水と生きる「水と生きる」系譜 8分28秒 サントリー
人というものは、常時と言っても良いくらい上から目線でものを考え、行動しがちなものらしい。とりわけ、組織に属しているとそんな感じがする。命令系統というのがあるからだが、ある意味仕方のないことでもあろう。
ボキのように九つもバイトやっていると、たまにそんな場面に出くわすこともあるのじゃよん。だからボキはいばらない。自慢しない。他人に誇り、上から目線でモノを言わない。
アタリメェである。ボキは中身がなんにもないからだ。
古文書講座でも、それぞれのパートを読みなさいと師匠から指示があるのだ。それでつっかえつっかえ読んでいると必ずその部分を教えてくれる人がいる。つまり、教えたいのだ。センセになりたいのである。これは笑ってしまう。ボキも長いことセンコーごっこをやってきたが、これほどひどいことはやっていなかったような気がする。そんなにセンコーごっこってやってみたいことなんかねぇ。
気分が良いからだろうかねぇ。人に教えるってことは。
ボキは逆である。教えていただくことのほうがタノシイ。なにしろアホだからだ。次から次へと忘れてしまうことが多いからである。
ガッコも塾も中学校も高校も大学も全部経験してきたが、センコーって教えすぎの傾向がある。一方的な知識の伝達で終わりにしてしまうのである。それって、ボキの流儀に反するのだが。反応があってこその授業であるからだ。
しかし、マイッタことが起きた。
エスタ(ESTA)の手続きを一昨日していたのだが、アメリカ大使館のサイトから手続きをしていたらなかなかうまくできなかった。エスタは二回目だったが、前は旅行会社にお願いしていた。だから今回がお初の体験であった。なんで、入力がうまくいかないのかと残念であった。パスポートどおりに入力しても、使えない文字が入っているという反応をするのである。もしかしたら、確定申告と一緒でIEでないとアカンのかと思った。やり方のサイトも見てみた。
結果的には、代行会社にまんまとひっかかってしまった。一応エスタの番号はわかったものの、信用できない。だからツアー会社に昨日の朝いちばんに電話して、確認できるかどうかを教えてほしいとやったのだ。最初は、渋っていた。そりゃそうだ。自分の会社ではないからだ。
でも粘ってお願いした。教えていただきたいと。だって、こっちはジジイとババアである。インターネットすらよくわかんねぇのだから。
発券された番号をアメリカ大使館の公式ホームページで確認する方法があると教えていただいた。それで信用できるとわかった。安心した。マイッタねぇ。
教えていただくというのは、ありがたいもんでございます。
やっぱりボキには、たくさんの神さんがついているらしいのだ。ありがたくて、ありがたくて涙が出ましたよん。
これからも謙虚に生きてまいります。
わはははっははははっはははっはははっはははっはははっははは。