新任の管理職になった方々も多いに違いない。この4月からとか、10月からとか。いろんな組織で。
そういう方々は、成果を上げてきたから組織が認めてくれたのだ。確かに他人よりよく働いたのであろう。家の人たちにも迷惑をかけたから、管理職になれたのかもしれない。
そして、管理職になったとたんにその人には権力が持たされる。責任も持たされる。だから、有頂天になると、ここが落とし穴なのである。
他人に(つまり部下に)成果を求め、目標設定を高め・高めと要求する。そういうことをやっちまうのだ。そして、組織自体の成果がなかなか上がらないという結果になってしまう。パワハラも怖い時代になってきた。成果が上がらないとさらに、部下を責める。
破綻の始まりである。
どっかで落とし前をつけられる。さらに上の組織の上層部に知られることになり、左遷とか退職とかの憂き目に陥る。
直接の部下は、そういう管理職のメッセージなんか聞いちゃいない。無視してしまう。部下としては、せめてもの反乱である。
そういうところを理解していないと管理職なんかなっちゃいけないのだ。
メッセージは大切なものである。部下に常時情報発信をしてなにを考えているのかを明らかにしておくことも、大事だからだ。
部下は、もっと管理職の別なところを見ているのだ。人間として尊敬できるかということなのである。つまり、仕事ができるとかできないとか、そういう観点では見ていないのである。
管理職になって短期間のうちに、部下は評価する。直属の上司がどんな人間かということをである。
係長とか課長とか店長とかいろんな呼び方があるだろう。全部ひっくるめて、こういう上司ならついていこう、やってやろうじゃないかと思わせる管理職にならなくちゃアカンでっせ。
結局は、日ごろから何を語り、なにを思っているかという点が大事なのだ。
ボキなんか、もうビジネスパーソンとしては終わった人間だから関係ないのだが、いまでも短文で明るい気持ちになる本をベッドのそばに置いている。そして眠る。だから、9種類もバイトができるのである(笑)。
さ、けふもバイトに行ってくる。明るく、元気で。雇ってくださる組織があるからだ。
感謝感激。
(^.^)/~~~