在校生諸君はどのように過ごしていますか。連休。
当然、勉強に、部活動に励んでいることと思います。安心しています。信頼していますよ。やはり学生の本分は知・徳・体のバランスのとれた学びの生活にあるはずでありますから。
昨日あたりから、政治経済の分野で国際的な大きな事件があったようです。それはそれで非常に興味のある分野で、公務員である以上コメントは避けます。しかし、ある意味一定の結論が出たようです。こうしたことにも興味関心を持っていきたいものであります。
それはある種の啓蒙主義とも結びついているからであって、非常にわたくしは「個人的に」重要視するのであります。しかしです。それが、ロマン主義と結びつくことによって、妙な結論にいってしまうということを知って、かつて愕然としましたことがありました。ちょっと曖昧にしか書けないのですが、**中心主義とか言って絶対に反論できない価値を持ち出して、議論が成立しないようにする傾向がマスコミ論壇にはあるように思ってきたからです。
・・・・なんともはっきり言えないのがもどかしいのですが、これは仕方なし。書きたければ、教師を辞めるしか無い。
今日も読書、明日も読書。実に充実した日を過ごさせていただいております。京大カードを片手に、メモをとりまくっています。先ほど、ホームセンターでB6サイズのカードを綴じておくファイルを買ってきました。今日一日でかなりの枚数をこなしましたので、持ち運びをしようと思って買ってきました。
いつもはこの写真のような木箱(これは40年愛用しています)の中に一時的に保存しているのです。保管と言うより投げ込みに近い。メモをとったら、テーマごとにこの木箱に入れるわけです。なかなか手に入らなくて、神田の三省堂でやっと入手した年代物です。それからしかるべきところに移動していきます。保管のためのスペースが書庫にあります。
このやり方は一世を風靡した梅棹忠夫先生の知的生産の技術で知った手法です。18歳くらいでした。高校の同級生たちから教えてもらった手法です。彼らはわたくしのような懶惰な人間とは違って、本当にこころから尊敬できるインテリばかりです。国家的人材も多く、それなりに知らないところで猛烈な努力をしています。わたくしなんぞ、そのまねごとをさせていただいているだけであります。むしろそういう同胞を持たせていただいたことを感謝申し上げたい。自分の不勉強を棚に上げながらですが。
いつもはこの方法をとらないで、ノートや、ルーズリーフにしているのです。しかし、難解な書物はこれで読み進めないと、必ず挫折します。わたくしの体験上。もっとも能力のある方は、そんなことはないのでしょうけど。第一、わたくし風情と比較するのも失礼です。
途中が難しい書籍ですと、後で読み返すこともままならない。さりとて、一語一句ノートにまとめていたのでは、時間が圧倒的に不足してしまいます。ましてや、わたくしには人生の残り時間があまりないときている。これは焦ります。
一種の風狂なのかもしれません。一休さんもそうだったようです。夕方の日課にしているスポーツジムに行く前に、古書店チェーンに105円で一休さんを扱った集英社新書がありましたので、買って楽しく読みました。トレーニング中に読了しました。汗もかきましたが、ほんとうに、書籍は人生に大きな贈り物をしてくださる。それが運動と結びつくとこれは実にいい。
一挙両得とはこれであります。
さ、明日も勉強一筋で過ごしてくださいね。
期待しております。