なんでもそうだけど、特に死ぬときには
このところニュースを見ていると、狂気の沙汰としかいいようのない事件ばかり勃発している。なんという世の中なのだろうと、慨嘆している。事件の当事者には、特に犠牲となった方・その周囲の方々にはお悔やみ申し上げる。また、加害者には私も怒りを感じる。
このような事件、事故からいろいろと考えることもまた大切なことである。
政治的な事件はここでは割愛したい。外国との関係で、今、重大な事件が起きているから非常に憂慮していることがあるが、まだ書かない。無事を祈るだけだ。関係者の。
私にとってその次くらいに重要なのは、高齢者の高速道路逆走の事件・事故である。他人事ではない。原因をいくらさぐっても、わからないだろうと思う。なぜなら、逆走をした高齢者は、逆走をしたということそのものが意識にないからである。危険であるからというよりも、それ以前に意識がないということの方が問題である。
つまりそれだけ、脳の働きが衰えているのだ。意識は、心臓にあるのではない。意識はあくまで脳の働きであって、考えないから無意識で行動することになる。それが高速道路逆走になるということなら、非常に怖い。批判しているのではない。誰しも、そうなる可能性があるからである。爺や婆になると。
衰えるということはそういうことなのである。
だから、脳を鍛えることだ。
なにも、今流行の「壁ドン」を、頭突きでやれと言っているのではない。前頭部をいくら鍛えたって、逆に脳を揺さぶって、私のようにバカになるからやめた方がよろしい。
違うのである。私の言っているのは、脳の中身を鍛えたほうがいいということである。それには、生涯学習をやるべしとお勧めしたい。若いときからチャレンジされた方がいい。なにも大学に通いたまえと言っているのではない。さらに、言えば仕事を休職してやればいいと言っているのでもない。仕事をしながら、通信教育で十分である。
なぜか。
学問はそもそも独学であるからだ。自分がやりたい、学びたいっていうのがないと話にならないからだ。さらに言いたいことがある。それはアウトプットである。知識ははき出してこそものになる。まったくそのとおりである。試験がそうではないか。あれは、学んだ知識をはき出す格好の機会である。
実は拙ブログもアウトプットのためにやっている。いろいろと考えてみたことをまとめるのに実にいい。生涯学習をやっている、いられるのもブログがあるからである。全国に生涯学習仲間がいて、お互い切磋琢磨できるし。これがあるから、まだまだ続行可能なのである。
この4月から、千葉県の老人大学(健康福祉部高齢者福祉課の主管)、名前は生涯大学というのに入学して、毎週火曜日に通学する。中身はなんでもいいのである。友達を作るためだけに行く。水曜日は、古文書講座に行く。木曜日は別の大学で講師をしてくる。金曜日は空く。在籍大学とはおさらばだからである。それに、塾の講師を火曜日と木曜日にやる。たった一コマだけである。それだけである。
しかし、それだけであるが、なかなかアタマの訓練にはなる。塾の講師が一番訓練になる。
数学と英語が一番いい。アタマの訓練には。数学は完全に専門外であるから、ノートをとりながら自習している。ノートも、もう5冊目である。代数、幾何、関数とかいろいろわけて、復習をしている。毎日やっている。これが楽しくてたまらない。
英語も英作文と、英文解釈の大学入試問題をやっている。こちらも毎日解くのである。
つまりアウトプットである。
なんだか、段々若くなっているような気がするのだが、古女房ドノに言わせると、ただの妙ちきりんな爺としか言わない。そのうち、どうせ死ぬのだろうから、なにも焦る必要もない。
そうなのだ。
もうすぐ私は、お亡くなりになるのである。予定日はまだわからない。産まれたときは、予定日があったそうだが、死ぬときに予定日はない。これは不都合である。なぜ死ぬのに予定日がないのか。
墓も用意して、葬儀会社に連絡して、準備万端整ったのに、肝心かなめの私が、ぴんぴん生きて居るということもあり得る。
予定日というのは、それほど不都合なことなのである。
まだまだ、世間様には迷惑をかけながら、生きているつもりではある。しかし、死ぬのだけはわからない。今日か明日か。それもわからない。意識を失ったら、それっきりである。
自分が誰だか、意識を失うとそれもわからなくなるからである。
おおおおおお~怖い!
今日は、朝からシトシトと雨が降っている。
得意技のwalkingもできない。なにしろ毎日二回、午前と午後にやっている。カコチャン神社にも行けない。
マイッタな。
こういう時は、居住地にあるショッピングセンターの駐車場の階段を上り下りするか。図書館にも歩いて行っていたが、今日は愛車cx5で行くしかないようだ。郷土史の原稿の最終点検をして、DVDで事務局に送付しなくてはならない。
さらに、2月5日までに学事出版に原稿を送らなければならない。教師の講話・説話集というのに毎年書かせていただいているからである。原稿料は書籍購入に回る。これが一番ありがたい。なにしろ年金生活者である。日々の暮らしが大変なのである。霞を喰って生きて居るわけではないからだ。しかも、今日、年金の額が減額されることが政府によって決定されるとのことだ。マイッタな。マイッタ。爺・婆いじめだよん。
さ、これくらいにする。
(^_^)ノ””””