冴えないおっさんの休日57
来週の月曜日から小学校が再開されるらしい。それで、小3年の孫を今家に預かっているのだが、この日曜日に一緒に帰ることにした。高速に乗ってである。それで、休校中の宿題を一緒にやっていた。そばに付き添ってである。まぁまぁ、面倒見のよいジジイでございますよん。じっと耐えながら、わかるまで寄り添っていた。
ボキと一緒でできの悪い孫だから、ボキは長年鍛えられてきた忍耐力でじっと待っている。ところがである。家人は待ってられない。字が汚いとか、画数がどうのとか、ま~~~~~~まぁうるさい。あれじゃぁやる気がなくなってしまう。センコウなんかやったことがないのだからあたりめぇである。
秀才ばっかり教えていたらこんな楽なことはない。しかも、世の中そんなガッコばかりではない。いろんなガッコがあるから、教育は面白いのである。
最近経済誌でおもしろい記事を読んだ。日本の経済界はなんであんなに低学歴なのかと書いてあったのだ。
松下幸之助さんのことを言っているのかと思った。あるいは、本田宗一郎とかを。
そしたら違っていた。
大学学部しか出ていない日本の経営者が多すぎるというのである。これはこれは。たまげた。
諸外国は経営者に院生卒が多いのだそうな。少なくとも修士。
日本は学部から現場で鍛えて育てていく。いわゆる現場主義である。院生卒はアタマでっかちで使い物にならないという伝統が日本にはあるのだそうな。上司たちも気に入らないということになるのだそうな。
器がちいせぇなぁと思った。
そんなもんどうでもいいではないか。
学部卒だとか、修士だとか、博士とか。ただの紙切れではないか。
しかも「学部卒を低学歴」と書いてあったのだ。笑ってしまった。書いた本人はなにを考えて書いたのであろうかねぇ。
ボキ?
ボキには関係のないお話でございます。
わははっははっはははっはははっははっはははっははっははっははは