と~ま君の部屋

楽しい老後を送りたいとやっています。所詮人生回り道。修士(人間学、仏教学)。ぼけ防止・脳のリハビリでやってるブログです。

バスケットの研究授業

2010年09月24日 18時30分46秒 | 先公ごっこ2008年から2012年
















 今日はバスケットの研究授業でした。

 先生方のご努力にひたすら頭が下がります。

 それにつけても、在校生諸君の上手なこと。

 楽しそうにやっていました。

 それにシュートも確実でした。

 若いっていいものです。

 実にいい。


 
 では、また来週!


※明日は本校職員がBecom 様主催の日本語暗唱教室で講師を務めます。取材に行ってきます。これもまた楽しみです。
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式典式辞

2010年09月24日 09時56分53秒 | 先公ごっこ2008年から2012年
式 辞
 
 新しき年の初めの初春の今日降る雪のいやしけ吉事

新 年乃始乃 波都波流能 家布敷流由伎能 伊夜之家餘其騰
大伴家持
万葉集 卷二十


 万葉集二十巻を飾る大伴家持の和歌のように、本日を境にして、まさしく「いやしけよごと」、良いことも積み重なっていけと、平城遷都一三〇〇年祭に賑わう奈良の地から、あるいは古き時代のいっときから重ね重ねのお祝いをいただいておるようであります。


 明治四十四年、、銚子市三軒町、「郡立銚子実科高等女学校」が創立されてまさに百年。本日ここに、百周年の栄えある式典を迎え、本校職員、生徒一同、大いなる感動と喜びに包まれております。

 この式典のために、千葉県教育委員会教育長様をはじめとして、県内外各界の御来賓、関係各位の多数の御臨席を頂きましたこと、厚く御礼申し上げます。また、本校同窓会の皆様方、保護者の方々におかれましても、多くのご参加をいただきましたことを感謝申し上げます。

 本校創立の昔をふり返ってみますと、開校当時生徒八十一名、クラス数三、教員六名、書記一名でありました。以来、百年の歴史を重ねて参りました。

 思うに、「伝統」は「伝統」であるが故に認められるわけではありません。歴史的遺跡のような存在ではありません。そこにあるから存在意義を認められるというものでもありません。自己とは何かという問いと、自らのリアリティを、問い続ける意思と努力が、この百年繰り返されてきたということに尊いものを感じるのであります。言い換えれば、「伝統」を「再解釈」して、「再創造」して、社会に提示する行為自体が正確な意味での「伝統」であります。昨日の連続が明日なのではありません。常に多くの事象や表象を、時間の流れ、関係性の中で捉え直し、自己確立を図っていくべきであります。安住することなく、常にチャレンジを試みていきたいと思っております。

 本校は、平成十九年度から共学化をしました。
 幾多の試みが、まさに「伝統」の「再解釈」であり、「再創造」でありました。
 これまで歴代の校長先生をはじめとして、共学化にともなう多くのご支援、ご協力を関係各位の皆様からいただいたことを感謝申し上げます。

 思えば、明治・大正・昭和・平成の四代にわたり、二万七千四百六名に及ぶ人材を輩出しましたが、これら同窓生は、本校に於て人格の完成、情操の陶冶に努め、ひいては母校の輝かしい歴史と伝統を築き上げて来たのであります。
 勿論、時には時代の影が色濃く投影され、前進と停滞、栄光と苦難が交錯し、時代と共に変遷していったものも多いのでありますが、百年間変らざるもの不易なるもの、いわば県銚スピリットとでも言うべきものが、先輩から後輩に連綿として受け継がれて参ったのであります。

 在校生諸君。諸君は、常に本県教育の先頭を切って来た誇り高い本校において、文字どおり、百年に一度の晴れの式典にめぐり合うという、まことに幸運な高校生であります。しかし、ただそれだけに止まりません。
 同窓会の方々による、あるいは保護者の方々の慈愛あふるる物心両面の本校に対するあたたかいご支援で、これほどの式典を迎えることができました。心から感謝いたします。さらに、新しい校歌を作詞作曲していただいた加藤登紀子様をお迎えすることもできました。
 そのいずれをとってみても他の追随を許さない大事業であります。創立の昔からそうであったように、生徒の全人教育に少しでも役立てばとの熱い願いが、ひしひしと感ぜられますが、これを素直に感謝すべきであリましょう。

 現代社会の知的社会化への移行は、高校教育全体をも変化させています。しかし、先輩たちがそうであったように、様々な障害や困難こそは、自らを鍛え、自らを高める絶好の機会であると受け止める、そういう逞しい精神を持ってほしいのであります。
 むしろ困難こそチャンスであります。困難を楽しむがごとく、そして真剣に学問をすることで、荒波を乗り切ることができると確信しています。

 太平洋の荒波にも耐え、乗り切る。房総の緑色濃く夏目漱石の虞美人草に言われるごとく、天を封ずる老幹の亭々と行儀良く並ぶと表現された亭々たる松や杉に囲まれた丘陵。この秀麗の地で醸成され、発展してきた校風。そのいずれもが、新しい世紀の主役となるべき諸君の心の古里であろうと思います。

 将来、事に当ってなお身を誤またぬため、今、「慎重」に、ますます学問に精励されたい。そして、体力を養成し、すぐれた健康体を作り、世の中の役に立つ前途有為なる人物になっていただきたい。 
 あらゆる面で人間としての基礎づくりに励むことを、本日の式典に当り特に切望して、生徒諸君への期待の言葉とし、御臨席いただきました各位に改めて深甚の謝意を表し、本日の式辞といたします。

 平成二十二年九月二十二日
 銚子青少年文化会館にて
 千葉県立銚子高等学校長 外山日出男


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光こそ、すべての源という気がするのだが

柔道をやると~ま君

サンスクリット般若心経

高齢\(^_^)/