コウノトリに出会ったのは、ここへ行く途中のことでした。
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新居浜市のあかがねミュージアム
駐車場から、痛む脚を引きずりながら行くには遠かった・・・ この緩い坂を休み休み歩きました。どこの公共施設も車いす用の駐車場は整備されていますが、わたしのように見かけは元気そうでも実は不自由な思いをしている人って他にもいると思いますが、そういう人たちにとって優しい作りではない、最近そう思うようになりました。
中に入って驚いたのは、この、ずらっと並んだ花々
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向こう側にも
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送り主も、県内の大きな企業やら、著名人やら、そうそうたる人物や、中に俳優の森山未來さんや、新居浜市出身の作家・演出家 鴻上尚史さんやらのもあって、交流の幅広さがうかがえました。
天井からは新居浜市出身の若い版画家石村嘉成さんの巨大な肖像写真
夏休みとあって大勢の子連れの人で賑わっていました。松山市にある県立の美術館にも引けを取らない入場者ではないでしょうか。
入場無料、写真撮影OK。なんともおおらかな・・・・
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新居浜に伝わる子女郎狸のお話の絵。下段右端の狸が本展覧会のポスターになっています。わたしはこれを見て絶対見ておかなきゃ、と思ったのです。多分この連休で終わってしまう・・・そう思って無理して来てみたら、
会期はお盆明けまでだった・・・
だけどコウノトリも見られたし、やっぱり今日来てよかった、痛みが治まったら孫たちを連れてきてやろう、もう一度来る値打ちはある、と思えるものでした。
入り口に飾られたひくいどり
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この色 この迫力
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何とも不思議な表情と色
かまきり
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生き物たちのエネルギーが爆発しそうです。
石村氏は自閉症の障がいがありますが、版画を始めた高校2年の翌年にはコンクール初入賞、以後数々のコンクールで入選、入賞を果たしています。それだけはなく、作品はポスターやパンフレットの表紙にも採用され、大活躍しています。
この展覧会用に特別の色紙が用意されており、お願いすれば裏にサインももらえました。一緒に写真を撮らせてもらう親子連れもいました。とにかくアーティストと観覧者の距離が近い展覧会です。そばではお父さんがつきっきりでお世話をされていました。(お母さんは早くに亡くなっておられます)
その色紙の裏に書かれていた言葉
「作品は僕のことば」
通常発達の人のような流ちょうな言葉は持たないけれど、作品からは彼の思いがびんびん伝わってくるようです。たとえば一番上の子狸の目ーあどけない好奇心に満ちた輝きですが、ひくいどりは、挑むような鋭い目でこちらをにらんでいます。羊は、夢見るようなうっとりしたような優しいまなざし。こんなふうに目の表現だけでもはっきりとちがいがあるのです。
どれもこれもすばらしくて写真を選ぶのに困りました。
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30センチ四方くらいの作品を集めていますが、花や草はシンプルな線で画面いっぱいに力強く、動物たちはユーモラスな表情で色鮮やかに、「ワンダーランド」と言うにふさわしい世界を作り出しています。
広い展示室の壁いっぱいに飾られた3枚の絵のうちの1枚。超大作です。
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まん中は写せなくて右端
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ポスター
環境庁のポスターに選ばれた作品は写し損ねました。
出口を出て通りがかりの人の声がきこえました。
「知らんかったねえ。こんなに近くにすごい人がいたんじゃねえ。」 同感です。
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新居浜市のあかがねミュージアム
駐車場から、痛む脚を引きずりながら行くには遠かった・・・ この緩い坂を休み休み歩きました。どこの公共施設も車いす用の駐車場は整備されていますが、わたしのように見かけは元気そうでも実は不自由な思いをしている人って他にもいると思いますが、そういう人たちにとって優しい作りではない、最近そう思うようになりました。
中に入って驚いたのは、この、ずらっと並んだ花々
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向こう側にも
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送り主も、県内の大きな企業やら、著名人やら、そうそうたる人物や、中に俳優の森山未來さんや、新居浜市出身の作家・演出家 鴻上尚史さんやらのもあって、交流の幅広さがうかがえました。
天井からは新居浜市出身の若い版画家石村嘉成さんの巨大な肖像写真
夏休みとあって大勢の子連れの人で賑わっていました。松山市にある県立の美術館にも引けを取らない入場者ではないでしょうか。
入場無料、写真撮影OK。なんともおおらかな・・・・
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新居浜に伝わる子女郎狸のお話の絵。下段右端の狸が本展覧会のポスターになっています。わたしはこれを見て絶対見ておかなきゃ、と思ったのです。多分この連休で終わってしまう・・・そう思って無理して来てみたら、
会期はお盆明けまでだった・・・
だけどコウノトリも見られたし、やっぱり今日来てよかった、痛みが治まったら孫たちを連れてきてやろう、もう一度来る値打ちはある、と思えるものでした。
入り口に飾られたひくいどり
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この色 この迫力
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何とも不思議な表情と色
かまきり
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生き物たちのエネルギーが爆発しそうです。
石村氏は自閉症の障がいがありますが、版画を始めた高校2年の翌年にはコンクール初入賞、以後数々のコンクールで入選、入賞を果たしています。それだけはなく、作品はポスターやパンフレットの表紙にも採用され、大活躍しています。
この展覧会用に特別の色紙が用意されており、お願いすれば裏にサインももらえました。一緒に写真を撮らせてもらう親子連れもいました。とにかくアーティストと観覧者の距離が近い展覧会です。そばではお父さんがつきっきりでお世話をされていました。(お母さんは早くに亡くなっておられます)
その色紙の裏に書かれていた言葉
「作品は僕のことば」
通常発達の人のような流ちょうな言葉は持たないけれど、作品からは彼の思いがびんびん伝わってくるようです。たとえば一番上の子狸の目ーあどけない好奇心に満ちた輝きですが、ひくいどりは、挑むような鋭い目でこちらをにらんでいます。羊は、夢見るようなうっとりしたような優しいまなざし。こんなふうに目の表現だけでもはっきりとちがいがあるのです。
どれもこれもすばらしくて写真を選ぶのに困りました。
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30センチ四方くらいの作品を集めていますが、花や草はシンプルな線で画面いっぱいに力強く、動物たちはユーモラスな表情で色鮮やかに、「ワンダーランド」と言うにふさわしい世界を作り出しています。
広い展示室の壁いっぱいに飾られた3枚の絵のうちの1枚。超大作です。
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まん中は写せなくて右端
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ポスター
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環境庁のポスターに選ばれた作品は写し損ねました。
出口を出て通りがかりの人の声がきこえました。
「知らんかったねえ。こんなに近くにすごい人がいたんじゃねえ。」 同感です。