淫奔、飲酒、遊楽の族(ヤカラ)に移らずという大原幽学先生の教えを古文書から教えていただいた。
今日の古文書講座である。大原幽学先生の「教導筋申し上げ奉り候」という古文書でご指導をいただいていた。これには、なんと大原幽学先生の教育論が書かれているのだ。
かれこれ、もう3ヶ月くらい古文書で読んでいるから、辟易してきた。カタイ方ですなぁ。まったく教師の鏡でござるよ。
とてもじゃぁないが、ボキ如き平々凡々なる人間&大衆にはよくわからないし、守り切れないことばかり。こんなにすばらしい方であったのだと、いまさらながら感心しているのだ。
しかも、「淫奔、飲酒、遊楽の族(ヤカラ)に移らず」である。これって、全部守れる方はおられるのかね。バイブルにもあるではないか。罪を犯したことがないものだけが、石打の刑罰を与えることが可能だって。そしたら誰もできなかったし、ミンナ去っていったって。
ボキはまさに淫奔、飲酒、遊楽の族(ヤカラ)であるから、他人を責めることはできない。絶体に。
そもそも他人を責めて、一人悦に入っているなんてぇやつはロクなもんじゃない。自分はどうなんだ?と聞かれても知らんぷりをしているだけであろうから。オノレだけが清廉潔白、さも立派そうに見せかけているだけである。
嘘八百である。そんなのは。
ウソはいけねぇ、いけねぇ。
行動に責任をモテと言われても、失敗だってするのじゃ。誰だって。ミンナ・ミンナあれこれ悩みながら大きくなってきたのじゃよ。ボキだって、ジジイになるまで、どれだけ失敗の連続であったか数知れない。ご迷惑をおかけしたこともたくさんある。だから、今、こうやって世の中の片隅で生きていられることだけでも感謝しているのだ。マジに。
でもアレですねぇ。せっかく古文書でもって大原幽学を教えていただいているのだから、あっと思ったことがある。それは、徒然草も自学自習で古文書でやってみようと思ったからである。これはいい思いつきである(^_^)。
今週の金曜日に退学した某大学に行って、徒然草を教えていただく。楽しみにしている。そして、退学してから古文書をずっとやってきたので(学部生のときもちょっとやっていたけど)、徒然草の古文書も持っているので、100円ショップでコピーしてきた。全ページである。それをファイルにして、段数を記入して金曜日に持参していく。
生涯学習講座だから、ボキのような一般大衆にも理解できるようにご指導いただく。博士課程後期在学中にも受講していたから実はよく知っているのである。レベルを。
そしてふと思った。
「淫奔、飲酒、遊楽の族(ヤカラ)に移らず」である。
淫奔はやったことがない。相手がいない(^_^)。これからもやるつもりはまったくない。当たり前である。
飲酒は死ぬほどやっちまった。情けない。その結果が不健康となって、某大学を退学せざるを得なくなってしまったからである。
最後の「遊楽」である。これである。これ。古文書講座がこれに該当するんではないのか?道楽で生涯学習ごっこをやっているんだから、残念ながら当てはまりますなぁ~。
トホホ。
ミンナお遊びではないのか。ボキは。
大原幽学先生の厳しい顔が思い浮かびますよん。
バカなことばかりやっていないで、少しは世のため、人のためになることをせい!って。
まったく救いようがありませんな。
(_ _ )/ハンセイ
寝ます。
オヤスミなさいませ。
Bye-bye!