今日はこれから、「男の料理教室」である。9時からだ。かきあげを作るらしい。費用はなんと500円。参加者は爺しかいない。楽しみである。
まだ死んでいない爺しか来ない。当たり前である。死んだら参加できない。
わははっはははっははははっははっはははっはははっははっは。
元気か?
まだ生きてるよぉ。
こないだ、入院してよぉ。
それで死ななかったかぁとか楽しい会話が教室のそこらじゅうにこだまするのじゃ。
作った料理は、飯も炊いてから全員で一緒に食うから楽しいのである。共食いではない。会食である。もっとも爺の共食いではうまくもなんともないけど(^_^)。
これもまた縁なり。
一緒に死ぬわけにもいかないから、遅かれ早かれ順番待ち。
現役時代には考えられないつきあいである。平日開催だから、仕事していたら絶対参加できない教室だけれどもねぇ。
メニューはかきあげ。油であげるときは、参加しないようにと家人から指示をもらった。油がめがねにくっついて、めがねをだめにしちゃうのだそうな。
大丈夫である。爺たちは、俺がやるというのが充満しているから。俺がやる、俺にやらせろとまぁまぁ出しゃばりが多いからである。ボキの出番などまるっきりない。皿あらい専門、あるいは食うだけの専門家。
情けないけど、それもまた楽し。ラクだしねぇ。サボっても誰も文句を言わないから。
さ、行ってきまぁす。
エプロン持って。バンダナ持って。
手ふきタオルも。
しょうもない一日が始まりまんなぁ(^_^)。こんなんで一生ラクして生きていくんでしょうけど。