団塊世代の人生時計

 団塊世代として生きてきた「過去」、「現在」、そして「未来」を、自分自身の人生時計と共に綴り、「自分史」にしてみたい。

パソコントラブル

2013-10-29 08:53:02 | 趣味

パソコントラブル 

2013年10月29日(火) 

 1か月くらい前からパソコンにトラブルが発生しました。

 エクセルにデータを入力し、バックアップのため、デスクトップにコピーをしたところ、元データ、コピー後のデータ共、開かなくなったのです。

 まず、このような画面がでます。以前は出ていませんでした。

 次にこの画面がでて、開かないのです。

 

 友達数人に尋ねても分かりません。頼りのない息子に尋ねても当然ダメ。そのうち誰かに教えてもらって、Webに対処方法が出ていることを知り、試みたのですが、これもダメ。

http://okwave.jp/qa/q5573189.html

 

 気が付くのが遅くなったのですが、パソコンを購入した家電量販店に行ってスタッフに尋ねると、サポートセンターがあること教えてくれました。そこのスタッフは親切に教えてくれたのですが、家に帰って自分が操作しようとすると、どの画面だったか分からなくなっているのです。サポートセンターへ3回目に行ってようやく目的の画面で操作できたのですが、これを試みてもダメなんです。4回目にサポートセンターへ行くと、「それがダメなら、プログラムをアンインストールして、再度インストールする方法しかないです。」とのこと。「一度に教えてよ」と思いました。(FMエアーチェックを縁とする「同好の士」からもその方法を教えていただき、言わばお墨付きを得ましたので、これを試みてみようと思います。)

 サポートセンターの人が教えてくれたのは、エクセルのオプションで「詳細設定」をクリックして、

 「Dynamic」云々のチェックを外してみてください、ということでしたが、私の場合この方法は、「外れ」でした。

 この画面のプログラムをクリックして、

 

 office personal 2007をアンインストールするということです。

 

 

 なぜここまで、入力したエクセルデータに拘ったかと言いますと、10月末アップ予定のFMエアーチェックデータを入力していたからです。

http://blog.goo.ne.jp/windy-3745-0358/e/eac140ae8e8fd9d662f8deed2da67911

 でも、当面このデータの復旧ができるまで、アップすることは困難になりました。

 アップアップした1か月でしたが、復旧までもう少しアップアップしそうです。

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PCオーディオ

2013-09-12 13:35:53 | 趣味

PCオーディオ

 

2013年9月12日(木)

 

 パソコン・オーディオなるものを最近知りました。

 もう40年以上も前になりますが、オーディオの世界に足を踏み込み、当時は専門誌を読んだりしてもいたのですが、PCオーディオを知らなかったなんて、すっかり「浦島太郎」になっていました。浦島太郎を眠りから覚ましてくれた方は、ネットで知り合った方です。随分とこの方面に熱心で知識もあり、私もいろいろと教えていただいたのですが、質問責めにして煩わす訳にもいかず、PCオーディオの解説書を求めてみました。

 分からないことだらけです。私が唯一知りたいのは、「音質が良いの」ということですが、この解説書によると、ハイレゾリューション音源を再生することができ、音質は良くなるということでした。

 ただ、この再生に必要なDAC(ディジタル トゥ アナログ コンバータ)のプライスが安いものは7,980円から高いものは20数万円までとその差にサプライズというより、むしろ懐疑的になってしまいます。DACなるもの、なんのことはないCDプレーヤーには内臓されているものですから、なぜそんなに高いのと思ってしまいます。

 

 サンプリング周波数が多いとか、周波数特性がCDを上回るとか、原理的に音が良くなる要素があることは理解できるのですが、実際に自分のアンプに繋いでスピーカーで鳴らして、ホントに良くなるのかどうか、私自身は懐疑的です。SACDなるものも数枚持っていますが、CDより音が良いかどうか分かりません。

 

 ただ、解説書を求めたオーディオ店のスタッフによると、「音は良くなりますヨ。」、という「ヨ」が気になります。オーディオマニアというのは、少しでも音が良くなると分かると、大いに無理をする(大枚を叩く)性質がありますので・・。そして、その多くは、私の場合、大したことなかったという経験なのです。それの繰り返しです。

 

 このスタッフによると、不定期ですが試聴会があるということなので、「繰り返す」という罠に捕らわれるかも分からないという恐れを抱きつつも、覗いてみようとするのが、オーディオマニアの性です。(^_^;)

 

 この本を買ったオーディオ店で、2001年11月にアンプ、スピーカー、CDレコーダー、ヘッドホンをまとめて買ったのですが、その時対応してくれたスタッフがいて、私を覚えてくれていました。12年近く前になりますが、値切る客は覚えているものですね。

 

 パソコンでネットから音楽をダウンロードしたり、編集したりする人にとっては、必須なのでしょうが、私のようにネットから音楽をダウンロードすることも知らない人間にとっては、どうも「?」です。

 

 

 このオーディオ店で試聴用に唯一展示してあったアキュフェーズのチューナーです。何と346.500円!もします。

 最近、このチューナーで録音した音源を頂いたのですが、圧倒的なSN比に痺れました。

 

 

 

 

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「廃墟と再生」中西繁展 Ⅱ

2013-09-02 08:32:45 | 趣味

                          「廃墟と再生」中西繁展 Ⅱ

 

                                                         2013年9月1日(日)

 

 昨日の続きです。

 作者中西繁氏の作品は、デカイのが特徴です。写真どおりではありませんせんが、リアリズムです。克明に、特徴を描いています。それだけに、作者の意図がよく伝わります。悲惨な情景が暗い色調になるのは、必然を感じます。

 

 たまたま、誰もいませんでした。

 

 

 

 真っ青の空と風の流れを示す雲だけを見ると、何事もない世界ですが・・、どうしても軍艦島をイメージしてしまいます。私の軍艦島の「イメージ」は、「後は野となれ山となれ」です。

 「水蒸気爆発」とありますが、「水素爆発」ではなかったかしら・・。

 

 赤い屋根と白い壁の対比が美しさを際立たせています。

 左の方が、作者の中西繁氏です。

 50歳まで一級建築技師をしておられて、画家に転じたということです。

 高知県の観光特使でもあります。「リョーマの休日」「わざわざ行こう志国高知へ」。この駄洒落、たまりません。

 

 名刺の裏は、無料入場券となっています。

 

 「廃墟」と「再生」というテーマですが、廃墟を目の当たりにして、再生への課題を突き詰めることが必要と思いました。

 福島原発で、汚染水が大量に流出している現状でも、「収束宣言」を撤回していない政府に、課題を突き詰めるという姿勢があるのでしょうか・・。

 この展示開催に係わった、妻の友人の話によると、カンパが100万円集まったということです。

 この展示そのものは、無料でした。

 県立美術館の本館では、ゴッホの展示が行われていたのですが、私が知る限りでは、ゴッホより良かったと言う人ばかりでした。

 

 

 

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「廃墟と再生」中西繁展

2013-09-01 07:58:16 | 趣味

                         「廃墟と再生」中西繁展

 

                                                         2013年9月1日(日)

 

 久し振りに見た絵画展は、圧倒的な迫力でした。中西繁という方は、私は知りませんでした。妻の友人がこの「中西繁展実行委員会」に属しているものですから、その案内で見に行ったものです。

 実行委員会代表の「ごあいさつ」には、次のように述べられています。

 「世界各地の『正と負』の遺産を、ある時点、ある場面で切り取り、これだけのスケールで見せる画家は中西繁先生をおいて他に知りません。画家の平和への思いと人間に対する深い愛情、社会的正義に寄せる心を感じます。」

 

・2013年8月29日、広島市中区「広島県立美術館」地階県民ギャラリー。

注 この展示は9月1日17時までです。1日は11:00から作家による作品解説があります。早く見に行きアップしなかったことが悔やまれます。

 

 

 ナチの強制収容所から始まります。

 この強制収容者の蚕棚(より酷いですが・・)。ライフイズビューティフルという哀しい映画の場面を思い出します。 

 私が一番心を打たれたのがこの絵です。無念さがにじみでています。

 チェルノブイリの事故従事者で55,000人が死亡していることを知りませんでした。この人達の英雄的犠牲がなければ、累乗的に被害が世界に及んだことでしょう。

 

 

 

 

 絵というのは、一瞬にして、人々の心をとらえます。それが音楽との違いでしょう。もちろん、どちらが優れているかということではありません。

 

 明日も続きをアップします。

 

 この美術展は、写真撮影OKなのです。

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囲碁「電聖戦」

2013-03-30 08:02:01 | 趣味
                       囲碁「電聖戦」

                                           2012年12月30日(日)

 囲碁において、私としては非常に楽しみな棋戦が行われることになりました。その名は、「電聖戦」。囲碁棋士がコンピュータと「対戦」すると言うのです。

 11月21日の朝日新聞の報道によると、来年3月20日、「コンピュータ」と異名を持つ石田秀芳二十四世本因坊との対局となると言います。この企画をした方は、遊び心があると関心いたしました。人間のコンピュータと機械のコンピュータの戦いは、きっと奇怪なものになると思われます。


 この新聞報道によると、コンピュータ側が黒石を置くハンディ戦になるのですが、何子置くかは今後決定するということです。私は、2子なら人間コンピュータ有利、3子なら互角と予想しています。

 私も、コンピュータと囲碁を「戦って」いますが、コンピュータは強い部分と弱い部分があり、その「癖」を知るかどうかで、結果が大いに違ってきます。(詰め碁は、プロ棋士でも叶わないでしょう。しかし、突然何ら脈略のない手を打ったりします。もっとも、私の対戦相手は随分と弱いソフトですけど・・。)


 対局者の石田氏ですが、私が囲碁を本格的に教えてもらいだした時代に、本因坊5連覇という偉業を成し遂げました。それだけに影響力を受けまして、氏の本を買って勉強しました。勉強×係数=棋力ということになるのですが、私の場合は係数が大幅に低くて、トホホホ・・。

 まぁ、下手な横好きという言葉がありますが、下手でも無類の碁好きではあります。


 とまれ、この奇怪な対局、どのように「白黒」がつけられるか棋界が見守っています。






 この本で良く勉強をしました。



 石田氏は、この本を出版した時は25歳ですが、既に「コンピュータ」というニックネイムがあります。





(2013年3月30日、追記)

 囲碁電聖戦は、3月20日に東京都調布市でおこなわれ、囲碁ソフトが二十四世本因坊秋芳に4子で挑戦し、1勝1敗となりました。

 私の手合いの予想は3子でしたが、囲碁ソフトがまだ弱いのか、はたまた石田二十四世本因坊が強いのか・・。本因坊によると、アマ6段くらいとか・・。


 ネットで並べてみましたが、ソフト側に信じられない、一手パスするような、手が出たり、まだまだ改善の余地はありそうです。



 この棋戦は、毎年1回、第5回までおこなわれる予定です。ソフトがどれだけ強くなるかが関心事です。5年で1子上達すれば上々と思います。


 その昔、といっても十数年前ですが、小林光一9段が将来的にもコンピュータが人間に勝つことはないという趣旨の発言をしました。
 しかし、私はいずれかコンピュータが人間を超える日が来ると予想しています。人間、感情があるだけにその部分「弱い」!ただ、その分面白い。面白さという部分ではコンピュータは人間を超えることは出来ないのではないでしょうか。

 


(以下ネットからの引用です。)

 囲碁愛好家の間で今でも語り継がれている一局に「耳赤の一手」があります。棋力が著しく伸び、その名も全国に響き渡るようになった、秀策十八歳の時の逸話です。

 秀策は二度目の帰郷から江戸に帰る途中大阪に立ち寄り、当時準名人位(八段)として名をはせた十一世因碩と対局します。勝負は中盤まで因碩が有利な形勢で進み、秀策が長考を重ね百二十七手目を打ったその時「秀策の勝ち」を予言する男が現れます。その男は医師で、理由を尋ねる門人達に「あの一手で因碩師の耳が赤くなった。動揺し自信を失った証拠」と述べたそうです。

 予言通り形勢は逆転し、秀策が勝利します。この一手は、秀策の気力と天分が凝縮した究極の一手だといわれています。
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100年の恋

2013-03-16 08:30:53 | 趣味
                         100年の恋

                                                   2013年3月16日(土)

 2月の初旬でしたか・・、朝日新聞の投書欄に93歳の人が、「60年前の恋思い死にきれぬ」と題して投書がありました。そして、その投書を受けて2月18日、73歳の人が「初恋半世紀の思い伝えた」と題して投書がありました。








 はて、初恋の人に会うべきか会わざるべきか?

 私がよく行っていたスナックのママさん(68歳)の話です。

 中学校の時の同級生が会おうというので会ったら、食事代の割勘を請求され、ママさんは「げんなりした。」と言いました。男が誘っておいてという気持ちなのです。その男の方は中学校時代ママさんを好いていました。男が何十年ぶりに初恋の女の人とデイトする時、割勘を請求するか?



 その女は、割勘の勘定を終え、店を出るなり、男に聞こえるか聞こえないかの小声で「負担になっていたんだ。」と呟きました。

 男は瞬間感情的になりました。これまでさんざん奢ってもらっておいて、初めて割勘で勘定をする捨て台詞で「負担になっていたんだ。」はないだろう。


 実は、男は、この女を試してみようと思っていたのです。自分に付き合ってくれるのは、プレゼントや食事代を奢っているからで、それらがなければ付き合ってくれないのではなかろうかと・・。
 「今度から割勘でいい?」とデイトに誘うと、男の予想に反して、女はすんなり割勘を受け入れました。

 しかし、別れ際の「負担になっていたんだ。」に男は女の「打算」を感じました。男の洞察は、女自身が「負担」と感じていることを見抜いたのです。

 女は、男が「割勘でよい?」と誘ったとき、断ればこれまで食事を奢ってもらっていたから付き合っていたという「打算」を見抜かれることを洞察し、「見抜かれないように」割勘のデイトを受け入れたのです。

 しかし、「負担になっていたんだ。」というセリフにより、男の洞察は女の洞察を見抜く結果となったのです。

 今後、男が女をデイトに誘うことはないでしょう。女の「打算」に100年の恋も冷めたからなのです。



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呉清源

2012-03-23 17:48:27 | 趣味
                        呉清源

                                         2012年3月23日(金)

 岳父は、碁が好きでした。
 その影響もあり、私も碁を本格的に教えてもらうことになりました。25歳の頃です。

 生涯何百局と対局しました。最初は正目から最後は2子までになりました。岳父は4・5段で打っていましたので、私の棋力は、マァ、アマ初段程度といったところでしょうか・・。


 その岳父が残してくれたのが、呉清源囲碁全集です。
 立派な装丁の本ですが、総譜で載っているため、私程度の棋力の者には、並べるのに時間がかかり過ぎます。

 社会的にこの本を活かすため、オークションに出すことにしました。

 9800円也で落札しました。





































 囲碁史上誰が一番強いかは、難しいですが、呉清源は間違いなく10指に入ると思います。
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金貨オークション

2012-02-12 09:07:13 | 趣味
                     金貨オークション

                                         2012年2月11日(土)

 小学校5年頃でしょうか・・。グリコのおまけに古銭が付いていました。
 そのきっかけで、コインを集めるのが趣味になりました。
 といっても、本格的収集という訳ではありません。

 価値が出るのではないかという思いが、小5ではありましたが、確かにありました。

 しかし、あれから50年、一向に価値があがらず、埒が明きません。「運」が悪い時代だったのですかね。


 長男の妻にオークションに出してもらうことにしました。





 金の輝きはやはり魅力はあります。
 天皇即位記念10万円金貨。1990年発行、2,000,000枚。
 13万円で落札しました。金が30gですから、金の価値だけで12万円程度はします。



 裏面です。




 表面を綺麗に仕上げたプルーフ金貨。これは140,100円で落札しました。(購入は113,300円也)















 昭和天皇在位60年記念10万円金貨。
 1986年10,000,000、1987年1,000,000発行。
 これは1987年発行のものです。
 当時の大蔵省がバブルを煽った、記念碑的貨幣です。私も十分踊らされました。一時は10枚持ってましたので・・。(バホ)
 これは11万円で落札。







 昭和天皇在位60年記念10,000円銀貨。1986年10,000,000枚発行。
 11,500円で2枚落札。

 日本貨幣カタログには「完未」で20,000円とありますので、売値と買値では大変な開きです。



 裏面。



 オークションの手数料、長男の妻への謝礼、送料を差し引き、手元に約36万円残りましたので、これを運用し、運がよければ、5年で倍くらいに、と思っています。(捕らぬ狸の皮残用)


 「運用」って、「運」を「用いる」って意味ですかね。(?)
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CDプレーヤー、カセットデッキ故障

2011-10-08 07:15:40 | 趣味
                    CDプレーヤー、カセットデッキ故障

                                                    2011年10月2日(日)

 CDプレーヤーとカセットデッキが故障しました。



 上がソニーのCDプレーヤー、下がティアックのカセットデッキです。



 CDプレーヤーは、3年位前から、CDを入れると直ぐにトレイが出てきて再生できない症状が出ていました。
 その症状は出ないときもあるし、もう一台CD再生機があるので、修理に出さないでいたのです。(面倒くさかったのです。)


 カセットデッキの故障は、C-120テープを再生していて、テープがキャプスタンかピンチローラーに絡みついたのではないかと思います。テープが回らなくなったのです。こういう場合、私のデッキは「出ッ来」が悪く、テープを取り出せない構造になっているのです。
 外枠を外せば、テープが取り出せるかと思い試みようとしました。「?」六角ネジで絞めているではないですか!六角レンチがあったかな?
 私はいろいろと機械を突っつく「機会」のない人間ですから、レンチなんて持っていないと思っていたのですが、道具箱に何故かありました。

 外枠は外すことが出来たのですが、テープを取り出せる構造ではなく、止む無く修理に出すことにしました。



 CDプレーヤーの方は普通の十字ネジですが、カセットデッキの方は六角ネジです。CDの方が倍以上するんですが、ティアックの過剰品質です。




 今頃の修理代の高いこといったら!(特にメーカーに出すと。)


 CDプレーヤーは、2002年2月27日、デオデオ本店で97,200円で購入していました。
 カセットデッキは、同じく48,713円で購入していました。
 後少なくとも10年は動いてもらいたいものです。


 修理に持っていくと、本日(10月1日)から、見積もり金1050円をもらうことになりました、とスタッフが申し訳なさそうに言います。
 でも修理すると、1050円は修理代の内金となります。
 問題は、修理しない場合は、1050円は返ってこないのです。



 だいたいの金額でも知りたいと言うと、スタッフが出してくれたペーパーが次のものです。


 該当する項目がありません。


 後日見積りを知らせてくれますが、修理をする分岐点はどのあたりでしょうか?

 CDプレーヤーもカセットデッキも 2万円辺りでしょうか?




・2011年10月1日、広島市南区「デオデオ宇品店」。


 

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モディリアーニの絵の女

2011-09-12 18:08:23 | 趣味



モディリアーニの絵の女


 私の目の前に座っているこの女は、アルコールの影響で上気しているのか、それとももしかして、私を見てうっとりしているのだろうか。
 物憂い虚ろな目は、確かに私を見ている。がしかし見つめているのは私の後ろの虚空だ。

 私はモディリアーニの絵の女を思い出した。その女の目には瞳は描かれていない。丁度この女のように虚ろな目をしている。そして、その絵を見ている者を見ているようであるが、やはり見つめているのはその先の虚空なのである。

 私は、身動き一つせずに虚空を見続けるこの女に触ってみたいという欲望を抑えることができなかった。それは、私の欲望を満たすだけではない。この女を悦楽で満たそうと思ったからである。

 指を櫛のようにし、髪を梳かしてみる。芳しい香りが指から伝わってくるようである。ゆっくり、ゆっくり、時には耳朶にもかすかに触れてみた。大概の女は耳朶に触れると、喘ぐような息を吐くが、この女はピクリともしない。

 うなじまで髪が伸びているが、ここは触らない。うなじに触るのは、女をいかす時の切札としてとっておきたいからだ。

 私は、次に顔を愛撫してみることにした。この女の額に指を当て、眉にそって指を動かし、そのまま目の周りをかすかに撫でた。鼻は少し摘まんでもみた。それでも、反応がない。
 次こそ、この女は私の愛撫に反応を見せるのではなかろうかと、最後に頬を伝いこの女の唇に指をあて、唇に沿って撫でた。しかし、依然としてピクリともしない。一体この女には神経はあるのか! 血は通っているのか! 焦った私は、この女の唇に私の唇を押し当てようと、この女の顎を持って引き寄せようとした。


 「もしもし、もしもし、お客さま、お客さま、作品には、お手を触れないようお願いします。お手を触れないようお願いします。お客様!お客様!」
 スタッフの声に、私は、ハッと気が付いた。な、何ということだ。私はモディリアーニの絵の女を触っていたのだった。



 私は、私をして妄想の世界に引きずり込む、この女の魔力に、心底震えあがった。


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ゴッホ展

2011-03-03 09:16:22 | 趣味
                        ゴッホ展

                                             2011年2月21日(月)

 昨年12月6日に観た「炎の人」では幕間にビゼーの「アルルの女」の編曲が流れてましたが、ゴッホ(1853~1890) を思う時、「アルル」は特別な響きがあります。(「炎の人」は12月13日にアップ)
 「あぁ、ゴッホはアルルでゴッホになったのだ。」と。


 今回展示の代表作「灰色のフェルト帽の自画像 1887年」はアルル時代の作ですが、私には、ゴッホの自信が溢れているように思います。もっと言えば、自分を中心に渦巻くような筆致は、正に「世界の中心は自分だ!」ということを表しているように思うのです。
 ゴッホの絵は生前売れたのは何と1枚だけということですが、何時か評価される時代が来るとの絶対的確信があったのでしょう。


 ゴッホ没後120年を記念して開かれた今回のゴッホ展、ゴッホが出会い、影響を受けたモネ、ロートレック、ゴーギャンの絵画などを加えた120点が展示されていたのですが、あんなに沢山描いた「ひまわり」が一枚もないのです。
 オランダのファン・ゴッホ美術館へ観に来いということでしょうか・・。
 ゴッホは遠くなりにけり。
 
 





・2011年2月12日、福岡県太宰府「国立九州博物館」




 駐車場から歩いて行くと、巨大な建造物が現れます。



 寒波襲来で雪化粧されています。




 実に巨大な建物で、周辺整備を含めると数百億円の経費がかかっていると思われます。
 と同時に、政治家が暗躍していたのではなかろうかと、勘ぐります。




 会場に着いたのは、8:30頃でしたが、既に百数十人の人が列をなしてました。

 館側がテントを張ってくれてはいたのですが、この日の猛寒波に皆震え上がってました。
 後日談ですが、かなりの人が風邪をひいたとか。(ゴッホ ゴッホ) → 嘘





 人列はみるみる膨れ上がってきました。
 



 館側の粋な計らいで、開館の30分前から開けてくれました。
 巨大なゴッホの自画像のレプリカ(「灰色のフェルト帽の自画像 1887年)がお出迎えしてました。





 近ずくと、結構荒っぽい作りです。




 鬼島凱旋桃太郎。10F分くらいの吹き抜けで、とにかくスケールが大きい。











 出口で、リトグラフによるゴッホのレプリカが売られていました。
 「アイリス」が12万円。高くないと思いましたが、よく考えると我が家には飾る場所が無い!





 私達が出た10:30頃にも続々と人が列をなしてました。








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北谷の窯

2011-03-02 06:57:52 | 趣味
                       北谷之窯

                                             2011年2月26日(土)

 太宰府天満宮の参道近くで、北谷之窯の直営店に出会いました。

 あまりの美しさに惹かれて、入ってみました。

 この方の作品はどこかで見たことがあります。

 広島の福屋百貨店で、年一度、全国伝統工芸展が開かれますが、その時かも知れません。

 奥様が親切に作り方の説明をしてくださったのですが、忘却力ゆえ、覚えていません。

 ただ、象嵌という手法だそうです。


 翌日窯元を訪れる予定で、場所をお尋ねしたのですが、寒波襲来で、急ぎ広島へ帰ることに・・。

 何時か、チャンスがあれば、訪れたいです。




・2011年2月11日、福岡県太宰府市「北谷之窯」。





 ゴッホ展のアイリスのポスターが貼ってあります。









 実に手の込んだ作業です。



















 こういった実用品もあるのですが、ぐい飲みにしてもよさそうな湯のみが4,200円から。ちょっと手が出ませんでした。



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雨のコンダクター Ⅱ

2011-01-20 19:42:11 | 趣味
                      雨のコンダクター Ⅱ

                                             2011年1月8日(土)

 手塚治虫は、1989年2月9日に死んでいます。私が知ったのは新聞報道でしたので、その翌日だったと思います。当時、東京で半年間の研修中でしたが、「サボって」北海道へ旅行しているバスの車中でした。

 私にとって手塚治虫は最も尊敬するマンガ家です。世界史に名を残す、数少ない日本人の一人ではないでしょうか・・。



 手塚の葬儀は同年3月2日でした。当時の日記に次のように書いてあります。




 午後から授業をさぼって、○○さんと手塚治虫の告別式へ行った。青山葬祭場のまわりをファンが1万人取り囲んだということだ。この日TVのニュースで告別式が行われることを知り、TV局へ℡したが不明。結局馬場のぼる氏の家に℡して教えてもらった。式では同氏が友人代表で弔辞を述べていた。






 後ろ姿は、私です。



 手塚のマンガは一つの宇宙をなしていると思います。物語のスケールの大きさ(3人のアドルフ)、科学的先進性、そして何よりも、ヒューマニズム!(ブラックジャック)



 私の長男は、手塚のファンにもなりました。




注 1月1日にアップした「雨のコンダクター Ⅰ」の続きです。




 






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炎の人

2010-12-13 17:43:16 | 趣味
                              炎の人

                                                      2010年12月9日(木)

 ゴッホは、自殺したとされていますが、その「自殺」には様々な疑問があります。
 まず、自殺しようとした人間がなぜ家に帰ってきたのか?
 右利きのゴッホにしては、ピストルの弾丸の入射角度が不自然だということ。
 ピストルが見つかっていないということ。等など。


 私が最近みたTVでは、ゴッホがピストルを持っている弟のテオともみ合っていて、誤ってピストルが暴発してしまい、ゴッホは弟をかばうため、自殺に見せかけたのだとの、大胆は推理のものがありました。私には結構説得力を感じられました。


 ゴッホは、「炎の人」と題が付いているように、感情の激しい人物との印象があります。確かに、耳を掻き切ったり、ゴーギャンとの確執など、激しい言動を行ったようです。でも、私は、ゴッホは外界世界と自己との矛盾の矛先を自らを激しく問い詰めるような人物だったと思うのです。

 その矛盾の問い詰めによる、ゴッホの回答は、弱い立場の人や貧しい人への共感であり、限りない愛情でした。社会の矛盾を一身に背負うかのような娼婦シィヌとの同棲生活はその現れでしょう。

 
 私にとって、ゴッホの一枚の絵は、「カラスのいる麦畑」です。広い麦畑の上に黒いカラスが舞っているという、一見何の変哲もない絵ですが、私には、地獄へ引きずりこまれるような絵に見えました。奇しくも、これが絶作ということですが・・。




 無名塾、仲代達也演じる「炎の人」は、仲代の大袈裟な演技振りが大いに、鼻につきました。
 説教調のエピローグは不要でしょう。
 
 幕間の音楽は、ビゼーのアルルの女を編曲したものでしょうが、これが、とても情感がこもっていて良かったのは特筆ものと思いました。
(音楽は池辺晋一郎)




 ゴッホの絵は生前に一枚売れただけといいます。その当時の評価が歴史に耐えなったということを如実にあらわしています。
 今の我々が生きている現在にも、そのようなことは大いにあるでしょう。私は、ポイントはマイノリティをどう評価するかだと思っています。




2010年12月6日、広島市中区アルソックホール























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新旧デジタルカメラ

2010-01-13 17:11:37 | 趣味
               新旧デジタルカメラ

                           2010年1月10日(日)

 デジタルカメラを購入する好い訳ができました。電池が消耗しだしたのです。
 電池を新たに購入すると、約6,000円かかります。それならカメラもろとも買い換えた方がリーズナブルです。



              ペンタックス(旧)     カシオ(新)
・画素数          700万画素          1,210万画素
・ズーム          光学5倍           光学4倍
・レンズ(35mm換算)    37.5mm           28mm
・シャッター        1/2000秒           1/1000秒
・マクロ          0.02m            0.1m
・感度           400              3200
・液晶           1.8型             3.0型
・撮影枚数         245枚             550枚
・質量           210g             130g


 ペンタックスは750Zという型番で、2004年11月6日、77,800円で購入しました。
 カシオはEX-Z450という型番で、2009年12月12日、25,800円で購入しました。ポイントが21%付き、また、4ギガのSDカードを付けてくれましたので、実質19,000円程度です。5年間保証料は別に1,290円かかりました。


 使い比べてみると、小さく軽くなっているのが非常にgoodで、ポケットに入れて持ち歩くことができます。

 機能は、どちらもてんこ盛りですが、カシオの方が操作し難くなっています。一つのボタンで色んな役割を持たせているからです。コスト削減の影響でしょう。

 一番思うのは、画質性能がアップしていないということです。画素数とか特に値段については格段に進化していると思いますが、画質が進化していないのには、がっかりでした。

 それと、コスト削減の影響でしょうか、カメラが「ちゃち」になっています。ペンタックスは5年持ちましたが、カシオの方は5年は持ちそうにありません。カメラも世の世相を反映するのでしょうか? 軽・薄・短・小と、最近のある人間集団と同じです。

 鳩山総理大臣の発言の「軽」さ。事業仕分けにおける蓮舫議員の発言の浅「薄」さ。小沢幹事長の気「短」さ」。小沢幹事長が右向け右と言えば、一斉に右を向く民主党議員の「小」粒さ。
 






530PV,185IP


          
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