今日は近隣にあります千葉科学大学の教職課程専攻の学生さんが来校されました。
朝から、夕方の5時まで、熱心に各授業を見ました。
事前学習をやって、それから参観です。視点論での授業プランをわたくしから提案しましたが、その視点論をふまえた授業参観のことを述べられた学生さんがお一人いらして、ワクワクしました。なかなかのものであります。
参観終了後も、きちんと学生らしい視点で学びのあとの話し合い。実に印象に残る発言が多く、これもまたすばらしい。
頼もしいかぎりであります。
5時ちょうどに終わったのですが、一人の学生さんが、「言語力を高める方法」について
さらにわたくしを追いかけてきて質問。
対話力を高めるにはプラトンがいいとか、認識力を高めるにはデカルトがいいとか、現象をとらえるには、ソクラテスの洞窟の原理でとか、時間が無いので、一気にお話をさせていただきました。もっとゆっくり時間をかけたいテーマでもあります。
可能ならば、個と個の対話をさせていただき、わたくしも含めて能力向上をさせていただきたかったと思いました。
5時から別の会議があって、迎えの先生も来ていました。
残念無念。行かざるをえませんでした。
実は、こういう若い方とこういうお話をさせていたくのをわたくし自身も「実に楽しい体験」であると思っているからです。
授業参観の前に、わたくしから拙いプリントと、プレゼンソフトを使ってお話をさせていただいたのです。
そこで、「授業は教師自身も楽しまなくてはならない」ということを申し上げました。それを覚えてくださっていて、それをふまえた発言をなさっていました。
恐るべし若人であります。
うかうかしていると抜き去られます。
もっとも、老兵はなんとやらでもあります。
大いに語り、大いに文化を継承して行っていただきたいと期待するばかりです。
いい一日でした。
まったく心改まる最高の一日でした。
また明日!