伊予13仏参りの続きです。
4月12日日曜日は、どうもいろいろなイベントがあったようですが、以前お参りした香積寺のお薬師さんは、毎月12日が縁日なんだそうです。 父母が子どもの頃は10銭を握りしめて歩いて遊びに行ったとか! 1キロや2キロの距離ではないんですよ。 娯楽の少ない時代ならではの話です。
そこで、八坂寺へ行く前に香積寺の縁日に寄っていきました。
色とりどりの旗や幕で飾られた境内です。
大勢の人がお参りしていました。 着物姿の人は、余興で踊りを踊るか歌を歌うらしいです。
椅子を並べ、紅白の幕を張り巡らせてステージができていました。
たこ焼きや、東京ケーキなどの出店に混じって、骨董品を売る店が何軒も出ていました。 おもしろ~い。
こんな酒袋で作ったバッグとか、古い着物だとか、
卓上ミシンだとか (実際に手回しで縫っていたものだそうです) ・・・・・・
そんなお店を覗いていて見つけたもの。 酒袋です。 これ、革と合わせたらおもしろいバッグができるんじゃないかしら。 1枚買いました。
このあと八坂寺と浄瑠璃寺をお参りして、今度こそとっとと帰ろうと思ったのですが・・・・・
この日は実家の氏神様の春祭りでもあったのですね。 時刻は3時前だし、ちょいと覗いてみようかとー
また回り道です。
ちょうど餅撒きが始まるところでした。 続々と(?)人が集まってきます。 まあ、田舎のまつりは人出もこんなものです。
去年の餅撒きの時、わたしは目の前に落ちてくる大きなお祝い餅に手を出して取り損ね、親指をねんざしてしまったのです。 じわじわと腫れてきて骨折したのかと思ったほどです。 家の者みんなにさんざん笑われて、「もう、餅は拾わん」と宣言をしたのですが、 餅撒きっておもしろいのよねえ。
投げ始めると、静かな神社も興奮のるつぼで、もうもうと砂煙が上がり、その中で右往左往している人々の姿は、写真に撮るとなかなかいいのが撮れるんではなかろうかと、ちら、と思いました。
去年の反省を元に、餅には手を出しません(うそ)
今年は、餅が落ちてくるのを見上げるのではなく、 ずっと下を向いて餅が転がってくるのを待っておりました。
写真撮りよりも餅取りを選んでしまったわたし。 けっこうたくさんの餅が転げてきて素早くそれをキャッチ。 袋を持ってなかったので帽子を脱いでその中へ押し込み、 こんなに拾ってしまいました。
番号が書いてある餅は、景品と引き替えてもらいます。 なんと、3等の餅が! 5等も4個も拾っておりました。
しまった! もう一つ黄色い文字の書かれた餅をつかみかけていたのですが、隣から出てきた手に去年の惨事を思い出して思わず手を引っ込めてしまったのです。 あれは何等だったのでしょう。
景品名が張り出してあります。
カラオケの舞台兼景品の引換所。 トラックの荷台を利用しています。 香積寺の舞台とは大違いですねえ。
父も5等を2個拾っておりましたので、全部でこれだけのものをゲットしました。
3等 センサーライト
5等 うどん メモセット 水切りフィルター トイレ掃除シート 機関車トーマスのジクソーパズル 突っ張り棒
センサーライトはちょうど母屋とアトリエとの間につけたかったので良かったです。 3等は3本くらいしかなかったんだそうです。 ラッキー。
拾った薄っぺらい餅は、その晩もんじゃ焼きをしてその中に入れました。