音楽と平和
2022年05月08日(日)
プーチン・ロシアがウクライーナに侵攻し、世界の平和が脅かされています。私は音楽と平和について、考えてきましたが、解が見つかりません。
そうした中、指揮者の小林研一郎さんが、考えを述べておられます。
5日の赤旗です。
小林さんは、
「一人一人の幸せが平和を導くと思います。音楽が人をつくり、幸せをつくって、新しい命が生まれ、凶悪な心は消えていく。そして平和が生まれる。」と言っています。
その通りになれば良いのですが、というかそうなっていく可能性はあると思います。
ただ、音楽を「凶悪な心」に利用する場合があるんですよね。典型的なのは、ナチスのワーグナー利用でした。つまり、音楽は場合によっては、どのようにでも利用できるという訳です。
「平和でなければ、音楽を楽しみことができない。」→これは、誰しも認める真実だと思います。
ただ、音楽をやっていれば平和になるか?というと、先の例のように疑問なのであります。
2021年12月3日の赤旗です。
昨年のショパンコンクールは日本勢は大活躍しました。2位の反田恭平さん、4位の小林愛実さん。
この影響もあって、優勝したブルース・リウさんのことがあまり紹介されていないんですよね。ダントツだったようですよ。
1日の朝日新聞です。
ラドゥ・ルプーさんは、ピアニストとして、名前だけは知っていましたが、この記事によると、実力の割にはあまり知られていないピアニストということです。
私は、音楽家は、音楽と平和の問題について、積極的に発言してもらいたいと思います。
きっと、私が知らない、思いもつかない、考えがあるような気がします。