祝婚歌 高野健一feat.ネーネーズ
(ニコニコ動画へのリンクです)
明日、心友とも呼ぶべき知人のお嬢様が結婚をされます。わたくしもお祝いに参上させていただきます。
お嬢様のことは、彼女が大学生の時から知っておりますので、実に我がことのようにうれしいのであります。理学部に学ばれた俊秀であります。
知人にとって、娘を手放すのは寂しいかぎりでありましょう。まだ、不肖わたくしの経験したことの無いことでありますが。
それにつけても祝いの席では、愛が満ちている。このこと自体でいつも辛そうに生きている顔をしているわたくしも、幸せのお裾分けをいただけるのですから、こんなに良いことはないのであります。
少しは、笑顔で過ごすことができそうです。
上記のニコニコ動画にリンクした「祝婚歌」の歌は歌詞が非常に美しい。すばらしい愛をテーマにしておられる。しかも、それは人生の終わりの視点からも見つめておられる。
こういう歌があることを知りませんでした。動画サイトのありがたさであります。しかもニコニコ動画は、個人のブログにリンクを許可されているのですから、これはありがたい。
この歌のように、年をとっていきたいものであります。もう若くはありませんから、結婚式自体が楽しみでもありますが、どういう老い方をしていくのかということに興味があります。ここ数年、死生学や、老年学、ターミナルケア、グリーフケアというようなレポートをたくさん書いてきました。
だからです。
結局、永遠に存在する人間はいないからです。真逆の視点から人生の実相を把握することが、教育においても重要なのではあるまいかと遅まきながら気がついて参りました。
それだけです。それだけ。
明日はおめでたい席ですから、ニコニコしておるつもりです。
祝婚歌といえば、有名なのが吉野 弘先生のです。
『祝婚歌』 吉野 弘
二人が睦まじくいるためには
愚かでいるほうがいい
立派すぎないほうがいい
立派すぎることは
長持ちしないことだと気付いているほうがいい
完璧をめざさないほうがいい
完璧なんて不自然なことだと
うそぶいているほうがいい
二人のうちどちらかが
ふざけているほうがいい
ずっこけているほうがいい
互いに非難することがあっても
非難できる資格が自分にあったかどうか
あとで疑わしくなるほうがいい
正しいことを言うときは
少しひかえめにするほうがいい
正しいことを言うときは
相手を傷つけやすいものだと
気付いているほうがいい
立派でありたいとか
正しくありたいとかいう
無理な緊張には
色目を使わず
ゆったり ゆたかに
光を浴びているほうがいい
健康で 風に吹かれながら
生きていることのなつかしさに
ふと胸が熱くなる
そんな日があってもいい
そして
なぜ胸が熱くなるのか
黙っていても
二人にはわかるのであってほしい
・第六詩集(詩画集)「風に吹かれて」
・おしゃべりポエム 風の記憶 著書吉野弘
評論家の佐高信氏がこの詩を激賞しています。
吉野弘先生も、山形人。佐高信氏もそう。
こんな幸せな歌を、詩を明日はおおいに味わってきたいと思っています。
あまり幸せな顔をしていると、今日の午後からちびっ子柔道教室に参加させていただきますが、ちびっ子たちに不思議がられそうです。
何が楽しいんですか?って聞かれそうです。
そんなことにならないようにしましょう。
ではまた来週!
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明日、心友とも呼ぶべき知人のお嬢様が結婚をされます。わたくしもお祝いに参上させていただきます。
お嬢様のことは、彼女が大学生の時から知っておりますので、実に我がことのようにうれしいのであります。理学部に学ばれた俊秀であります。
知人にとって、娘を手放すのは寂しいかぎりでありましょう。まだ、不肖わたくしの経験したことの無いことでありますが。
それにつけても祝いの席では、愛が満ちている。このこと自体でいつも辛そうに生きている顔をしているわたくしも、幸せのお裾分けをいただけるのですから、こんなに良いことはないのであります。
少しは、笑顔で過ごすことができそうです。
上記のニコニコ動画にリンクした「祝婚歌」の歌は歌詞が非常に美しい。すばらしい愛をテーマにしておられる。しかも、それは人生の終わりの視点からも見つめておられる。
こういう歌があることを知りませんでした。動画サイトのありがたさであります。しかもニコニコ動画は、個人のブログにリンクを許可されているのですから、これはありがたい。
この歌のように、年をとっていきたいものであります。もう若くはありませんから、結婚式自体が楽しみでもありますが、どういう老い方をしていくのかということに興味があります。ここ数年、死生学や、老年学、ターミナルケア、グリーフケアというようなレポートをたくさん書いてきました。
だからです。
結局、永遠に存在する人間はいないからです。真逆の視点から人生の実相を把握することが、教育においても重要なのではあるまいかと遅まきながら気がついて参りました。
それだけです。それだけ。
明日はおめでたい席ですから、ニコニコしておるつもりです。
祝婚歌といえば、有名なのが吉野 弘先生のです。
『祝婚歌』 吉野 弘
二人が睦まじくいるためには
愚かでいるほうがいい
立派すぎないほうがいい
立派すぎることは
長持ちしないことだと気付いているほうがいい
完璧をめざさないほうがいい
完璧なんて不自然なことだと
うそぶいているほうがいい
二人のうちどちらかが
ふざけているほうがいい
ずっこけているほうがいい
互いに非難することがあっても
非難できる資格が自分にあったかどうか
あとで疑わしくなるほうがいい
正しいことを言うときは
少しひかえめにするほうがいい
正しいことを言うときは
相手を傷つけやすいものだと
気付いているほうがいい
立派でありたいとか
正しくありたいとかいう
無理な緊張には
色目を使わず
ゆったり ゆたかに
光を浴びているほうがいい
健康で 風に吹かれながら
生きていることのなつかしさに
ふと胸が熱くなる
そんな日があってもいい
そして
なぜ胸が熱くなるのか
黙っていても
二人にはわかるのであってほしい
・第六詩集(詩画集)「風に吹かれて」
・おしゃべりポエム 風の記憶 著書吉野弘
評論家の佐高信氏がこの詩を激賞しています。
吉野弘先生も、山形人。佐高信氏もそう。
こんな幸せな歌を、詩を明日はおおいに味わってきたいと思っています。
あまり幸せな顔をしていると、今日の午後からちびっ子柔道教室に参加させていただきますが、ちびっ子たちに不思議がられそうです。
何が楽しいんですか?って聞かれそうです。
そんなことにならないようにしましょう。
ではまた来週!