ガッロ
ロドヴィーコ 妻屋秀和
カッシオ ブラゴイ・ナコスキ
エミーリア 森山京子

歌舞伎で言うと本水を使った舞台。これ、3階からだと良く見えたが、一階だとどの程度見えるのだろうか。割合とすっきりとはしている舞台で、回り舞台も利用。

歌手はオテロ、出だしはちょっと不安を感じたが、堂々たるもの。
代役のデズデーモナやイアーゴ等、しっかりとした歌唱を聞かせてくれた。
後半がなかなか始まらず、館内放送が入り、ついに指揮者交代。代役を石坂宏がソツなく見事に務めた。これ、ドイツオペラの方が本領発揮だったろうが。

90年に、カーネギーで、コンサート形式で、ショルティ指揮、パヴァロッティ、テカナワ、ヌッチで聞いたのが忘れられない。CDにもなり、パヴァロッティは風邪を引いたらしいということでもすごい迫力だった。もう20年近く経つ。。。
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渋谷 和食 吉成

2009-10-02 23:43:15 | グルメ
http://r.gnavi.co.jp/a848000/

宮益坂、ちょっと裏にある、魚中心の店。

岩塩でコチ、いい歯ごたえ。しょうがで新秋刀魚、とろけるようで臭みがない。わさびでさばしめのあぶり、不思議にとろける。どれもおいしいのです。
のど黒のハーフの塩焼き。脂が乗っていて、おいしい。
白子入り豆腐、ジャコチャーハンに味噌汁。
おいしいの連発、二人で14700円。
軽くしか飲んでませんが。まあ、安くて得というのではないけど、おいしくてリーぞなぶる。
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N響 第九

2009-10-02 23:20:52 | 音楽 Classic
N響 オーチャード定期
第56回定期演奏会

1階7列2番

指揮 佐渡裕
ソプラノ 澤畑恵美 
メゾ・ソプラノ 林美智子
テノール 福井敬
バリトン 成田博之
合唱 二期会合唱団

ベートーヴェン 交響曲 第9番 ニ短調 作品125 「合唱つき」

席が前から二列目の端ということで、音の聞こえ方はあまり良くなかった。響く感じでなく、ストレートに平板に聞こえてしまう。これは席が違えば、異なるだろう。

佐渡さんの第九は1992年の新日本フィル以来、久しぶりに聴いたと思う。
派手さを抑えて、小澤さんを彷彿とさせる、斉藤メソッドに則ったオーソドックスなスタイルだったと思う。
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