と~ま君の部屋

楽しい老後を送りたいとやっています。所詮人生回り道。修士(人間学、仏教学)。ぼけ防止・脳のリハビリでやってるブログです。

今朝は実にいい光景を

2010年09月13日 20時46分44秒 | 先公ごっこ2008年から2012年
 いつも学校の前にある池を左に見ながら正門に向かいます。
 
 ちょっと坂になっています。
 その坂の下から見上げる、本校の校舎もまたいいものです。

 校風というもの、あるいは気風というものが伝わってきます。
 それが、歴史の持つ重みというものでしょう。

 今朝は、いつもどおりその池の脇を通っていました。
 車で、です。

 そしたら、体格のいい坊主頭の生徒たちが数人、ゴミ袋を持って
 空き缶拾いをしていたのです。

 ありがとう。
 そんな言葉が一人でに出ました。
 立ち止まって、わたくしにおはようございます!と思いきり挨拶をしてくれました。
 わたくしの顔は思い切りにこにこでありました。
 ご苦労様~と声をかけました。

 野球部でした。
 いいものです。
 じつにいいものです。
 野球という近代スポーツですが、まるっきりこれでは武道人の心構えと一緒ではないでしょうか。
 わたくしはこういうのに弱い。
 感動しました。

 今年の高校野球で、NHKの解説者が優勝した沖縄の高校を激賞していました。
 それが、こうしたゴミ拾いとか、マナーの問題であったような気がします。
 やはり他の学校にぬきんでるには、そうした心構えからして違ってきます。

 心身一如。
 これです。
 これこそ日本人の原点であります。

 重大なことを彼らは学んでいるような気がします。
 こういう体験ができることが最も重要だと思います。
 自分だけが優秀であればいいとか、そういう勝手な考えでいることの危険性をいつも思っているからです。

 それと学問が一致すれば、これは鬼に金棒。
 こんな強烈なことはありません。

 学問と同時に品性も磨くことです。
 もっとも、これはわたくしの生涯の課題でもあります。

 いつまでたっても完成はないからです。
 
 他人の欠点を見ている暇があったら、ちょっとでも人のため、社会のために役立つことを志向すべきでありましょう。
 ゴミ拾い、空き缶拾いもまた、その一つであるのかもしれません。

 いい光景でありました。
 感謝とともに、一日を過ごさせていただきました。

 在校生諸君!
 ありがとう!


 
























コメント
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光こそ、すべての源という気がするのだが

柔道をやると~ま君

サンスクリット般若心経

高齢\(^_^)/