一日10時間で倒れているようでは笑われる
NHKの大河ドラマを見るのが好きで、レンタルビデオ店から借りてきて見る。今やっている井上真央さんのは見ていない。理由はとくにない。全部終わってから見ることにしている。なに、レンタルビデオから借りてきて見た方がゆっくり見られるからだ。
今は、「独眼竜正宗」を見ている。伊達政宗のことだ。私の故郷である米沢を支配していた殿様である。
仙台に行ってから、大大名にのし上がっていった。
だから、伊達政宗と米沢はあまり縁がない。米沢も上杉との関係が深いから、大河ドラマになっても宣伝しなかったらしい。もっとも、まだ山形新幹線も走っていなかったらしいから、宣伝しても大河ドラマファンは来なかっただろうとは思っている。
しかしである。
伊達政宗は米沢で生まれて育ったのである。
しかも、NHKの大河ドラマには、私の先祖たちが眠っている赤湯温泉の寺院まで登場してきた。禅宗の東正寺である。こいつはたまげた。それで、またまた虜になってきたのである。
しかし、見る速度が遅い。
一枚のdvdを見るのに二週間はかかる。シニアだから、毎週金曜日にカードを示して借りると、もう一枚は無料サービスになるのだが、これが見切れない。
もう一枚は、二週連続で借りることになる。一枚だけ返却してまた借りるのである。
そうなのだ。
そんなに見ている暇がない。ま、世間一般的には暇な爺なんだろうけれども、やることは一杯ある。自分から、作っているからである。やることを。
でないと呆ける。
完全に呆ける。
やることを自ら設定して、バンバンやらないといけない。そう思っている。
昨日、師匠からご指導をいただいていた。
先日、作家の宮尾登美子センセが亡くなった。それで一昨日東京新聞に師匠が巷間言われているところの、宮尾本平家物語について、宮尾登美子女史にいろいろと助言したことの思い出を師匠自ら書かれたというので、その記事を大学図書館でコピーしてきた。
さらに、宮尾登美子全集の第15巻も見たほうがよろしいと言われたので、大学図書館で読んでいた。
相当におもしろい。
日記だけ載っているのだが、書きっぷりが尋常ではない。
朝から晩まで、あるいは夜も徹底的に原稿書きをなさっている。
私程度の一日10時間どころではない。
それでも執筆をなされた。
ううううううううううううううむである。
そして長生きをされた。88歳で亡くなった。
再度うなるしかない。
私なんぞ、一日10時間で、死にそうになったのだから話にならない。この3ヶ月で3度失神したが、こんなもんでめげていたら宮尾登美子女史に笑われる。
で、昨日は不肖私も投稿原稿の書き直しをしていた。もうこれで最後になるかもしれない。そういう思いをもって、いつも書いている。これで最後だと思いながら、ありもしねぇ能力を振り絞って書くのである。
それが生涯にわたる生きがいになるのであると思っている。
それしかできないし。
まさか、私がこれからドンファンを気取って、ナンパ三昧の老後を過ごそうっていっても、それは無理じゃ。無理。わははっははは。
ムダなことはしない。
そもそも残された時間がないではないか。
いつくたばるのかもわかっていないし。
最初に戻る。
なぜNHK大河ドラマかということだ。それは、宮尾登美子女史がNHK大河ドラマ「義経」の原作者でもあったからである。
どこまでいっても、関連する。一本の大河ドラマを見て、そして原作者と関わってくるということにおいて。
これもまたご縁なのであろう。
ありがたいものである。
感謝感激、雨あられである。
今日は、これから、昨日NHKでやった「キッチンが走る」の舞台となった千葉県山武市に行く。野菜の売店である「オラエ 蓮沼」という道の駅だ。
昨日やったから混んでいるだろうなぁ~。
ま、いいか。
どうせ暇だし。
野菜のうまいのを買ってくるつもりだ。
なにしろ、九十九里海岸は、自然たっぷりであるから。都会人にはわからない魅力が本当にたくさんあるからである。
一度来てみらっせ!
九十九里へ。
マジに、いいところでっせ。
(^_^)ノ””””